結婚の話〜前編〜

「結婚」

僕は2018年の11月にプロポーズをして

2019年の2月に婚姻届を出しました。

そして令和元年の2019年5月12日

結婚式を挙げました。

チャペルで挙式をして、披露宴もしました。

「まさか僕が結婚式を挙げるなんて、夢にも思わなかった。」

なんてことはなくて

「いつかは挙げるんだろうなー」

と小さい頃からなんとなく思っていました。

人はいつか結婚して、その時は結婚式を挙げる。

ただなんとなく小さい頃からそういうものだと思い込んでいました。

でも、実際に結婚をしてみると、僕には知らないことだらけで、

僕が考えていた結婚の100倍以上はやることがあったと思います。

これは僕の場合ですが、せっかくこんな経験をしたからにはちゃんと残しておこう、これを読んで誰のなんの役に立つかはわかりませんが、

とりあえず書いておこうと思ったので、

時間のある方、結婚に興味がある方に読んでいただければと思います。

これは「まだ売れてない芸人」と「超一般の女の子」が結婚式を挙げるまでの話です。


結婚とイメージ


まず、僕が小さい頃から現在の30歳に至るまで

「結婚」に抱いていたイメージは

「婚姻届を出して、カップルから夫婦になる」

これだけでした。

むしろ"夫婦になる"の部分も曖昧で

「婚姻届を出して、カップルから結婚した人に進化する」くらいのおバカ丸出しのイメージでした。

ただ、これは私の感覚なのですが、世の中の男性の5割以上はこれくらいの感覚なんじゃないかと思います。

結婚式に対しても

「ウエディングドレスとタキシードを着て外国人の神父さんの前で誓ってキスする」

こんなもんでした。

女性からすると、いや、あれも知ってるでしょ?、もっと色々あるでしょ?と思われるかも知れないですが、

女性が「野球ってホームラン打ったら1点でしょ?」くらいの感覚だと思います。(ホームラン打ったら、塁に出てる人数によって1点から4点入ります)

でも、ホントにそれくらい結婚も結婚式も内容に関しては全然興味も知識もないんです。

それがいざ結婚とか結婚式ってなった時に、こんなにも大変なんだ!考えること、やることがこんなにもあるんだ!って気づく。

そういうのが男の現状なんじゃないかなって思います。

結婚を意識し出したのは2年ほど前、恋愛関係で色々あって、それこそ次に付き合う人とはちゃんと結婚を考えよう。

むしろ、結婚を考えられる人と付き合おうと思っていました。

結婚を意識し出したのは、というとちょっと違いますね、毎回付き合う人とは結婚も考えます。

それはもちろん付き合い始めはお互いに大好きですし、付き合っていった先には結婚があると思っていました。

でも、20代後半くらいからか、付き合って→何年かして結婚っていうのは、とても難しいのではないかと思うようになります。

これは自分の場合です。

付き合って、何年かしたらそれはもちろんマンネリとか飽きとか嫌な部分が見えてきたりとかそういうものもあります。

これはカップルお互いにです。

その状況で、結婚となると

「本当にこの人でいいのか?」となる部分が少なからず付き合い始めよりは大きくなります。

そう考えると、付き合い始めから結婚を意識した方がいいのではないかと僕は思います。

もちろん何年経ったってラブラブなカップルもいれば、結婚がアクセントになって、そこから今まで以上にラブラブになる人もいるし、なにかが変わる人もいます。

結婚と付き合いの関係は各々のだと思います。

今の奥さんと結婚を決めた理由はそんなに多くないです。

「自分が絶対に幸せにしたいと思える人」

そして「僕の仕事に理解のある人」

これくらいでした。

なので、付き合いたいと告白する時に

「結婚を前提に付き合ってください」と伝えました。

まさか自分の人生で「結婚を前提に」という言葉を正確な意味合いで使う日がくるとは思っていませんでした。


今の妻と交際をはじめました。

2018年2月の事でした。

彼女(今の奥さん)は遠距離というほど遠くではないが近距離というほど近くない

車で2時間弱、電車で1時間強の場所に住んでいました。

ただその距離を毎日のように通って会いに行きました。

たまに彼女の方から来てくれたこともありましたが、長距離運転させるのも電車に乗らせるのも好きではないため、ほとんどは僕から会いに行きました。

彼女大好き芸人・奥さん大好き芸人を名乗るのにはここに理由があると思います。

僕の趣味は奥さんです。

僕の好きなものは奥さんで、

その好きなもののためなら時間もお金も惜しまないし、長時間の運転や深夜の電車も全く苦ではないのです。

これは頑張って我慢してるとかそんなものとは違います。

例えば本好きの人が、本を読み耽り気付けば朝を迎えているように、ゲーム好きがゲームしてると周りの声が聞こえなくなるように、心から奥さん・彼女と会うためならヘットヘトに疲れてもう動けないという時以外はどれだけ時間がかかろうが、少ししか会えなかろうが行けてしまうのです。

