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自覚症状ナシ!?精子不調の基礎知識

こんにちは。
妊活を始めようとしている33歳です。

今回は
「男の妊活 〜知識編〜」
精子不調には自覚症状ナシ!?についてです。


この記事はこんな方にオススメ

  1. 妊活を始めようとしている紳士淑女の皆さん

  2. 最近なんだか元気がなくなってきた男子諸君

  3. 性に関して興味のある全ての人類


結論


精子不調時に自覚症状はありません。

まず初めに、精液を産生しているのは精巣ではなく
精嚢(せいのう)や前立腺と呼ばれる部分です。
無精子症であっても精液は射出されるので、ほとんどの人は検査をするまで無精子症や乏精子症であることを自覚することはできないそうです。

無症状なのに、病院に行って検査をするのは抵抗がある人は多く
そんな方に向けた簡易精子検査キットも販売されています!

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精子不調のあれこれ

精子不調はと一体どんな状態のことでしょうか?
大きく分けると2つです

  1. 精子が少ない状態

  2. 精子がいない状態


精子が少ない状態と病気の可能性

精子が少ない状態にも
単純に数が少ない場合と精子数は正常にあるものの
運動率が低い場合に分けることができます。

●乏精子症

乏精子症(ぼうせいししょう)と呼ばれるこの症状は
精子の数が少ない状態です。
治療法としては漢方薬やホルモン療法で回復する場合もあります。
少ない中でもどのくらいの数かによって、タイミング法、人工授精、体外受精を検討するべきとされており、医師と共に進めていくことが重要です。

●精子無力症

精子無力症(せいしむりょくしょう)は
精子の数は正常にあるものの精子の運動率が40%以下
前進運動率が32%以下(通常の運動率は60~80%)
乏精子症と合併しているケースもあり。
こちらも妊活方法は検討が必要な症状です。

精子がいない状態と病気の可能性

精子がいない状態は以下2つの大きく分けることができます。

  1. 閉塞性無精子症

  2. 非閉塞性無精子症


●閉塞性無精子症

閉塞性無精子症(へいそくせいむせいししょう)は以下
先天性と後天性に分けられます。

・精巣上体炎
性感染症などにより精巣上体で炎症を起こし、発熱や精巣上体の腫脹、痛みなどの症状があります。炎症の自覚はあっても無精子症になっていることを自覚することはできません。
・精管欠損症
生まれたときから精子の通り道がない状態。見た目にもわからず自覚症状がないので、外科手術をした際に偶然見つかる、検査を受けてはじめて自覚するというパターンが多数。

●非閉塞性無精子症

非閉塞性無精子症(ひへいそくせいむせいししょう)は先天性となります。

・遺伝的な病気によるもの
検査の中で多く見られるのはクラインフェルター症候群。出生男児の1/660 人の頻度といわれ、長い腕と脚、小さな精巣などの特徴的な表現型を示しますが、自覚症状はありません。
・停留精巣
小児期に健診で指摘されて手術をすることが多いですが、まれにそのまま大人になる人も。その場合は、触ってみたときに精巣が陰嚢内にないことを自覚することが可能。

まとめ

  1. 精子不調に自覚症状はほとんどない

  2. 精子不調には数が少ない/運動率が少ないパターンがある

  3. 原因には先天性と後天性がある

いかがでしたか?
私がご紹介できるのは情報と対策ツールのみ。
行動するかどうかはいつでもあなた次第です!

それでは良き妊活Lifeを!Adu


1人では何もできないからこそ、人の助けが身に沁みます。