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nakayanさんの兵法【実践編】

2019年7月9日(火)付のYahoo!ニュースには、春日部市内で発生した強盗致傷事件の容疑者逮捕についての記事が掲載されていました。

いきなり顔を蹴られた男性重傷、自動販売機で買い物中に 春日部の路上 容疑で男2人を再逮捕

以下一部転載。
埼玉県春日部市の路上で帰宅途中の男性に暴行して重傷を負わせ現金を奪ったとして、県警捜査1課と岩槻署、春日部署の合同捜査班は8日、強盗致傷の疑いで、さいたま市岩槻区宮町2丁目、建設作業員の男(21)と、千葉県柏市戸張、自営業の男(20)=いずれも同罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は共謀の上、6月5日午前3時ごろ、春日部市粕壁の路上で、徒歩で帰宅途中のパート男性(69)に対し、いきなり顔を蹴るなどの暴行を加え、現金約4千円が入った財布を奪った疑い。

 同課によると、男性は外傷性くも膜下血腫などの重傷を負って入院中だが、命に別条はない。自動販売機で買い物をしていたところ、背後からいきなり襲われたという。

 事件から約1時間20分後の6月5日午前4時20分ごろ、約300メートル離れた春日部市南の路上で、飲食店員の男性(39)が複数の男に殴られ、現金約7千円を奪われる事件が発生。県警は同一犯の可能性を視野に捜査していた。…

ニュース記事を読む中で、多くの方が腹立たしさ似た怒りの感情や、それと同時に身近で起きた事件に対する怖さを覚えたのではないでしょうか。

そこで、僭越ながら参考までに実践で生かせるnakayanさんの兵法を提示させて頂きたいと思います。

nakayanさんの兵法【実践編】
その一、「戦わずして勝つ」
その二、「敵より先に勢いにのる」
その三、「敵情を理解し勝つためのパターンを作っておく」

その一、「戦わずして勝つ」

兵法における最も重要な定石は、無駄な戦いをせずに目的を達成することです。つまりは「戦わずして勝つ」ことです。戦いをすれば圧倒的な勝利を収めたとしても必ず自らの兵力を失うことになります。兵力を失わずに勝つことこそが、戦いにおける最大のミッションと言えます。今回のケースでは、自分が被害に合わないことこそが目的を達成することであり敵に勝つことです。

そのために必要となるのは、以下の自己防衛策です。

①深夜は出歩かない(アホなヤツらは大半が夜行性です)
②頭の悪そうなヤツらには極力近付かない(わざわざ自分から近付く必要はありません)
③ポジティブな気持ちを保つ(陰気が陰気なヤツらを引き寄せます)

戦わずして勝つためには、交渉や謀略も有効です。
このケースでは、手持ちのお金を先に渡してしまい敵との交渉よって身を守るのも有効です。お金は、後から警察に取り戻して貰えば済みます。謀略とは、相手の持つ情報を混乱させることです。例えば、あなたが突然頭のおかしい人のフリをして、ちんぷんかんぷんな会話を始めたらどうでしょう?敵は、出鼻をくじかれるだけではなく、なんだか気持ち悪くなり自分から去っていくかもしれません。これは、相手を謀略によって倒したことと同じです。


その二「敵より先に勢いにのる」

実際の戦いの中で勝敗を左右する最大の要素は、「勢い」です。更には、先手必勝であり、敵よりも先に「勢い」に乗ることが重要となります。「勢い」にのると言われても、実際にはどのように行動すればいいのか分からない人も多いかもしれません。

具体的には、先に「大声」を出すだけでも相手の戦意を失わせ「勢い」にのる事は可能です。イメージとしては、空手のカタです。敵を威嚇する「大声」です。卓球の愛ちゃんのような「サー!!」でも大丈夫です。ネコが敵を威嚇する時には、得も言われぬ殺気があります。あの殺気こそが相手を退かせ、行動を躊躇させることに繋がります。見知らぬ人間に対して強盗致傷をするようなアホなヤツらは、心理学的には闘争・逃走反応の状態であると判断出来ます。この闘争・逃走反応が出ているヤツらは闘争本能と同時に相手から反撃に合う恐怖心を持っています。無抵抗状態になると反撃出来なくなるまでトコトン攻撃されますので、敵が戦意を失うまで気迫を保ち続けることが重要です。


その三、「敵情を理解し、勝つためのパターンを作っておく」

アホなヤツらによるグループの特徴として、攻撃的なヤツらが2人以上になると、他者に危害を加え始めます。グループの中で直接的な攻撃をしてくるヤツは2人です。1人だと思って油断をすると、もう1人に後ろからやられますので、要注意です。

しかしながら、グループを率いる攻撃的な2人さえ叩きのめせば、残りのお付きのヤツらは何人いようが相手にしなくて済みます。

仕留めるべきターゲットは2人です!

そう言われまして、1人で2人を相手にするのは、強者でもなかなか難しいのが実状です。敵はそこが分かっているからこそ、勝利のパターンとして攻撃をしてくるのです。いかに、敵の勝利のパターンを崩し、1対1の状況にして戦うことが出来るかが問われます。私ならば、次のような戦い方をするでしょう。

例えば、ミゾオチにボディを叩き込めば、鍛えてない相手の場合は、3分くらいは息が出来ず動けなくなります。強盗致傷をするようなアホの9割方は鍛えていませんので有効です。一人が動けなくなっているその間に、1対1で戦えば、勝てます!!

これが、nakayanさんの勝利のパターンです。



※こちらは2019年7月9日(火)のnakayanさんのfacebookでの投稿を読みやすいように補足・修正を加え再編集したものです。


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI 日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp

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