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「料理長と助け合う仲間たち」2021/07/21

本日のオルタナティブスクールすだち
年長さん×1名
小4×1名
小5×1名
中1×1名
大人×1名 (+見学1名)
合計5名 のご参加。

本日はじめての参加となった小4の男子が最初に興味を示したのは
たくさんあるボードゲーム
「見たことないやつばっかりやぁ〜」
と少し興奮気味(笑)
オープニングゲームとしては比較的カンタンな
ドブル」をやってみることに。

すぐにルールを理解しやり始めると小5の男子が到着。

覚えたばかりのゲームのルールを
教えてあげながら一緒にゲームをすることに

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かなりいい勝負をして打ち解けた様子✨
すぐに違うゲームもやろうということになり、
今度は小5男子の方が知っているゲームを
小4男子に教えてあげながらわいわいとやっておりました。

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侍石」というゲーム

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こちらはおなじみ「ブロックス」4人対戦なのでひとり2役(笑)

そうこうしているうちに中1男子と年長さん男子が到着し、
朝からやりたいと言っていた人数がいないとやれないゲームを
さっそくやってみることに。

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人数が多い方が楽しいので私も参戦。
ルールの説明は何度かやったことのある小5男子にお任せ。
私は口出しせず、間違っていてもそのまま。
あるがままを託してみました。

やっていくうちに違和感があったら、ルールブックを見返したり
戦略を相談したり
どうしたら勝てるのかを考え、頭を使う。

この時間が大切で、正しくやらなくてもいい、楽しくやること
それがボードゲームをやる上で大切かなーと思ってたりします。

勝ち負けよりも大切なことがあることは体感して欲しいからね。

少しすると年長さんの「オーナーカースーイーター」の一言で
お昼ごはんどうしようかーという感じに。

お昼の時間も自分たちでマネジメントする。
決まった時間にやるのではなく、調理をしないとご飯がないので
だいたいどれくらいから動き出せば、理想的な時間にお昼ごはんが食べられるのかも自分たちで考える。困るのは自分。
これもお昼が遅くなってお腹が空いて辛かったという経験をしていると
頭で考えて次の行動を決めていく原動力に。
大人がいつまでもエスコートしていてはこの力は養われないかなと。

ってことでまずは買い出しに出てみることにしました。

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なぜか一度もスーパーに行ったことのない初参加の小4男子だ先頭で
ぐんぐんと進んでいく。
道も間違えることなく、誰かに聞くでもなく、スーパーに到着。
なんということでしょう(笑)
予算はひとり250円として、1500円。いざ入店。

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主導してくれたのはみんなが認める料理長の中1男子
前回アメリカ産の硬すぎるお肉だった焼き肉。
今回はその経験を踏まえて国産黒毛和牛を調達👍

バランスも考えて、野菜も。
ご飯の後にお菓子も食べたいということで
みんなで分けられる小分けのお菓子をひとつ。
いざ会計。

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お金の管理は初参加小4男子。
率先してポイントカードを出していました(笑)

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さあ帰ろう。

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料理長、次は何やればいいですかー?

こんな声が響き渡りながら分担してお昼を用意していく彼ら。
フライパンで肉を炒めている間に、玉ねぎを小さく分ける作業を。

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玉ねぎが目に染みたらしく、
朝持ってきていた(なぜ?笑)ゴーグルをつけてカット✂️

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こんな感じになりました。
炒めや食材カット、お箸やお皿の用意、盛り付け、机の上の片付けなど
彼らは一人ひとり何をやれば早くご飯にありつけるかを考えながら行動。
これが大事。なるべく大人はやらない。口出ししない。
そして大人は何もやってくれないんだと認識してもらう。
自分たちでやらないといけないんだって感じてもらう無言のメッセージ。

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盛り付けはこう。

料理長、めっちゃ美味しいです!

こんな賑やかな食卓に。
初めて参加の小4男子曰く
お肉  98点
レタス 89点
玉ねぎ 98点
らしいです(笑)

そのあとは、すぐゲームがしたーいとなってのだけど
片付けをちゃんとしてからねーとここは少し大人登場。

とりあえずはキッチンに食べたものを持っていくことから。
洗おうとはしなかったので私が洗ったのだけど、
洗うべきものを持ってきてくれた中1男子に感謝だね。

そんな姿を見て他の子も動き出せるといいね。

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この溢れまくっている感じがなかなかいいね(笑)

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片付け終わるとあまり時間がなかったのだけど
ボードゲームをする人もいれば、
デジタルゲームをする人もいればという感じで過ごして本日は終了。

今回、
こどもたちの人数がいたので朝と帰りのミーティングをやってみました。

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まずは自分のことを話す練習。
参考にさせてもらったのは「クラス会議」なのだけど
本来のやり方とは違う形で。
これがいいのかどうか分からないんですが、
クラス会議は同じメンバーで継続してやっていくことで価値づけられるものではないかなと個人的に勉強して思ったことなので、
それを我がスクールに適用させる際にベストは何か?
と考えた時に、まずはこの形でやってみる。

すべて試行錯誤ではあるのだけど、
やってみて形を変え、その時々にフィットするよう修正していく。

PDCAサイクルをうまく回して、こどもたちのベストへ。

まだまだ私の知る範囲での教育という環境。
ぜひいろいろとご意見などいただけると嬉しいです。
私自身もたくさん吸収して今まで以上に成長したいと思っているので
勉強させてください。

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みんなに描いてもらった「今日のイチバン」
プラスの感情だけでなく、マイナスの感情もあり。
いろいろとやってみようと思います。

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