例えば、付き合っていた時、奥さんが風邪を引いて会えない日がありました。

僕はサプライズというか奥さんの喜ぶ顔が好きなので、車で往復3時間かけ、奥さんの家に行き、風邪に効きそうな、熱さまシート・エナジードリンク・ヨーグルト・しょうが湯などなどを薬局で爆買いして、奥さんの家に届け会わずに帰ったりもしました。

奥さん第一優先なので、会わなくてもいいんです。

自分が何か奥さんのために出来ることがあれば。

そんなこんなで中距離恋愛を続けながらも色々なところにデートにいきました。

レストラン・カフェ・カラオケ・釣り・マンガ喫茶・ショッピングなどなど

「カラオケ・漫画喫茶・ゲームセンター・ボーリング、どれが一番興味ない?」と聞いて

「ボーリングかなぁ」と答えたので

「じゃあボーリングに行こう!」となったこともあります。

好きな人といたらどこだって楽しいし、好きな所ばかり行っていたら新しい発見は出来ない。

そして、僕のように毎日でもデートしたい人にとっては代わり映えするデートもした方がレパートリーが増えると思っています。

まぁ、そのデートも毎日のように会っていたら行くところは尽きるもので、その時に思いついたのが

"ウエディングフェア"に行ってみよう!ということでした。

結婚と式場見学

夕方会って夜帰る3〜4時間で行けるデートスポットや遊びは大体やり尽くしてきた感じは3ヶ月ほどでやってきました。

(3ヶ月の内70日くらいは会っていたと思います。)

その時、僕はなんとなく思いついたことがありました。

「式場にウエディングフェアを見に行こうか?」

ここから数ヶ月に渡る式場見学が始まりました。

僕は職業柄、あまり休みを申請するということが出来ません。

(そういう決まりはないのですが、空気的に)

もちろん結婚式となれば別ですが、

そのためには早々にスケジュールを押さえる必要があります。

なので、気は早く見えますが、式場の見学くらいは早めにということになりました。

式について、僕はなんの知識もありません。

20代前半の時に友達に誘われたオシャレ結婚式の記憶がぼんやりと

十数年前にディズニーで行われたいとこの結婚式(これに関してはミッキーが来たことしか覚えてない)

これしか記憶はありませんでした。

ただ、その友達の結婚式はとても記憶に残ってることがひとつだけあります。

式は都内で行われたのですが、その日は記録的な大雪。式場に向かう道もスネまで埋まるほど雪が積もっていました。

挙式が終わり、披露宴会場。

新郎新婦がドレス姿で登場し、高砂席へ(この言葉も式場見学で知った)

二人が高砂席に着いた時、二人の後方のカーテンが左右に開き、大きな窓が現れます。

その窓から見える景色は圧巻でした。

普段はそこにあるであろうガーデン、そして灰色のビル群が、すべて雪に覆われていて、まさに白銀の世界。

そしてその一面の白の中で一際美しく目立っていたのが友人の純白のウェディングドレスでした。

あまりの美しさに会場にいた全員がスタンディングオベーションしたほどです。

その時の景色は今もまぶたに焼き付いています。

この日、結婚式には何か記憶に刻まれるような感動を起こすものなのだと思いました。

ただ、それしかわからない私は静岡県内の結婚式場についても全く無知だったため、

奥さんの希望を聞きました。

デートも兼ねていたためいくつ式場を回っても構わないと伝え、いくつか候補を出してもらいました。

・式場A

まず最初に見学に行ったのがAという式場でした。

Aは奥さんの実家からとても近いというのが特徴でした。

初の式場見学、奥さんの仕事終わりで行ったため、日は暮れて、18時になっていました。

奥さんの車で式場につくと、駐車場には人影が。

のちにわかるのですが、式場の支配人さんが僕らの到着を待っていてくれました。

車を停めると建物内に案内してくれて、小さなテーブルを挟み、支配人と向かい合わせに僕らが座ります。

名刺を渡され、支配人であること、この式場は海外の〇〇という国(わすれました)の小さな田舎町にある協会をイメージして作られた式場なんです。とコンセプトを説明してくれました。

とても紳士的で落ち着いた話し方をされる好印象な男性でした。

そのあと支配人さんは席を外し、ウエディングプランナーさんが来ました。

担当してくれたウエディングプランナーさんは僕らよりも少し若く見える女性でしたが、この女性も落ち着きがあり、式場の雰囲気ととても合っていました。

挨拶を終え、プランナーさんから「それではお二人のことを色々と聞かせてください」と言われました。

そこから1時間弱二人の馴れ初めから好きなこと、仕事のことなど色々と聞かれました。

ただ、この1時間弱の会話がとても楽しいものでした。

これはプランナーさんの仕事でもありますし、初めての見学ということもあったのかもしれませんがが、この後何件も回る式場見学の中で、一番話していて楽しかったのがこの式場Aのプランナーさんでした。

