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2024/05/11 娘の誕生日

離れて住む娘の誕生日でした。
本人は日中バイトだそうで、午前中にちょっとLINEで通話して送り出してみたり。

娘は今日で18歳なんで、なんと成人します。しました、か。
よもや成人を迎える誕生日に離れて住んでるなんで思いもしていなくて、こういう節目があると手元から離してしまった事実に対してなんか揺らぐ気持ちもある。

まあ、成人が20歳だったとしても手元にはいないような気もするんですけどもね。現状を考えると。

5・6月は彼女が多忙らしくて、北海道に遊びに来るのは早くて7月の予定なんだそうです。
デザフェス行ったり、受験のあれこれがある様子。

本格的な祝いは来た時にすることにして、とりあえず軽めのプレゼントを贈りました。


こちら。埼玉はやっぱりAmazonの到着が早いので、9日に注文して10日に届いたみたいです。

娘自身が生活を整える為に、風呂に湯を貯めて浸かるという事を意識的にしているようなので、ちょうど良いかなと思って送りました。

そうしたら、自分でも買おうかどうしようか迷っていた商品だったらしくてちょうど良かった。えらい喜ばれました。

1つ500円くらいするから、自分の為だけに買うのはためらう値段。
でも、贈り物にするにはお手頃って感じの商品でした。
本当はたこさんウィンナーのにしたかったんですが、品切れで断念。
ちょっとした贈り物としては大当たりだったようです。

娘の生まれた日

娘は2006年生まれです。戌年。白石区の病院で生まれました。

妊娠中に切迫早産になりかけたりしたものの、割と平穏な妊娠期間だったのですが、予定日を数日過ぎても全く陣痛が来なくて、本来ならば頭が骨盤の中に落ちていくらしいのにずっと胸の下にお腹がありました。

陣痛を促すために長めの散歩をしたりしてこないなーこないなーって思っていたのですが、いよいよ40週と5日になり、このままハラの中に置いておいてもダメだということになったので帝王切開となりました。

予定日が5月6日だったけど何の兆しもないので、翌日また診察に来いといわれてちょうど仕事が休みだった旦那氏と朝イチの診察に行きまして。

子宮口もあんまり開いてないし、相変わらずお腹は上の方にあるしで話の流れが帝王切開の方に向いていきました。

先生は「今からだと、明日の手術になるよ。今日は手術日だけどあと1週間は待てないから」と言うので、

「今日が手術日なんだったら、今日産みたいです。ダメですか」

と聞いてみたら、看護師さんも先生もなんかびっくりしてた。
手術日だとちゃんと麻酔の先生がいたし、明日までただ待つよりはもう今日やってくれ!という気持ちが強くて。
最後の手術にねじ込んでもらいました。

手術の予定時間は19時。
診察室に旦那氏を呼んで、「今日産むことにした」と言ったらちょっと笑ってたな。

あとはそれぞれの親に連絡をして、旦那氏は入院荷物を取りに家に戻ったり、母が病院にやってきたり。
わたしはあれこれ検査を受けたり点滴されたり。

前の手術が順調に終わったらしくて、19時予定だったわたしの番は17時になりました。
腰椎麻酔をされて、血圧が下がりすぎたのか吐いたりしたけど麻酔の先生が「はいはい、吐いてる場合じゃないよ~」と謎の声がけが。
その声で多少イラッとして腹が立って意識が戻ったかもしれないので、熟練の医師だったと思うことにしています。

腰から下だけ麻酔をかけられたあとは「ハイ、出るよー」という先生の声の直後に娘登場。
何故か手がパーになっていたので、思わず指の数を数えました。多分左手。

「ああ、5本あるなぁ」って思った。

そのあとは全身麻酔に切り替わってわたしは寝てしまったので、娘と再会したのは翌日だったかな。
麻酔から目覚めてからの一晩はほぼ寝られず、後陣痛か傷の痛みかわからない痛さに苦しみつつ、ウトウトしかけたと思ったら同室のマダムのいびきで目が覚めたりしてサッパリ寝られなかった思い出です。

数年後、息子の出産と卵巣嚢腫であと2回手術を受けるんですが、毎回手術後は全く眠れませんでしたよね。
もう、今後も手術のあとは眠れないんだと思っています。

閑話休題。
母乳育児激烈推奨みたいな病院だったので、翌日から母子同室でした。
わたしは割と出た方なので楽でしたが、母乳の出が悪かったり全く出ないという人も同室に居て、そういう人はミルクもらってました。

たくさん寝ないと乳は生産されないので、一晩新生児室に預かってもらうとかしてたっぷり寝るといいんだけど、初産だとなかなかそこの決断は難しい時あるんじゃないかな。

息子を産んだ病院は、出産当日は自動的に新生児室預かりだったのでしっかり寝かせてもらってありがたかったです。マジで。

という感じで、娘を産んだ日のことは未だに結構細かいところまで覚えてまして、その後の育児も面白いことの方が多くて、人生はエキサイティングだなと感じてます。

娘のことは小学生くらいからひとりの人間として相対しているのですが、しっかり者に見えてしっかり者だけど、甘えん坊でもあって発する感情に振り回されることもあるけど、ありがたい存在だなと改めて思う誕生日でした。

今は離れている分、こっちに来た時は是非甘やかしたい気持ちです。
お誕生日おめでとう、お誕生ありがとう。



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