イタリア旅行記②
初めてのヨーロッパ旅行
わたしと母を乗せた飛行機は
朝7時30分
無事にローマの空港へ到着した
イタリアに着いてみて
すぐにここはイタリアであることを
実感したのは言葉の問題だった
空港も街の看板、駅の切符売り場なども
案内の表記は主にイタリア語
駅や車内のアナウンスもイタリア語のみ
これは誤算だった
イタリアは観光名所も多く
観光客向けの英語案内などは
当然あると思っていた
せめてあいさつとかお礼などの
簡単なイタリア語を覚えてくれば良かった💦
空港からホテルまでの送迎車も
ドライバーはイタリア人
もちろんイタリア語で
ペラペラ話しかけてくる
相手が日本人だからと
ゆっくり話すこともなく
わたしたちが
イタリア語を話せると思っているのか
マシンガンのように早口で(笑)
わたしも母も
初めて聞くイタリア語に
全くついていけず
会話はちんぷんかんぷんだけれど
郷に入っては郷に従え
ここはイタリアなのだから
言葉がわからないのも
旅の醍醐味♡
ホテルに着けば
英語の話せるスタッフが
いるだろうから、きっと大丈夫
あまり言葉の心配もせずに
車窓からの眺めを楽しんでいるうちに
40分ほどでホテルへ無事に到着した
ホテルのチェックインカウンターには
朝10時すぎに着いた
まだチェックインの時間には早いけれど
ラッキーなことに
空いている部屋があったので
すぐに部屋に入れるという
日本を出発してヨーロッパへ到着すると
時差が体にキツイ
という話を聞いたことがある
確かに移動時間も長かったため、眠い
少し横になりたい
せっかく早めに部屋に入れたから
少し横になって休息をとろう
お昼過ぎまでゆっくりと休み
それから行動開始
高齢の母は長距離飛行がこたえたのか
「いくらでも寝られる」
と言ってそのまま部屋で寝ていることを希望
五ツ星ホテルのベッドは
マシュマロに包まれるように寝心地が良く
母もベッドを氣に入っていた
できることなら
この寝具を一式
ベッドごと
日本に持って帰りたいくらい(笑)
このベッドで寝られただけでも
このホテルに泊まれて良かった♡
お昼過ぎ
そういえば機内で朝食をとって以来
何も食べていなかった
2人とも少しお腹が空いてきたので
近くのローマ・テルミニ駅まで
散歩がてら
外出してみることにした
駅の構内にフレッシュフルーツを絞った
ジュースや
カットフルーツなどが売られていた
軽食の売店だった
お昼過ぎとはいえ
10人ほどが並んでいる
行列ができるということは
美味しいお店なのかな?
わたしたちも列の最後尾に並んで
順番を待つことに
売店は50代くらいの女性と
20代くらいの女性が
2人で販売していた
わたしたちの番がきて
50代くらいの女性に注文をするため
ガラスのショーケースに入った商品を
指差しながら
欲しいものを伝えた
すると驚いたことに
女性は
わたしたちをスルーし
後ろのお客さんを接客し始めた
わたしたち
無視されてる?
イタリア語が話せないから?
唖然としていたら
20代くらいの若い方の店員さんが
氣づいて対応してくれて
なんとか欲しいものを
買うことができた
きっとわたしたちを無視した店員さんは
英語がわからないのかもしれない
もしもわたしたちが
地元民のように
イタリア語で注文できたなら
あからさまにスルーされなかったかも
日本での接客だったら
無視はあり得ないけどね(笑)
言葉がわからない人を
まるでそこにいないかのように
扱うなんて
信じられなかった
まぁあの売店には
2度と行かないだろうけど
ホテルの部屋に持ち帰って食べた
生ハムとチーズのサンドイッチや
サラダ
ティラミスは
すごく美味しかったから
良しとする🎵
これも
今となっては
貴重な旅の思い出なのだから
食後、母はまた横になって
ひと眠り
わたしはシャワーを浴びてから
ホテルの中を
探検してみることにした
屋上にテラスがあるというので
行ってみた
夕方になり
わたしの好きなサンセットの時間
ホテルの屋上テラスへ
再び行ってみた
あぁ
やっと母を連れて
母の念願だった
イタリアに来ることができた
観光地めぐりもいいけれど
こうしてゆったりと
サンセットを眺めるひとときは
旅行先でも欠かせない
やっぱり空はいいなぁ
世界のどこにいても
夕日の時間は西の空を眺めていたい
➡️つづく
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