順子さん2

女性のライフスタイルに寄り添う「ビューティー&デトックスサロンJOUR +ジュールプラス」オーナーの”古賀順子”さん

「女性を笑顔にするお手伝いがしたい」と、自宅サロンを立ち上げ、日々の出逢い、そして仲間づくりを、大いに楽しんでいらっしゃる古賀順子さんに、お話を伺ってきました。

古賀順子さんプロフィール
活動地域:福岡県
経歴・現在の職業および活動
独身時代は、アパレルの販売やバイヤー等のサービス業を7年半勤め、結婚を機に退職。
1年半事務職を経験し、年子で出産。
息子が6ヶ月の頃、美容業へ転身、エステセラピストとなる。
息子が0〜3歳まで、病気や喘息での入退院を5回も繰り返したことから、健康の大切さを痛感。そこで出会った耳つぼに興味を持ち、ストーンセラピストを取得。認定講師も続けて取得。
SNSを通じて15年ぶりに友人と再会。彼女が立ち上げたママコミュニティ「ママそら」の運営を手伝うこととなり、コミュニティ活動を始める。
現在全国につながるママそらは11支部。福岡支部代表として活動中。
エステセラピストでありながら、体調不良や肌荒れを経験し、食の大切さと、デトックスする内側のケアの重要性に気づき、ファスティングマイスターを取得。
2017年、ミネラルファスティング・耳つぼ・エステで女性のライフスタイルに寄り添うプライベートサロン「ビューティー&デトックスサロンJOUR+ジュールプラス」で独立する。
2018年2月、3人目となる次女を出産し、子育てしながら自分らしい仕事や活動の在り方を日々確立中。

「家族が中心軸」

記者:どのような夢やビジョンをお持ちですか?  

古賀順子さん(以下、古賀 敬称略):                   サロン名は「ビューティー&デトックスサロンJOUR+ジュールプラス」 「ジュール」というのはフランス語で「日常」や「日々」という意味もあるそうで、その方のライフスタイル、人生の日常にそっと寄り添いながらプラスになる場所でありたいと思ってつけました。
女性が健康的に美しくなれるお手伝いをし、それによって笑顔になってくださる方を増やしていきたいと思っています。
そして、中学の同級生と15年ぶりにSNSで繋がったのをきっかけにママコミュニティの活動を始め6年目に入りました。現在「ママそら」の福岡支部代表もしています。この2つの始めたきっかけは違いますが、やはり女性に笑顔になって欲しいというところは、共通していますね。
そして何をやるにしても、私のライフスタイルの中心軸は常に「家族」であり、その基盤の上に夢やビジョンがあるといった感じです。

記者
:家族を中心とした理想の自分像ってあるのですか。

古賀
:家族全員が、お気に入りの場所は?って聞かれたとき、家が一番良いねって思える環境、信頼関係でいられるということ。それがあって、外にいけるのかなと思っています。
そこに軸があるので、私のやっているものは、基本、子連れOKのものです。
主人を始め、両親や子どもたちから、支えてもらっていますし、信頼してもらっています。家族の「安心」は本当に大事だと思っています。

記者
:「安心」の中で循環交流ができていて、素晴らしい家族ですね。

 「世代交代しながら、新しい仲間づくり」

記者:ビジョンを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

古賀:今年の目標は「仲間づくり」です。サロンでも、ママそらでも、これから何かやりたい!というママの、お手伝いがしたいと思っています。
サロンを作って3ヶ月くらい経ったとき、3人目の子を妊娠しました。サロン設立当初はエステなどの施術メニューが中心でしたが、妊娠をきっかけに、ファスティングの指導や講師業にも力を入れるようになりました。
ストーンセラピストやファスティング講師としての活動はこれまでやれていなかったので、1歳の娘が新しいきっかけを作ってくれたのだと思います。
これからのサロンの在り方として、学びたいという生徒さんを育てる仲間作りにもより力を入れていきたいと思っています。また、若いママたちに世代交代していくことを教えてくれたのかもしれません。
1歳の娘が生まれてきてくれたことで、もっと一緒にいたいな・・居ながらできる仕事ってなんだろう・・自分には何ができるだろうか・・など、考えの視野がぐんと広がりました。子供はどんどん成長していくので、ママとして女性として成長し、老化しないよう頑張りたいと思っています。
今までも、何かを創り出すという場面に居合すことが多く、創り出すことが、とても楽しく好きなようです。
私だから必要だという役割があれば、これからも挑戦したいと思っています。

「バランス。そして調整力」

記者:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をされていますか?

古賀
:仲間になりたいと思う人には、自分から会いに行ったり、こういう風になりたいです!というのを、口に出すようにしてます。そうしたら、そういう人に自然に繋がったり、紹介していただけたり。思うだけではなく、言葉にすることは大事だなと思っています。言ったからにはしないといけないですからね。

記者
:言ったら、しないといけないと思うのですか?

