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ふとしたことがきっかけで

久しぶりの投稿。


そう、タイトルのとおり、

まさに「ふとしたこと」が、
きっかけで大切なことを思い出すことがある。

最近のそれは、
久しぶりに開き、読み始めた本の序文を読み始めた時。

8月のニューヨーク、耐え難く蒸し暑い午後。
そんな中、急いで帰路に着こうと乗った時のバス車内でのエピソード。

中年の黒人運転手が顔いっぱいに笑みを浮かべて「こんにちは!ごきげんいかが?」とお客さんを迎えていた。
筆者同様どの客も驚いた顔を見せながら、その日の不快な天気のせいで、答える客はほとんどいなかった。(中略)
バスが渋滞の中のろのろ進むうちに、車内に少しずつ不思議な変化が起こり始めた。運転手は、乗客を楽しませようと、左右の街の風景を陽気に喋り続ける。
ニューヨークの街の魅力を楽しげに語る運転手の明るさが、乗客の間に広がっていった。そして、バスを降りる頃には、乗客は乗ってきた時の不機嫌な殻を脱ぎ捨てて、「さよなら!いい1日を!」という運転手の元気な別れの挨拶に笑顔で応えていた。

『EQ 心の知能指数』ダニエル・ゴールマン


そう、私はこんな循環を起こしたいんだ。

温かくて、優しくて、軽やかな循環。

そんな明るい社会が広がって、
そんな環境で子どもたちを育てていきたいと思ってたんだ。

日々の多くの時間を費やすお仕事を頑張る人たちが、
もっとイキイキと楽しく、やりがいを感じる環境を作っていきたいんだ。

それが、
いつの間にかやり方に捉われて、
必死にハチマキを巻いて頑張っていたら、

情報やタスクに溺れてしまい、
から回って、滑って、

ちょっと気持ちが落ちている自分がいた。

そんな時に、
ある人の「何気ない親切」に心が救われたのだ。

その温かな心や思いやりが私のエネルギーとなり、
よし頑張ろうってまた立ち上がれた。

それが最近のお話し。

その時に何気に手にした本からの気づき。


今の活動の原動力、
私自身がそんな温かいエネルギーの発信源となり、
関わる人たちの心に何らかの形で元気な循環を起こすことだ。

自分が思いやりのエネルギーで満たされて、
自然と溢れている状態が、
私の最もパフォーマンスが高い状態であるということを思い出した。

大切なこと、、

定期的に自分の「なんのために?」に立ち戻ること。

それが自分の天然のモチベーションのエネルギーとなる。

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