日本人の給料がほとんど上がらない5つの要因

#東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/267883

via 厚生労働省の「毎月勤労統計調査」に対する不正調査の問題が、相変わらず国会で審議されている。問題の本質は、官僚が統計を操作してでも「賃金上昇」を演出しなければならなかったことだ。

なぜ、日本の賃金は上昇しないのか。周知のように、1990年代以降の日本の賃金はほとんど上昇してこなかった。バブル崩壊による景気後退の影響があったとはいえ、欧米の先進国と比較して日本の賃金が低迷を続けていることは明らかだ。その原因はどこにあるのか。…

敢えて、筆者や皆さんと異なる「Value」の視点から。
日本人の多くは××会社の◯◯さんという、企業や組織の××というValueで仕事をしており、「私は△△をしている◯◯です。」という個人の能力や技能に応じた△△というValueが殆ど確立されていません。

××というValueが市場において向上しているのであれば、給与も比例して上がるのでしょうが、今や日本のトップ企業ですら、世界のトップ企業と比較すると中小企業レベルのValueしかありません。例え人材が不足していようとも給与が上がらないのは当然と言えます。

他方で、△△というValueは、個人が付加価値を生み出す能力や技能とも言い換えられますので、今後は△△のValueを高める事が出来ている人だけが、給与が上がっていく可能性が残っていると言えるのではないかと私は考えます。


#NewsPicks 2019年3月2日投稿

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