業務的ではなく、何よりも自分たち二人のことに興味を持ってくれて、話を引き出す力がある人だったと思います。

話を終えると式場内の見学、色々なところを見て回りました。

ガーデンや待合室、披露宴会場。

そして中でも印象に残ったのはチャペルの説明の時でした。

プランナーさんがチャペルの真ん中にある大きなドアに手をかけて話し始めました。

「この扉を開いた先はお二人の人生そのものです。

お母様から生まれ、一歩一歩年を取っていく。

そこを新婦様はお父様と一緒に歩いていく。

途中まで歩いたら、新しい家族である新郎さんの元へ進む。

誓いを立て、振り返り、新たな人生を進んでいく。

その新たな門出を、来ていただいた大切な人たちに祝福される。

ヴァージンロードにはそういう意味が込められています。

それではご覧ください。」

そう言って、ドアが開かれる。

目の前には真っ直ぐに伸びた真っ赤な絨毯と、光り輝くステンドグラス、荘厳なパイプオルガンの音。

あまりにも神聖な雰囲気と、プランナーさんの素晴らしい説明に、僕と奥さんは感動し、不覚にも泣いてしまいました。

「申し訳ありませんが、本日はこのドアではなく横の小さなドアから入っていただきます。

それは本番の時にこのヴァージンロードを歩いて欲しいからです。」

この言葉もぼくたち二人にはとても素敵なものでした。

その後、色々と見て回り、

終わったのは21時過ぎ。

式場見学というのは時間のかかるものだということも初めて知りました。

初めての見学は大成功。

正直、もうここに決めようか。そんなことすら思っていました。

でも時間はたっぷりあります。

もう少し見てからでもいいのではないか。となりました。

が、

ここから式場見学迷宮に迷い込んでいくのでした。

・式場B

二件目にみたのは式場Bでした。

ここはとても人気の式場で、平日の夜の見学でしたが、他にも2〜3組見学のカップルさんがいました。

とても人気の会場で、その人気の秘訣は安さだと思います。

式場見学をして奥さんに教えてもらってわかったのですが、式場見学の時に飾り付けられている装飾や花などは別料金のことが多く、実際に式になったら飾り付けのためには追加料金、もしくは追加で注文しなかったため会場内や受付がさみしい感じになってしまうということが多かれ少なかれあるようです。

しかし、この式場Bは披露宴会場などがすでに完璧に飾られており、

「これは追加料金ですか?」「いえ、全て金額に含まれてます。」とのことでした。

そして、最終的に出された見積もり。

これが他の式場に比べ50万〜100万ほど安かったのです。

(もちろん最初の見積もりなので、ここに決めていたら最終見積もりの金額は変わると思いますが)

しかし、AとBを比べた時、僕と奥さんはAを選びました。

何を重視したか、それは"人"でした。

Bは安いし、見た目も華やかな式が挙げられると思います。

ただ、それよりも式場Aのプランナーさんの対応、話していて楽しかったという部分を優先しました。

この時に、自分たちの中で理想の式に求めるものが固まってきました。

「来てくれた大切な友人や親戚の人たちに感謝の気持ちを伝えたい。喜んでもらえる式にしたい」

・式場C

ここはひとつのターニングポイントになります。

まずウエディングプランナーさんがAと同じかそれよりも親身になって話を聞いてくれる。

本当に友だちのようなプランナーさんでした。

そして見学中、式場の人たちが続々と挨拶に来てくれるのです。

本当にチームというか、むしろ家族のようなスタッフ。

僕らは心惹かれました。

見学中には僕らがディズニーを好きだという話を聞いて、即興でディズニーに関するサプライズをしてくれたりもあり、おもてなしの精神も素晴らしかったです。

ネックとなるのは値段でした。

正直出された見積もりはBよりも、そしてAよりも高いのです。

ただ、ここに誠実さを感じたのは

僕らはAとBの見積もりをCのプランナーさんにお渡ししているところです。

つまりAとBではこの値段というのが出ているため、やろうと思えば、その二つよりも安い値段を提示することもできます。

(そして最終的な見積もりで現実の値段を出す。)

それも可能なはずなのに、しっかりと自分たちの見積もりの金額を提示してきて、これはとても誠実なことだと感じました。

ただし、もちろん僕らも大金持ちではないし、貯金だって全然ありません。

見た金額に対して安い方がいいのではないかとは考えます。

ギリギリまで悩みましたが、ここも保留にしてもらいました。

(当日、その場で決めるとつけてくれる特典などもあります。)

