ビジネスメール詐欺 手口巧妙に 本物書類添付し油断 直接確認で被害防止


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via 取引先などを装ったメールで金をだまし取る「ビジネスメール詐欺」の被害がやまない。香港では本物の書類を添付して油断させるといった巧妙な手口が横行している。広がる被害を懸念し、専門家らは注意を呼びかけている。.…

1通目は「まだ振り込まないで下さい」と送金の保留を求め…
2通目は送金口座の変更を指示するもの…
3通目で送金先口座として香港の銀行の香港法人名義の口座を指定した。口座情報以外は品物や金額などが正確に記載された取引書類「インボイス」が添付されていた。…

「企業は通常の手順と異なる依頼を受けた場合、相手先の実在する担当者に電話でも確認してほしい」…


経済産業省所管の独立行政法人、情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターによると、取引先などを装ったメールで金をだまし取る手法は2015~18年に24件、今年もすでに5件の事例の情報提供を受けた。

詐欺グループはウイルス付きのメールやフィッシングサイトで不正アクセスの入り口を作ったうえで、本物に似たドメインやメールアドレスを用意し、自然な形でメールのやり取りの間に割って入る。…

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