【小説】ワーママ!vol.2-2
前回の話はこちらから。
その後も、何度か“亜美さん”の都合がつかない時にシッターとしてアルバイトに呼ばれた。真波が予想以上に公佳に懐いたという点も大きかった。
ほぼ毎日、真波から「今日はキミちゃんは来ないの?」と聞かれると百合香に苦笑まじりに言われ、とても嬉しかった。
百合香を好きということもあったが、それ以上に真波が可愛く、成長を見守りたいという気持ちも大きくなってきていたのだ。
また、バイトを続けるにつれ、真波が眠った後にリビングでお茶を飲みながら昼間の報告をするのが常