・式場D

申し訳ないのですが、このに関しては正直ほとんどおぼえていません。

それほどCのインパクトが強く。

CにはなくDにある奥さんの理想のポイントが

"ガーデン"でした。

Dには広いガーデンがありましたが、

そこだけでは補いきれないほどの魅力がCにはありました。

・式場見学、延長戦…

お金のことを除いて、僕の中では、ほぼほぼCに決定していました。

しかし、ここで奥さんが提案してきたこと、それは

「あと一件だけ見学を増やしたい。」ということでした。

僕は正直嫌でした。

それはめんどくさい。とか、もういいでしょ。という気持ちではなく、あと一件みたら絶対に迷うとわかっていたからです。

それはAとCを比べた時ですら、

A 100点 100点 100点 99点 100点

C 100点 100点 99点 100点 100点

のような本当にどちらにしようか悩む僅差だったので、

そこに別のいい場所を見てしまったら悩むこと間違いないと思ったからです。

このことについてはしっかりと奥さんとモメました。

でも二人にとって人生で一回の大事な事。

見なかった事で後悔はしたくない。

悩むなら思いっきり悩もうと決まりました。

そして、もう一件見に行くことになるのですが、

これが二人の式場見学で一番頭を悩ませることになります。

・式場E

式場Eは海の見えるそれはそれはステキな式場でした。

入り口ステキ、チャペルステキ、披露宴会場ステキ。正直文句なしです。

値段もCとあまり変わらず。

プランナーさんに関しては、完璧なスタッフという感じ。ピシッとしたスーツに身を包み、テキパキと仕事をこなす。

話していて楽しいのはもちろん。

この式場だったらこんな式になりますよ。というイメージもどんどん湧いてきました。

しかし、Cのこともあります。

Eも保留にしてもらいました。

・式場決定

さて、僕らの中ではCかE二つに絞られました。

式場、チャペル、披露宴会場、立地、値段、ごはん、スタッフの対応。

どちらもすべて満点。

残るは本当に僕らの独断。

Cはアットホームなスタッフと作り上げる自分たちらしい式が出来る。

Eは親戚から友人まで納得のステキな式があげられる。

Cは、もしかしたらミスもあるかもしれない!(ごめんなさい!笑 そんなことないです!)でもそれを乗り越えらるだけの感動を、100点を120点にする何かがある気がする。

Eは、絶対にミスはない。安心して当日を迎えらる完璧な式になる気がする。

どうですか?

こうなったら本当に個人の趣味嗜好。

正直二人で一週間くらい悩みました。

悩んで悩んで悩んで、どうしても決められないため、

僕らはEの見積もりをもってCの式場に行きました。

値段に関しての交渉もありますが、

前回から少し日が空いてしまったので式を挙げる日がまだ空いているか、もしくは別日だとどこがあるかなどを聞きに行くためでした。

僕らは今何を悩んでいるか、Cのプランナーさんすべてにお話ししました。

これは本当にすごいと思ったことなのですが、

僕らが見学に行った5つの式場のプランナーさん全員が、絶対に他の式場の悪口は言わないのです。

むしろ、あちらの式場さんはアレが素晴らしいんですよね!など褒めるのです。

それはひとつ自分たちを良い意味で悩ませました。

悩みながらも式の日付を見て、この日ならいいんじゃないかという日に目星はつけていました。

しかしその日は偶然にもCもEも空いていました。

日付は決まり、本当にCかEかどちらにするか、

Cのプランナーさんも値引きやサービスなどはすべて出し尽くし、本当にあとは僕らが決めるだけ。

たぶんこの日、Cの式場で2時間くらい悩んでたと思います。

(ご迷惑おかけしました。)

その時でした、Cのプランナーさんが言ったのです。

「それにしてもすごい運命的ですね。入籍が2/15で逆から読んだら5/12が挙式なんて」

僕と奥さんは一瞬なにがなんだかわかりませんでした。

でも、次の瞬間

「え!?あ!ホントだ!!!」

と二人で大ハシャギ。

プランナーさんからは

「え?しょうたさんと奥様は運命とかそういうのお好きなので、それでこの日を選んだんだと思ってました!」と言われましたが、

これは全く考えてない偶然でした。

僕と奥さん、特に僕は運命という言葉が大好きです。

好きな寿司ネタ

僕、サーモン

妻、サーモン

運命

初めてディズニーに行った日、仕事のため本当は途中で帰るはずだったのが、急遽仕事がなくなって閉園までいられることになる。

運命

実は何年も前、僕から単独ライブに来てください!というメッセージをフォロワーに片っ端から送り、ほとんどは返事がこない中、奥さんとはその時に少しだけメッセージをやりとりしていた。

運命

このように、すぐになんでも運命に結びつけ、そこに幸せを感じでいました。

そして、それこそただの偶然かもしれないけど、

「2/15」と「5/12」にプランナーさんは気づいてくれた。

それは僕らの中では、パズルの最後のピースがハマったような感覚でした。

「ここで式をあげたいです。よろしくお願いします。」

僕らの式は5/12。

式場はC。

清水区にある 「 ラピスコライユ 」という式場に決めました。

ここでお伝えしたいのは、僕らの選んだ式場は僕らにとっては一番良かったところだということです。

人によって、大切にしたいものは違うと思います。

それでいったらまずはお金が必要だから、フォトウェディングや家族のみの式をしたいという方もいると思います。

僕らは自分たちらしい式、来てくれた人に喜んでもらうために重きを置いて考えました。

逆に神聖な、厳かな式にはもっと向いてる式場もあると思います。(ラピスコライユさんでそれが出来ないというわけではないです!)

