SNSを始めてから、たくさんの犬飼いさんの投稿を見る機会が増えた。
Twitterだったり、Instagramだったり…

以前、私が参加している獣医さんのオンラインサロンで、SNSに犬の死体をあげる感覚がおかしいという発言があり、確かにそうだよなと思った。

獣医さんは、自分の両親が亡くなって、花に囲まれた死体の写真載せないでしょ？
それと同じなのに、なぜ亡くなった犬の写真を載せるの？というようなことを言っていた。

あー、すごく納得。
ホントそうだよね。

みんなSNSに載せる何かを常に探している？
私もSNSやっているので、その気持ちはわかるけど、感覚が麻痺してしまってはいけないなと思った。

後は常に思うのは極端な擬人化。
ペットは家族だけど人間ではない。
あまりに擬人化しすぎるのもどうかな。

例えば誕生日。
まぁ、我が家でもお祝いしたい気持ちはあるけど、特別なご馳走は用意しない。
昔、まだ1歳とかそれぐらいの時に、それをやったがために、下痢が続いたことがあった。

犬に特別なご馳走はいらない。
これから迎えるクリスマスやお正月もしかり。
お正月なんて、病院も休みだろうし、余計なことをして休日診療に行く羽目になるなんてバカバカしい。

イベントごとに特別なごはんを用意するよりも、毎日お肉を食べられる犬の方が幸せじゃないかな、と私は思う。
だって、犬本来のからだにあった食事なんですから。

そういう意味では、犬はドッグフードを食べる生き物と認識している飼い主さんに飼われた犬は犬生の最大の楽しみである食事の楽しみを奪われて、擬人化されて可愛がられても幸せ半減だよね。