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#29 あきらめないためには。35歳でこの世を去った登山家栗木史多さんのお父さんに出会って。

2018年5月。エベレスト登頂時に命を失った、登山家の栗木さん。
この放送は、2021年3月。
石原監督が、北海道に行っていた時の収録。

https://stand.fm/episodes/604b781716cc3233771ed072

この時、石原監督は、登山家の栗城史多のお墓参りに行き、栗木さんのお父さんに出会って、直接、栗木さんのお話、お父さんのお話を聞いていた。栗木さんのお父さんは、ご自身も障害がありながら、20年間、温泉を掘り続けた、掘りあてた、という人。

諦めずにやり抜くには何が必要なんですか?

話を聞いてみたくて、行ったんですけど、
自分の中の視座が増えたというか、
自分の中になかった感覚を覚えたんですよ。
「諦めずにやり抜くには何が必要なんですか?」
それまでは、何があってもくじけない強い心か、
辛くても信じられることかと思っていました。
でも、栗木さんのお父さんは、
「あんまり考えないことだよ。
 ぼかさないとやってられないこともある」


すぐに為せることもあるし、
時とタイミングが来ないと咲かないこともある。
あまり、考えないことも大切だよ。って。
焦れば焦るほど、人は離れちゃうから。
余裕を持って、楽しくやって。
って、言ってくれたんです。

息子さんが、命をかけることに不安はなかったんですか?

命がけの登山を繰り返し、指を凍傷で9本失っても、エベレスト登頂を目指し、そして最後に最難関のルートを選び命を失った史多さん。
お父さんとして、どんな気持ちだったのか。。。

そこは、当たって砕けろですよ。
右に行っても、左に行っても、何かはある。
止めれば止めるほど、走り出すよ。

栗木さんのお父さんのお話。


私が、石原監督のお手伝いを、本格的にすることになったのは、ちょうどこの頃だったような…。
その時に、石原監督にもらったことばに

「花が咲く時は一気に咲く。
 狙って実現するんじゃなくて、
 思いを持って行動して、
 花が咲くのを待つ感じ」

石原孝尚談

という言葉がありました。
狙って、取りに行くことに価値があると信じていたなぁ・・・

思いを持って、行動できているかな。
諦めないぞって、頑張り過ぎてないかな。

白黒つけず、ぼやかしながら。
余裕をもって、
楽しみながら、
皆で進むぞ。
誰も、置いていかないぞ。

そんな風に、思わせてくれた回でした♪

Happy First note担当でした🙌

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▶石原孝尚 愛知県出身。金沢大学を卒業後、筑波大学大学院に進学。U21男子日本代表や女子日本代表スタッフとして活躍。大学院ではコーチングとともに健康教育学も専攻し修士論文のテーマは「母親のメンタルヘルス」。卒業後、前橋育英サッカー部コーチになり元日本代表細貝萌や田中亜土夢を指導。帝京高校ではプロ野球ソフトバンク中村晃や日ハム杉谷拳士、阪神原口文仁を教員としても指導。サッカー部コーチとしては清水エスパルスの大久保拓生や2021年ルヴァンカップMVP選手名古屋グランパスエイトの稲垣祥など多くのプロ選手も育てている。(稲垣祥選手から自分に影響を与えた指導者として選出)。新宿歌舞伎町ホストで有名なROLANDも帝京高校時代の教え子。大学教員を経て、INAC神戸の監督として、澤穂希や川澄奈穂美などを率い、チームを史上初の四冠に導く。

その後アメリカに拠点を移し、アメリカ女子プロリーグのコーチに就任。アメリカ代表キャプテンとして代表出場311試合のレジェンドChristie Ramponeなどアメリカ、オーストラリア、カナダ、デンマークなどの各国代表選手たちを指導。高い評価を得ていた。帰国後、浦和レッズレディースの監督として若きなでしこ代表たちを指導。2018年11月よりオーストラリア女子プロリーグMelbourne City FC Ladiesのコーチとして活躍。現在、岡山県高梁市の企画交流アドバイザー、岡山理科大学経営学部招聘教授として、企業研修や講演などでも活躍。