ガーデンで楽しく色々したいだとか、海が見える式場がいいとか、少人数だとかすごく大人数だとか、色々と重視するところがあると思います。

だからこそ、ブライダルフェアとか式場見学は色々なところに行くのがいいと思います。

時間はかかるけど、デートの一つだと思えば楽しいですし、自分たち二人のいままでの話をするなんて、あんまりない機会ですから。

結婚と指輪

式場も決まり、次にするのは「プロポーズ」

の前に…

「プロポーズ」に関しては奥さんに相談することもできない。

知ってる知識は「指輪」が必要ってことだけ。

指輪に関しては

奥さんが寝てる間にこっそり指のサイズを測って、なんてことはせずに、

ちゃんと指のサイズを聞いておきました。

豆知識・今では「ダイヤ」だけを先に購入し、プロポーズした後にリングの部分を二人で決めるという方法もあるようです。

とりあえず、指輪を見に自分でも知ってるような超有名店へ。

大北海道展が開かれてる時くらいしか足を運ばない駅前の大きなデパート。

百貨店ってやつ。

その一階。

店員さん全員が白手袋。

周りにはベキベキおしゃれカップルかマダムか爆買い外国人。

そこにやってきたグレーパーカーの男。

完全に場違い…

ただ一世一代の重要な買い物。

一人でくる男はたぶん大体プロポーズ。

なので店員さんの対応も慣れたもので、

「あの、プロポーズ用の指輪が欲しいんですけど」

「婚約指輪ですね」

という受け答え。

この時点で僕自身どっちが結婚指輪でどっちが婚約指輪かわかってない。

案内されたのは、指紋ひとつないショーケース。

並べられたのは

やはり雑貨屋さんやスーパーのお菓子コーナーに並べられた100〜500円の指輪とは輝きが違う指輪たち。

値段だけで物事をみるような僕でも、この指輪のダイヤと銀の部分どちらも輝きが違うのは一目でわかった。

値段は安いMacから新品の最新軽自動車くらいまで幅広く取り揃えられている。

僕はシンプルに一つダイヤの乗った指輪が希望でした。

なぜかはわかりません。昔から、リングの上にひとつダイヤが乗ってるもの、これが伝統的な指輪というか、そんなイメージがありました。

後日、なぜかわからないが実家の居間に母の婚約指輪が置かれていました。

ゴールドにオレンジ色のトパーズが散りばめられた華美な指輪でした。

母らしいと思ったが、母はどうしても自分の誕生石を入れたかったらしい。人それぞれ指輪には想いがあるんだと感じた。

そしてダイヤ一個の指輪の刷り込みは親からではなさそう。

ダイヤ一個の指輪も値段は幅広い。

部屋を賃貸する時に、5万円の部屋と7万円の部屋ならきっと部屋が1つか2つ増える。

ユニットバスとトイレバス別かもしれないし、

1階と3階の違い、オートロックあるかなしかそのくらいの違いはあると思う。

それが指輪になると胡椒(粗挽きではないもの)の一粒を10等分に切り分けたうちのひとつくらいのゴミが入っているかどうか。

これで2万違う。

結婚は金銭感覚がおかしくなると言われるが、それはすごくわかる。

コンビニでは108円のカップ麺にしようかちょっと贅沢して238円のカップ麺にしようかでだいぶ頭を悩ますのに、

式のことに関しては5万・10万の追加がポンポン出るし、逆に削ろうと3万減っても、3万だけかー…となる。

完全に金銭感覚がマヒする。

しかしこの指輪、そして式は一度きりなのだ。

どこかの偉い人がテレビで言っていたが、

この2万で奥さんの機嫌が一生いいなら安いもんだ。

逆にここで2万をケチれば一生そのことを言われる。

そんなことを言っていた。

まぁ一生でみたら安いもので、

こんなちゃんとした買い物する機会も滅多にないだろう。

こんなところでチマチマとケチっていたら、お金に嫌われる。

