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使い捨てないテイクアウトカップ「CIRCLE CUP」

コロナ禍でイートインではなく、テイクアウトの飲食がさらに増える中、使われている使い捨て容器類や包類をみると、どうにかならないかと感じるのは私だけではないでしょう。衛生面や安全面からも使い捨てざるを得ない?もの以外は、使い捨てない様々な仕組みが増えていくんだろうなと思っていたら、ありました!「使い捨てないテイクアウトカップ『CIRCLE CUP』」
ご紹介します。

使い捨てないという選択肢


随分とテイクアウトやお取り寄せグルメが充実し、外出せずとも美味しいできたてのものや、温めるだけでレストランの料理が手軽に味わえるようになりましたね。

そのための容器類の美味しさを保つ工夫や進化は、目を見張るもの。どんな自体になっても、わたし達生活の便利さや豊かさに繋がる開発が今もなお進んでいることを想像したりします。

とはいえ、使った後の容器類は捨てるという選択をするものが一般的。または捨てて身軽になるから、使い捨てるを選択することも。その一方で出るゴミの山には心痛めてしまいます。使い捨てないという選択肢も、常にある状態になるとよいのかもしれませんが、現実的にはまだまだ先のことなのかも。

使い捨てないテイクアウトカップ「CIRCLE CUP」


2022年4月から導入される「プラスティック資源循環推進法」の中でも、プラスティック使用量の削減やリサイクルする具体案として12品目が挙げられましたが、その中にプラカップは入っていませんでした。

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容器として使われる紙コップも、実はその多くがプラスティックの樹脂でコーティングされています。そのため熱いものにも冷たいものにも耐えうるようになっているからです。実質的にプラ樹脂はリサイクルできないという扱いかもしれません。

とはいえ、日本で使用している使い捨てカップが年間40億個。その製造や廃棄にはやはり二酸化炭素が排出される。そんな使い捨てがあたり前になっているコップを「使い捨てない」にするのが「CIRCLE CUP」

飲食店がパートナー契約をすることで利用できる、貸与専用のテイクアウトカップ。これは、ドリンク代とは別に300円の利用料を払い利用しますが、使い終わった後は、そのパートナー店舗のどこかに返却すると300円が「エコ協力金」として受け取れる仕組。飲食店は返却されたカップを洗浄し繰り返して使用されます。

このCIRCLE CUPは、竹害を予防するために伐採された竹を主原料としたバイオマスプラスチック製で、従来のプラスチック製品と比べて廃棄時の二酸化炭素排出量を46%削減。竹の特性である抗菌・抗ウイルス効果もあり、食洗器で洗浄できる上、電子レンジで温めることも可能。環境にやさしいだけでなく、パートナーとなった飲食店にとっても、実際に利用する人にとっても、様々なメリットを実現できるようになっています。


まだ利用店舗は4店舗のようですが、これがどんどん広がることを期待したいですね!

使う人をも巻き込んだ小さな取組が脱炭素社会の実現にも繋がる。
未来を変える「CIRCLE CUP」にも目が話せません!


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