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2023年競技mtg生活上半期総括

気は早いが、2023年も半年が終わり、このまま漫然とmtgを続けていても良くないなという漠然とした不安を覚えたため、ここで一度今年の半年間を振り返ることにした(年末にまとめるのも大変だし)。

年始に今年の目標を以下のとおり定めた。
①MOCSショーケース予選への出場(=ショーケースチャレンジTOP8)
②予選ウィークエンド初日突破
③国内オンライン大会TOP8
④ManaTradersSeries12月大会への出場

1月 ショーケース予選出場未遂

あと1勝でショーケースチャレンジTOP8と、1月にしていきなり年始に立てた目標の1つを達成しかけた。パイオニアはそこそこやっていて、ラクドスミッドはリーグで最低3-2、5回連続で4-1も達成した使い慣れたデッキだと感じている。
ショーケース予選の出場をかけたバブルマッチは苦手と認識されているグルール機体であり、相手もそれなりに手練れとなかなかにタフな展開だった。とは言え、G1は取れていたので、先手のG3で初手に揃った7枚のカードで明確なプラン立てが無く、無理やり押し切ろうとしたのが悪かったように思える。なんちゃってで出たのが、最後の最後でチャンスを掴み損ねた要因か。

予選ウィークエンドはアルケミーで1-2。当時死体鑑定人を4積するグリクシスが流行っていたが、ゲーム速度をより前にして差別化を図ろうと考え、鑑定人の枠にジンを採用。
今振り返ると謎エスパーにラスうたれて負けたのも、死体鑑定人だったらリソースで負けなくて勝ってたかもしれないが…それは流石に想定できない。ただ、中型のクリーチャーが多いミッドレンジにラスが入るというアプローチは直前の世界選手権でも取られていたアプローチなので、そこをケアする必要…あるかなぁ?笑

1月はマナトレの大会無し。

2月 君、ちゃんとmtgやってる?

2月の予選は記憶に無いな…と思っていたら、本当に記憶を飛ばしていた。
予選当日、大学の同級生が嫁さんを連れてこちら(沖縄)に来てくれるというイベントと重なり、私はその際に飲んだり夜通しで遊んだりしている時であった。
12時前にトイレに行ってこっそりjoin、家に帰った翌3時頃に意識朦朧とする中、デッキ構築、対戦するもその途中で寝落ち。そらそう。

2月のマナトレ予選は使うデッキが決まらず、様々なデッキを使っては無駄な負けが続きすぎて、Phase1で終了。一応モダンの下積みにはなった。

2月はパイオニアのショーケースチャレンジに出ようとギリギリまでデッキを詰めるも、マナトレからカードを借りるローディングがいつもの数倍遅くてjoinできず出場ならず。これもまた学び。

こうやって振り返ると2月はひどいもん…。

3月 繁忙期による闇感情

予選ウィークエンドは初日4-2と、まぁ悪くない結果。個人的にはよく交流させてもらっているdaiさんと当たって勝ってしまったからには、初日抜けしたかったところ。その直後に有利と思しき赤単に負けてしまいポン。

この時のスタンは理解度が足りず、プロのデッキをそのまま使ったが、マナトレのスイスラウンドでは自作デッキを使用。

結果は奮わなかったものの、なかなか好きなデッキで、終わった後もしばらくこれでスタンを遊んでいた。
自作デッキを作ることの良さの1つに「デッキが上手く回せる」ということがあると学んだ。というのも、コピーデッキだと私のように1人で黙々とやっているプレイヤーは間違った回し方をして気づかないことがある。自作デッキだとどのように回すかを想定して構築しているため、そこに大きな間違いは存在しない。
何にせよデッキを作ることで学べることもある。今後も機会があればやっていきたい。

3月もパイオニアショーケースチャレンジに出た形跡があるが、何のデッキで出たかよく覚えておらず、MOのヒストリー機能でも遡れなかった。Twitterでも「上手くいかなかった」という嘆きしか確認できていない。おそらく惰性のままラクドスミッドでサブミットし、Tier1のくせに勝てねーなー!!とか不毛な嘆きをしていたに違いない。

…そもそもであるが、私の仕事は年度末が繁忙期となるため、この時期はあまりmtgが出来ていない。やらなくなると、大会に出ても上手くいくはずがないというマインドになり、ますますやりたくなくなるという悪循環に陥る。いっそ、mtg辞めて真人間(mtgやってる人が異常というわけでは無いが、少なくとも何も知らない人からすれば、深夜に何時間もかけてゲームの大会出ているのは異常、と思われても仕方ないと自覚している)にでもなろうかと考えてたりもしたが、1月にショーケース予選に近づいた経験が、もう少し頑張ってみようという後押しになった。

冷静に考えたら、3月は忙しいから結果なんて出るはずもないという割り切りも必要だなと。

4月 モダンできるマン(強くはない)に成長

予選はまぁ上手くいかずで1-2。これまた冷静に考えたらパイオニアで強いデッキを使えば良いというだけの話だったりしたかもしれないが、斜に構えたデッキを選んでしまう。「過去にいたが、今は見ないデッキ」を使うのは悪手ということかもしれない反省。