うちの母の座右の銘は

「金は天下の回り物、金は使えば入ってくる」だ。

その教訓は息子にもしっかりと受け継がれている。

その後、何度かお店に行って、取り寄せをしたりして、良いものを選ばせてもらった。

僕の人生の高額買い物BEST3は

MacBookPro、婚約指輪、iMacになった。

次はプロポーズだ。

結婚とプロポーズ〜Merry me?〜

プロポーズ前日、僕は半同棲している家に行った。

彼女(現在の奥さん)には家に行くことは言ってない。

僕の実家から家までは車で2時間。

行くまでの2時間、着いてからの3時間、帰る2時間。

まずは計7時間、実家にいると嘘を突き通す。

「電話する?」

「今、実家の居間でテレビ見てるから出来ない」

そんな感じで上手いことコッチに来ている事を隠し続けた。

運転中も何度もコンビニにや路肩に止め、

怪しまれないように軽快にLINEを返す。

「ちょっと寝る」

家についてからは作業に集中。

サプライズプロポーズの準備。

事前に紙を切り抜いて作ったハートを壁中に貼り付ける。

…つもりだったが、実家を出て一時間くらい走って気づいた

机の上に忘れた。。。

小学生の頃、やってこなかった宿題を「やったんですけど、机に置きっ放しにして忘れました。」と小さな嘘を何度か重ねた。

その時貯めた小さな嘘が、ここでバチとなって返ってきたのだろう。

仕方なく、途中文房具屋に寄った。

また数十枚のハートを切る作業からスタート。

そしたら壁に貼り付ける。

これだけで90分は使った。

続いては風船。

膨らませた風船を天井につけ、結んだ口からリボンを垂らす。

リボンは花屋さんで見た「ハサミの裏でグーってやるとクルクル」の技術を使ってオシャレにする。

こっちは意外と早く終わった。

あと少し。

ベットの上には買っておいた108本のバラの花束。

そして、英語で書いた「結婚して下さい。」の文字。

一文字づつフェルトを切り抜いて作った。

抜かりはない。

「ごめん、寝ちゃってた。」

雑な浮気男がつくような嘘で彼女にLINEを返す。

ラッキーなことに彼女は今日はこの家に寄ったりしないようだ。

僕はまた路肩に止めたりコンビニに寄ったりしながら二時間の帰り道を運転した。


次の日…

プロポーズ本番。

僕は朝から仕事で彼女はお休み。

僕の仕事は昼過ぎには終わるので、彼女の運転で僕の職場の方まで迎えに来てもらう。

沼津にある僕らの一番好きなラーメンを食べて、

寄り道をしながら家に帰る。

思いのほか緊張はしていない。

日は暮れて夕方から夜になろうとしてる頃、二人を乗せた車は家に到着した。

少し緊張する。

家のドアをあける。

「ただいまー」

なんにも知らない彼女がアホみたいな声を出す。

作戦開始。

作戦開始と言っても、

「ちょっとそこでストップして」と指示を出しアイマスクをさせる。

飾りつけした寝室に入り、電気をつけ、ビデオカメラとiPhoneのビデオ録画をオンにする。

彼女の手を引っ張り、寝室へ。

「じゃあ目隠しを取ってください。」

時期とか雰囲気を考えれば、彼女だって気づく。

「え!」

ただ、飾りつけや薔薇は想定外だったようで、

すごく喜んでくれた。

「いつやったの!?」

当たり前のような質問が飛び出す。

「昨日、がんばりました。」

見えないところに置いておいた指輪を出す。

「僕と結婚してください。」

「よろしくお願い致します。」

サプライズプロポーズは成功した。

…かのように思えた。

人によっては最初から「ん?」と思った人もいるんではないだろうか。

この章のタイトル。

「結婚とプロポーズ〜Merry me?〜」

そう。

結婚してくれますか?

英語で

Marry me?