古賀
:しないといけないというよりは、そのために何ができるかと考えるということですね。
どうかな?と、自分がモヤモヤなった時にはお断りする決断も必要ですしね。
以前は全部、頼まれごとは試されごとと思い、自分を成長させると思い全部受けてきたのです。その時にきつかった自分もいて、そういった時に子どもの話を聞いてやれなかった自分とか、時間に追われてイライラしてしまうとか、色々学んだのでパンパンってなって来そうな時にはすぐ調整します。
以前であれば、無理してやっていたと思いますが、これをやると家族が大変になると思うものは、断ることにしています。バランスは大切だと学びました。

「とにかく気持ちがのったらやってみる!」

記者:そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

古賀
:母を通じて某化粧品会社のエステセラピストになりました。上の子供たちの面倒をみてあげるから勉強しなさいと言ってくれたのがきっかけです。
「ママそら」に関しては、中学時代の友人からの連絡がきっかけです。
これまで積んできたキャリアを諦め、転勤族のご主人との結婚した彼女は孤独な妊娠出産期を過ごしていました。自身の経験を活かし、日本中どこにいてもママたちが繋がれるコミュニティをつくりたい。彼女の不安なママたちを救いたいという熱い想いを聴き、私にに何ができるかわからないけど手伝いたいと思いでスタートしました。
その頃、思い出深いことが、あなたの夢って何?一番願うことは?って聞かれた時、息子が長い間、入院していたこともあったので、「家族の健康です」とずっと言っていました。
それはそうだけど、自分の夢や目標は?って聞かれた時に、何も答えられず・・・。ママになってから自分のことなど考えたことなかったなぁ・・・と思っている時に、ママそらの「輝くママ」というインタビューの話がきました。
その当時自分なんて輝いてもないし、自分の夢ってなんだろうと必死に考えたことを覚えています。夢だから!と思って自分でサロンを持てたらと答えたところ、5年後実際にサロンをつくっていました。

「誰かのために役に立ちたい」

記者:その発見や出会いの背景には何があったのですか?

古賀
:私・・・母の後(背中)を追ってるのかなって気がします。私の母は、PTA会長などを引き受けて、卒業式など父兄代表で、みんなを感動で泣かせるような人でした。子どもの頃は、それが恥ずかしかった・・。
役員決めから帰ってくると、また引き受けていて、どうせならされたんでしょ?と言っていました。高校の時、ダンス部に入っていたのですが、うちの親だけ合宿の時とか差し入れを持ってきたり。その時は、お願いだから目立たないでって思っていましたが、今となれば本当に感謝でしかありません。
私も子どもの学校の役員は、できることは受けていて、私が子どもたちの習い事のことなどで、何か一生懸命したくなるのも、母の背中をみて育ち、母もこういう思いだったのかな・・など思うようになりました。
トイレ掃除は、家以外の外のトイレもよく綺麗にしていました。「順子が綺麗になるように、いつもしている」と、大人になって聞くと、そんな風に思ってくれていたんだなぁと、母の愛を感じています。

記者
:今は、お母さまみたいに、なりたいと思っているのですか?

古賀
:なりたいというか、なっていますね。子供の頃は、母のようになりたくないと思っていましたが、結局、しっかり受け継いでいるように思います。
私が仕事やイベントなどで、どうしても子供たちを預けないといけない時も母は協力してくれます。母が私を産んだ時は3人の子供を抱えて親に頼れなかったので(他界していたため)、大変だったから自分がいる間はそんな思いをさせたくないとも言ってくれていました。
そして、今は上の子達が10歳、9歳とある程度手がかからなくなった頃、この子(1歳)が生まれたので、「私が面倒見てあげなきゃ!」と72歳になる母は一層元気になってきました。
以前、なんで人のことばかり考えるの?と聞いたことがあります。
その時母は、私のかあちゃん(祖母)には足元にも及ばないと答えてました。

記者
:誰かのために役に立ちたいという思いは、ずっと継承されているのですね。

古賀
:私の活動としては、いろいろな方の活動のきっかけになるような場所がつくれたら、目的達成。また、私自身もみんなと学びをシェアできたり繋がれる場がコミュニティなのです。
その場所作りが結果として、誰かの役に立っていたり喜んでもらえるきっかけになれば嬉しい限りです。
今後もその気持ちを大切にしながら、活動も楽しんでいきたいです。

記者
:ありがとうございました。

【編集後記】
インタビューを担当した、大川、太田ひ、太田と です。カフェのような素敵な古賀さんのお宅でインタビューさせていただきました。且つ、今回はインタビュイーもインタビュー担当者も、子連れという環境でのインタビューにチャレンジ。子連れならではの、あたたかい雰囲気の中、途中カオスにもなりながら、無事インタビューが終了いたしました。柔らかさと、真の強さ、そして何でも受け入れる大きな愛がベースの古賀さんに、とても魅了される時間でした。本当にありがとうございました。共に美しい時代を創っていきましょう。
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古賀順子さんの活動、連絡については、こちらから↓


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