開示請求制度改良試案

仮に相手が神原さんだとしたらもしかしたら訴訟起こされただけで無関係の一般人に情報が伝わる可能性を考える人も多そうなので改良案を考えます。

現行制度

開示裁判:今はここで相手の本名含む情報がまとめて出てきます。裁判所は割りとカジュアルに開示するのでその後原告が敗訴しようがここで情報を掴まれます。
ご存じの方も多いかと思いますが被告には裁判の前にプロバイダから開示依頼のお誘いが来ます。

目的の訴訟:勝ったり負けたりします。終わりです。この訴訟のために開示された情報の目的外使用は法律で禁じられています。
現実的な強制力はありません。文字が書いてあるだけです。普通に考えるとふざけて漏らすと次回の開示訴訟が通りづらくなります。

改良案

目的の訴訟:先にこちらを提起する形式にします。訴訟相手を匿名の開示相手に設定できるようにします。(恐らく相手が決まってない訴訟を設定すること自体が制度設計として難しいのだと思います。)
ここで開示裁判をして勝ったらそのまま情報が「裁判所」に流れてくる形にします。本名は(多分裁判の中で使うので)仕方ないとしても住所やその他情報は確実に隠すことができます。開示できなければ取りやめでも敗訴にでもすればいいでしょう。


別に開示裁判に目的を設定して、情報を裁判所に流して目的の訴訟の相手を開示請求の相手先に指定しできるようにしてそれを裁判所が突き合わせる形にすればあとはやりやすいように制度設計したらいいと思います。



素人の妄想ですがこの程度を思いつかない専門家の方というのもまた程度が低いなと思います。性善説だけで現実が動く訳ありません。どうして賠償が決まってもない相手に個人情報が伝わるのでしょうか?普通に気持ち悪いんですが法律家達は何も思わなかったのでしょうか?

今後もこの程度の短い記事を量産していきたい所存です。


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