だ。


「あれ?しょーちゃん、綴り違くない?」

そう。僕は一世一代の決めるところで、おもいっくそやらかした。

あんまりに恥ずかしいエピソードなので、今までどこにも出さず、インスタにも書かずに来た。

最後の最後でバシッと決まらん。

決まらない旦那を見て、奥さんの母性本能を1mmでもくすぐれてたらラッキーだ。


結婚と親

14歳から反抗期が続いています、原です。

僕はお母さんが大好きで、それはマザコン的な好きではなく、人として尊敬しています。

それはトークの面白さ。

原家の明石家さんま師匠。

それがうちの母です。

若い頃の母はそれはそれは美人な母親でした。

めちゃくちゃ失礼な話ですが、保育園の頃、周りの友達はみんなおばあちゃんが迎えに来ていると思っていました。

それくらいうちの母は若々しく美人でした。

そんな母の年齢は未だに知りません。

なぜかというと小さい頃からずーっと母に年齢を尋ねても「24歳」というのです。

高校受験の際、面接で「お母さんの年齢は?」と聞かれました。

僕は「わかりません。24歳と聞かされています。」と答えました。

面接官は爆笑。僕は高校に合格しました。

母の魅力は見た目だけではありません。

特筆すべきはそのトーク力です。

母はエピソードを盛る天才で、近所で何かあった、そこに5〜6人の人が野次馬で集まってきた、それを母が話すと4〜50人の人が集まっていたと大真面目に語るのです。

最新のエピソードでいうと、

道を歩いていたら、とても身なりの汚い方いた。

母は父の職場というか、事務所的なところに案内し、シャワーを貸してやった。

すると次の日、その人は綺麗な格好で現れ「昨日はありがとうございました!仕事を探してきます」と伝えたそうだ。

そのまた次の日、その人がまた戻ってきて「仕事が決まりました!それもこれもあなたのおかげです」とお礼を言ったそうです。

そんなはずがない。

これは僕の予想ですが、道で身なりの汚い人を見かけた。それだけがここまでのグリム童話に進化したのではないかと思っています。

美人でエピソードを盛る元・走り屋のおもしろ母。

それとは真反対で超堅物真面目父。

この二人の子供が僕です。

話がだいぶ逸れましたが、僕は未だに反抗期で親に対して人見知りしています。

母とはおもしろエピソードが聞きたすぎて、たまに話しますが、父とはそんなに話しません。

特に重要なことは全くと言っていいほど話しません。

しかし、結婚となるとそうは行きません。

・彼女を親へと紹介。

・両家顔合わせ

・結婚式

色々な部分で親とのやりとりをしなければいけない。

私にとっては結構な大仕事でありました。

それをしっかりとさせてくれたのはやはり奥さんの力が大きかったと思います。

結婚と父

「お前にお義父さんと呼ばれる筋合いはない!」

「どこの馬の骨かわからないやつに大事な娘をやれるか!」

「二度とうちの敷居をまたぐな!」

「母さん塩だ!塩!」

僕の職業は不安定なものですから、
これくらいは言われる覚悟でした。


その後は、サンジ(ワンピース)のクソお世話になりましたばりの土下座を3日間、雨の中、雪の中続けてやっとお許しをもらえる、そのくらいの覚悟がいると思っていました。


実際は…


「結婚なんて出来るわけないだろ!!!」


そう言ったのは僕の親でした。

えー?

予想外の予想外なんですけど。


うちの馬の骨がどこへ行こうと別にいいんじゃないですか?
全然、僕のこと興味ないじゃないですか。


ミシンも踏んだことないのに服飾の専門学校に行くと決めた時も、


高校卒業して髪の毛オレンジ色にした時も、

勝手に東京で一人暮らし始めた時も、

その後、お笑い芸人になるって決めた時も

特になんにも言わなかったじゃないですか。

それがむしろあのバカ息子が結婚。

喜ばしいことじゃないんですか?

将来も不安な息子が一生愛する人を見つけた時にまさか反旗を翻し、敵対することになるなんて。

父は僕の結婚に反対でした。

「結婚なんてさせるわけないだろ」

「うるせぇ!勝手にやるわ!」

父とあまり話さない僕は、キレられたので、キレ返して、そのまま口を聞かなくなりました。


「自分のことは自分で決める。親は関係ない」


そう思ってました。

そう、僕は30になっても未だに反抗期真っ只中だったのです。


そんなクソガキのガチガチ頭をカチ割ってくれたのは、また奥さんでした。


「結婚ってのは二人だけの話じゃない。家と家のつながり。しょーちゃんの親戚と私の親戚がつながる大事なことなんだよ。お父さんとちゃんと話そう?」

僕は嫌でした。
父とちゃんと話しをすることが。


でも奥さんはめげませんでした。

何度もクソガキの僕を説得してくれました。

何度も何度もワガママを言いました。

でも奥さんは諦めませんでした。


折れたのは僕の方でした。
(エラそうに!ずっと正しいのは奥さんの方だわ!)


僕は父とちゃんと話し合いをしました。


なぜ結婚をさせるつもりはないのか。

それもしっかりとした理由がありました。


芸人という明日急に給料がなくなるかもしれないような仕事をしてる人間が、奥さんや子供を養っていくことなんてできない。

芸人という道を決めたのなら、芸の成功と家庭の安定2つを取ることはできないと思うべきだ。

父は昔から堅物でしたが、頭は良いし、世間のことがしっかりと見えています。


僕は僕なりに芸人として生きていく道や、もし今の仕事がなくなった時のことなども考えています。

でもそれも親から見たら心配です。
なによりも僕一人なら最悪のたれ死ねば良い。

でも結婚をしたらそういうわけにはいかない。


結婚への反対は
父なりの奥さんへの将来の心配からでした。


必要なのはそれだけ大きなものを背負っていくという覚悟でした。

「もしも、妻や子どもを食わせていけないような状況になったら、その時は芸人を辞める。」

僕はそう約束しました。


父は結婚を認めてくれました。


父としっかりと話をすることが出来たのは、本当に妻の努力があったからです。

本当に素敵な人と結婚できたと思います。


さて!

これでまた一歩結婚に近づいたぞ!


そう思ったのも束の間…


「彼女とは会いません。」



母からのLINEが入りました。

結婚と母

反抗期の息子はなんとか父と結婚の話で和解

しかし、解決したのも束の間…

次に結婚への道に立ちはだかったのは

なんと母だったのだ!!!

