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2024/04/20 SCさんとのお話

おはようございます。
先日、息子の通う中学でスクールカウンセラーさんとお話ししてきました。

学校の予定表に「SC来校」って書いてあり、なんじゃこれ?と思っていたら『スクールカウンセラー』という意味だったと知る。
ここでは以下コンパクトに『SC先生』と書かせていただきます。

この記事でも書いたのですが、息子は発達障害グレーゾーンと思われるため幼少期より服薬を続けています。
コンサータです。インチュニブは合わなかった。

週1回、SC先生が来校して生徒や保護者の相談に乗ってくれる教育相談を利用しました。
教育相談自体は埼玉の小学校でもあって、内容により担任の先生だったり、支援級の先生が追加で入ってくれたり、カウンセラーさんとの面談だったりとケースバイケースだった気がします。

小中学校に週2くらいで教育センターの先生が顔を出してくれるという感じだったかな。
息子では利用しなかったのですが、娘の方は中学校に通っている間は割と教育相談室のお世話になっていたので、ありがたい場所だったことを思い出します。

さっぽろ子どものこころのコンシェルジェ事業

SC先生に教えてもらったのですが、札幌市では名前のついた事業として支援体制があるそうです。

埼玉でもそうでしたが、今は「ひょっとして発達障害?」と親が違和感を感じてから初診に至るまですごく長くかかるようです。
どこでも増加傾向なんだなぁと感じました。

息子は2歳くらいで割とライトな感じで児童発達外来へご案内されたのですが、当時も数ヶ月待った覚えがあります。
その頃は、乳幼児検診でちょっと怪しいなと思ったらすぐに医療機関を案内していたこともあって、待ち時間がとんでもないことになったのだとか。

数年後には、とりあえず自治体側で振り分けしてから、必要と思われる人だけを医療機関へ案内する体制に変わったそうです。
ただ、待ち時間は減らなかったみたいなのと、早く病院にかかりたくてもいったん地域の教育センターみたいなところを案内されたりと、ワンクッション置かないと行けなくなったとか、それはそれで手間が増えた…みたいな話も聞きました。

なかなかねえ…需要と供給がマッチしない世界だなと。

すごい褒められた

SC先生との面談では、埼玉で親戚がいない状態で育児をしていたことから始まり、息子の話をつらつらしたのですが、話を聞いてもらうだけでもわたしの方はありがたくて、プロに聞いてもらえることの有り難さが身にしみました。

わたしの世界には「やらなければいけないこと」と「やった方が良いこと」しかなくて、育児はやらなければいけないからやってたことなんですよね。

楽しんでもいたけど、他にやる人がいないって抱え込んでいた感じで。特に息子は危なっかしくて目が離せなかったから。

なので基本自分でどうにかするしかなくて、親類に頼れない以上は行政とかの公共機関を拠り所にするしかなくて。

普通のこととしてやるしかなかったよなぁ…と思いながら話していたら、SC先生が「すっっっっごく頑張ってきたんですね!」って言ってくれた。

息子育児について「大変そう」とか言われたことはあっても、手放しで努力を認められることってそうはなくて、嬉しかった。

それがSC先生の手法なのかもしれないけど、努力を認められた感じがして嬉しかった。褒められることの少ない人生なので、余計にそう思うのかもしれないなーと感じました。(受け取り下手ってこともあるけども)

使えるものは使わせていただくスタンス

SC先生と話しながら、今通っている学校のサポート体制についても触れてくれて「規模は大きいけどアットホームな学校ですよ」と言われました。
色んな学校を見ている人の意見なので素直に「そうなんだ」と思えた。

昔の感覚だと、学校は我慢しながら通うところみたいなイメージがまだまだ自分の中では強いのですが、最近は割と柔軟ですね。
学校に寄るのかもしれないけど。

こちらからの希望は、ひとまず伝えても良さそうな雰囲気。
担任の先生も若いけど発達障害の生徒を受け持った経験があるそうなので、息子がはじめてじゃないところは安心できました。

息子本人も、薬を飲みながらの方が楽(集中できる)らしいので、近隣の病院の名前をいくつか紹介してもらって、あとはコンシェルジュに問い合わせてみようと思いました。

お薬を出してほしいと言う一点だけで、OTとかの希望はないので。
中学生から病院を探すとなると、いったい何科を探せば良いのかわからなかったのでこういう相談先あると助かりました。

あと、相談先あるよっていう周知はすごく大事だし、利用する側も自力で調べるという姿勢は本当に必要と感じてます。

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