初めて出たモダンのショーケースチャレンジでは6-3というなかなかの結果。オポさえ高ければ7-2でもTOP8の目があるところ。
ここのところ結果が出てなかった流れから、あまり自信の無かったモダンで一定の成果が得られたことでモチベが回復。やれるフォーマットの幅が広がって成長してるじゃん、うぇーい、そういう感情。
ちなみにここで使ったマーフォークのプレイングの基礎はryuumeiさんのマーフォークデッキガイドで学ばせてもらった。本当に感謝です。

マナトレはオープンスイスでジャンド異形化を使用。この時、MOMからGGGのポルクラノスが加入し、緑単がブイブイ言わせていた。とは言え、アトラクサを出すことに妨害手段も無いし異形化の方がイケるやろーとか思っていたら、手札0から収穫祭をトップされたりして負け。This is mtg。

5月 モダン頑張るマン

リミテの実力不足は顕著ではなかなか良い結果が出ない。ニューカペナの予選の時に5-2したのが最高の実績。ちなみにこの時、山辺のカフカちゃんのディスコでゆるふわなリミテ素人質問したら、リミテ強者からとても有益な回答が来て驚いた。上手い人はやはり良く考えているし、本来そういうところが好きで私もやっているんでしょ?と思いつつ、構築を含め最近は短絡的に取り組み過ぎているかなとも反省。

5月のショーケースチャレンジは出ず。4月から開催まもなくQPが足りなかった。

マナトレ予選はモダンで突破。リーダーボードもプライズの出る20位射程圏内とまずまずだったが、最終日の聖戦に負けプライズ圏外へ。スイスラウンド直前にマナトレからカードが借りられなくなるという謎の不都合があり、バタバタと選んだ5C独創力で出るも3-3ドロップ。

6月 予選ウィークエンド初日突破、レガシー開始

ヒストリック予選ウィークエンドは先輩から拝借したデッキで7-0の突破。

予選ウィークエンド初日突破は上記記事以来の1億年(ほぼ2年)ぶり。現行の2敗ではじかれる制度になってからは初めて。
かなり複雑なデッキで自作するには不可能なデッキであったため、作成してくれた先輩に多大なる感謝を。
肝心の2日目は重大なプレミを連発してしまって0-2。実力不足はさることながら、それとは別で少し思うところがあり、自分自身のmtgとの向き合い方を認識しなおす機会となった。

6月のマナトレーダーの予選はレガシー。レガシーミリ知ら勢であったが王道デルバーデッキから使い始め、当然のようにリーグで惨敗。この手のデッキは環境理解が深まらないとキツイなと感じて別デッキにスイッチ。
スイッチしたデッキはボロスイニシアチブ。強力なカードを叩きつけて殴っていけば勝てるというシンプルなデッキがミリ知ら勢の私にマッチし、予選を調子よく勝ち上がる。

リーダーボードでも初のプライズ圏内に。先月のモダンでは惜しくもプライズ圏外となったことから嬉しい結果に。マナトレーダーを利用すること自体にもランニングコストがかかることから、そこへの補填として今後も継続的にプライズを獲得していきたい。

肝心のスイスは4-3。レガシーミリ知ら勢としては上出来な結果と言える。ただイニシアチブ自体は下火とも言われているので、他のデッキも扱えるように今後も練習していきたい。

半年間の総括

1月にショーケース予選出場未遂と幸先の良いスタートをきったものの、その後は低空飛行、6月に向けて徐々に浮上していくこととなった。

自分にとっての最重要視イベントはMOCSであるが、そこで常設されているフォーマットは「パイオニア」、「モダン」、「レガシー」の3つである。今年の初めまでパイオニアしか上手く扱えなかった自分にとって、モダン・レガシーができるようになったことはMOCSへの出場に向けて必要な種まきであったと考えている。もちろん、まだ芽が出た程度ではあるが、今後も花咲かせられるように精進していきたい。

年始に掲げていた目標毎に振り返ってみると
①MOCSショーケースへの出場(=ショーケースチャレンジTOP8)
⇒パイオニアで惜しいところまでいけた。今後はモダン・レガシーでも積極的にショーケースチャレンジへ出場していく予定。ただ、モダン・レガシー環境においては指輪の影響もあることから、今後の動きを注視する必要がある。

②予選ウィークエンド初日突破
⇒達成。ただ、今年はテーブルトップ大会の復活もあり、2日目通算4勝+ラダー1位取得(5勝はほぼ確定)でチャンピオンシップに出れるようなので、チャンピオンシップへの出場を目指して引き続き頑張っていきたい。

③国内オンライン大会TOP8
⇒そもそも無い、号泣。1回くらいセカコロあるかと思ったが無い。見限られたようで悲しい。ジャパンオープンでもあるようであれば、頑張っていきたいとこ。

④ManaTradersSeries12月大会への出場
⇒考えてもみれば、他の目標と比べて少しハードルが高いように思える。ついては、「ManaTradersSeriesの月例大会TOP8」を新たな目標として下方修正し、目標の達成に向けて精進したい。

PT出場やショーケース予選への出場等、twitterで日頃流れる喜ばしい報告に気持ちを焦らされる日が続く。身の丈を考えれば、そのような結果が出ないことは当然なので、残り半年、結果に限らず実のある競技mtg生活を続けていきたい。

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