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がんでも治療しながら働きつづける時代


#NIKKEI

via 国立がん研究センターは30日、「がんにかかったら仕事を辞めなくてはいけない」と考えている会社員の割合が、大企業で31.8%、中小企業で35.6%だったとする調査結果を発表した。同センターはがんに対する企業の理解と協力が不可欠として、先進事例をまとめたガイドブックを作成し対応を促している。…

かつてのように、
「私は癌を患ってしまったので治療に専念します。」
という時代ではなくなり、

「私は癌を患ってしまいましたが、病気を治療しながら働きます。」
という時代になりました。

大きな要因としては、癌が治る病気になったという点と、治る病気になったからこそ治すための医療費の負担を自らで担う必要が出てきたという両側面があります。


私自身は癌になったことはありませんが、これまでに何度か完治することはないと言われている病気を患ってしまった経験があります。一般には難病指定されている病気でも、世間の認知度はとても低いだけではなく、どんなに理解のある人でも病気の辛さというものは実際に経験したことがある人しか理解が難しいのだと実感しました。そんな中で、ずっと寝込んでいては生活が出来ませんので、体調が万全ではなくても働ける職場を探しました。

当時の私は、体調に負担のかからない職場として、コールセンターを選びました。私に求められるスキル条件はとても低く、当然給与も低いものでしたが、働いていれば手元のお金が減ることはありませんので、無いよりは良いという感じでした。

希望の条件を下げれば働ける環境はあるものですが、面接の際に病気のことをありのままに伝えて採用して貰えるのだろうか?という不安は強いものがあり、その時も病気を隠して面接に挑みました。

働く側としては、そんな不安を抱くことなく、病気であることを前提条件として、病気の治療をしながら働ける環境が欲しいものです。

企業側としては、高い能力を持っているのが分かっている人ならば、事前に病気のことを伝えて貰った方が配慮をしやすいというものです。


そこで・・・、私は以下の骨子案を作成しました。


2018年8月1日作成
新規事業骨子案「病気でも安心して働けるエコシステム」

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簡単には、働く際の前提条件の組み合わせを少し組み替えてあげるだけで、働く側にとっても、企業側にとっても、変に気を使うことなくメリットが高くなるという仕組みづくりです。

病気でも安心して働けるエコシステムづくりについて、「事業化してみたい」、または、「自社内にサポート可能なリソースがある」、或いは、「協業してみたい」という方がいらっしゃいましたら、MBAデザイナーのnakayanさんまでお気軽にご相談下さい。


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI 日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp

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