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森本慎太郎の俳優としての活躍がスゴい|最新曲から読み解く助演の実力

「森本慎太郎」をご存じだろうか。

ドラマなら「監察医 朝顔」「ナンバMG5」「GTO」
映画なら「燃えよ剣」
バラエティーなら「ザ!鉄腕!DASH!!」

知らず知らずのうちに、私たちは「森本慎太郎」を見たことがあって知っている。顔と名前が一致したとき、「あぁ!あの作品に出てた!」となる。

まだそうなっていない人も、近い将来、必ずなる。


いま、ジャニーズの若手助演枠がアツい。
集客力を期待された主演枠ではなく、純粋な俳優としてキャスティングされる助演枠。

そしてその筆頭にいるのがSixTONES森本慎太郎だ。

今回はSixTONES8枚目シングル・最新作「GoodLuck!/ふたり」から読み解ける俳優としての実力と将来性を捉えていきます。

「ふたり」で魅せた演技力

両A面シングル1曲目は「ふたり」

京本大我主演ドラマの主題歌でもあり、ありふれた日常を切なく温かく表現した純愛ラブソング。MusicVideoでも「ふたり」で過ごすSixTONESがソロムービーとして収められている。

森本以外の5人は野外・動物・物など動きがある絵が担保されている演出がつけられていたが、森本は部屋で座っているだけというシンプルな作り。

そんな中だからこそ、森本の表現力は光る。

優しく微笑む愛らしい瞳に相反するように体格の良さから自然とにじみ出る男らしさ。時たまこちらを見つめる表情にドキッとさせられる。

ただソファーに座っているだけだが、その表情を独り占めしたいと思ってしまうほど、大切な人への温かい想いが伝わってくる。

最近の俳優業「ナンバMG5」や「泳げ!ニシキゴイ」で演じた陽気なキャラクターとは全く別物の森本がそこにはいる。

「GoodLuck!」でわかる人間力

両A面シングル2曲目は「GoodLuck!」

ジェシーが主演するドラマの主題歌であり、夢を持つ全ての人の背中を押す応援ソングとなっている。

ジェシーの生き様そのもの楽曲にしたような前向きな曲でありながら、その性質は森本にもピッタリ当てはまる。

MusicVideoでもメンバーの後ろで賑やかしたりふざけたりと、ファンが知っている「森本らしさ」が存分に楽しめる。

しかし森本はただのムードメーカーじゃない。
「気遣い」ができる人だ。

森本は自身がムードメーカーとして現場を盛り上げる一方で、メンバーやスタッフに対して目くばせをごく自然にやっている。

「GoodLuck!」のMakingVideoでも一瞬映っていたが、移動するトラックの上で盛り上げながらも常に視線はメンバーや周りの様子を確認している。

こういった現場だけでなく、森本の自然で些細な気遣いは挙げればキリがない。

例えばSixTONESがジャニーズJr.時代から配信しているYoutubeでのこと。当時不仲と謳われていた京本と松村に対して「始まる前に気を使ったんだけど…」と語っている。

メンバーやスタッフややりやすいように自然と配慮できる人間力が常々伺える。

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森本慎太郎の俳優としての資質

昨今演技のオファーが絶えない森本の俳優としての資質も分析してみた。

三枚目ができる

「三枚目」と言えば『物語のお笑い担当、お調子者』という役割。現在活躍されている俳優でいうとムロツヨシ・阿部サダヲ・大泉洋などが代表として挙がってくる。

森本はジャニーズの中でも、いや、若手俳優の中でも3枚目ポジションを担える稀有な人材。まさに「ナンバMG5」「泳げ!ニシキゴイ」もそのポジションでのオファーだった。主演級のルックスを持ちながら雑に扱うことも許されるキャラクターと実力の持ち主。

高いプロ意識

ムードメーカーという印象が先行する森本だが、アウトプットのクオリティには一切の妥協を許さない品質管理役の一面も持つ。

アルバム制作では「いいものの方が絶対いいから」と明確に発言し自身の歌割を削ることを自らスタッフに提案したり、ライブの通しリハーサルを終えた段階で「まあぬるいっすね」と率直な意見をスタッフにぶつけセットリストの見直しに持ち込む場面も。

これは小学3年生という幼少期からジャニーズ事務所にに身を置き、実体験をもとに叩き込まれてきたもの。彼の芯はブレない。

次々決まる出演作に俳優としての期待が高まる

森本はここ1年絶えず演技の仕事をしている。つい先日も新たな出演作が発表された。探偵ロマンス(2023年1月21日放送予定-NHK総合)

上質な作品からオファーが来ることは、若手俳優にとってなによりの学びの場であり、期待の証拠。

映画「燃えよ剣」で彼を目にした時、30代後半で日本映画界に必要不可欠な存在になる未来が見えた。

持ち前のキャラクターと鍛え上げられた芸能人としての実力、そして心根の優しさ。既に準備は整っている。あとは機を待つのみ。

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海瑠‐uru‐ | フリーランスライター・インタビュアー
日本のドラマ・映画を中心としたエンタメ記事を執筆。
ヒトやモノのこだわりを見つけ出す・聞き出す記事を書いています。



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