第9ステージ

今日のステージは、チームタイムトライアル。
チームごとにコースを走り、9人のメンバーのうち、5番目にゴールした選手のタイムが、チームのタイムとなる。

文字どおりのチーム戦だ。
個人総合順位にも、その成績が反映されるため、各チームは自分達のエースの順位を上げるべく、必死の闘いを繰り広げた。

各々のチームは、綺麗な隊列を組んで走る。
お揃いのユニフォームが並んで、とてもキレイだ。
私はその光景が好きなのだが、夫はあまり好きではないらしい。なぜ?と聞くと、タイムトライアル用のユニフォームや自転車がかっこよくない、と言っていた。

うーむ、確かにカッコ悪いかも。
特に、タイムトライアル用のヘルメットは、平常のものより空気抵抗を減らすためか、流線形で、まるで宇宙人の頭部のようだ。
まさに、映画のエイリアンのような感じ。

自転車のタイヤやハンドルの形も、通常とは異なったものだ。そういった道具面を考えただけでも、ツールは参戦するのに、かなりお金がかかりそう。
ヨーロッパは自転車レースの人気が高いから、スポンサーもつきやすいんだろうな。日本では…なかなか厳しそうである。

さてさて、結果はBMCレーシングというアメリカのチームが優勝。フルーム率いるチームスカイは、1秒遅れで2位となった。
その結果、フルームはマイヨジョーヌを守り抜いた。

個人総合順位では、BMCのエースのバンガーデレンが2位にあがり、優勝候補の一人、モビスターのキンタナも10位以内に上がってきた。
明日の休息日を挟んで、次ステージはいよいよピレネー山脈でのクライマー対決。

キンタナはコロンビア出身で、本当に山に強い!
フルームとのデットヒートが今から楽しみだ。

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