と、まぁ出来るだけPOPに書きましたが、
妻からしたら心折れる寸前の状態でした。

父は理論的に現実的に僕の結婚を止めようとしましたが、
母は違いました。


そこはまぁよくある話なのでしょうか。

前書きでも書きましたが、
母は楽しい人で、
僕が何をするにも否定もせずになんでも全肯定してくれる人です。

そんな母がなぜ「彼女とは会わない」と言ったのか。

これは僕の想像でしかないのですが、

やはり寂しさからだと思います。


結婚をすれば、家は両親と別々になります。

もちろん東京に行ってた時など、実家にいない時は多い僕ですが、やはり結婚となるとひとつ違うもので、
なにか新しい家族が増え、家が別になるというのは母からしても寂しかったのだと思います。

今は週一で実家には帰っていますが、たくさん話したり、どこかへ出かけると行ったことは全然出来てないです。


このブログを書きながら、すこし反省しています。

母とは
「たくさん実家にも顔を出す」
という約束で和解しました。


ですが、妻と僕の休みも合わず、僕もなにかと仕事で忙しくさせてもらっているため、なかなか実家にゆっくりと顔を出す機会がありません。

しっかりしないと。


こういう部分で僕はズボラだし、
まだまだ誰かに支えられて、我慢させて、好きにやらせてもらってるのだと実感します。

不甲斐ないです。

来週、少しだけ休みがあるので、その時にでもちゃんと時間を作ろうと思います。


美談にも出来ず、素敵にまとめることも出来ない内容になってしまいましたが申し訳ありません。


しっかりとすることができた時には、
また母との現状をnoteに書きたいと思います。

結婚と挨拶

両親をなんとか説得し、次はお互いの家への挨拶。


僕に取ってはわからないことばかり。
わかることの方が少ないくらいでした。

服装、持ち物、何を言うか、などなど。

これほどまでに、ネットのある時代に生まれてよかったと思うことはありませんでした。
(あとゼクシィ!)

結婚を進めていくにつれて、浮き彫りになったことは、

世の中には数多くのマナーがあり、

僕ら芸人なんかはそのへん全然わかってないってこと。


少し話は飛びますが、結婚式の招待状を出して、
参加・不参加の返信が返ってきた時、
不参加を消したり、様を消したりするマナーをしてなかった人が3人。

その3人は全部芸人でした。

とほほ!!


話は戻りまして、結婚の挨拶。

過去に瞑想を学んでいた時期があるため、舞台では緊張しないようにできるのですが、

さすがに結婚の挨拶は緊張します。

漫才やコントでは「結婚の挨拶」をテーマにネタをしたこともありますが(あまりウケなかった)

本番となると話は別です。


絶対に笑ってはいけない結婚の挨拶。


いい日 原 のすべれない話。

デートの前の女の子くらい
何を着てくか悩んで

事前にユニクロの中でもちょい高めのジャケットを買いました。

(良いジャケットは買っておくと今後の結婚の準備で色々と着る機会があるのでオススメです!)


奥さんの実家への挨拶は
正直、頭が真っ白でほとんど覚えていません。

すごく優しくしていただいたのは覚えています。

ただひとつだけ覚えてることがあります。

奥さんのお姉さんが真剣な表情をして、

「しょーたくんは、芸人さんというとても不安定な仕事してるよね。
それでもし、もしも仕事がなくなったりして〇〇(奥さん)としょーたくんが生活に困ったらどうする?」

短くしてありますが、芸人という職業にすごくリスペクトを持った言葉で聞いてくださいました。

当然です。

大事な家族が芸人の嫁になる。


それはとてつもなく不安なことだと断言できます。


しかし、その質問には答えがありました。

「もしも、彼女を食べさせていけないような生活になってしまったら、その時は芸人を辞めます。」

父に結婚を許してもらう時に出た言葉でした。

本当ならフワフワとした受け答えで終わり、ご家族を不安にさせていたかもしれません。


父はこのことまで考えて僕と真剣に話をしたのか、それはわかりません。

ただ、やはり真剣に話をしておいてよかった。と感じました。

それもこれもステキな家族、そして素晴らしい妻に恵まれていたからだと思います。


その受け答えで、結婚への真剣味が伝わったような気がします。(僕の勘違いかもしれませんが)

そのあと、奥さんの家族とご飯を一緒に食べました。

疲れ切ってお腹が空いていたため、おかわりするくらいたくさん食べました。


その後、僕の実家に奥さんが挨拶に来ました。

奥さんはハキハキと答え、両親もこんなステキな人にうちの息子はもったいないとずっと言っていました。

そのあと、お寿司を取って、奥さんと僕の家族で食べました。

でも奥さんはお寿司の半分ほどを僕にくれました。

聞くと緊張で胸がいっぱいで全然食べられなかったそうです。

おかわりまでした自分が恥ずかしかったです。

閑話休題〜自分語り〜

奥さん大好き芸人をやっていて
よく聞かれる質問が

「結婚しようと決めたきっかけはなんですか?」
「結婚の決め手はなんですか?」

という質問をいただくのですが、
これは僕の場合たぶん特殊で、

「 結婚したいと思っていた時に 運命の人に会えた」


というのが答えになるでしょうか。


運命の人。


そんな大それたものではないかと思いますが、
僕が 趣味・奥さん という人間だからこそ、

人としてリスペクトできて、
一緒にいて楽しい人である奥さんと出会えたことが運命だったと思います。


逆に奥さんは僕と出会うまでは結婚相手を慎重に選ぶタイプだったらしく、

それこそ年収とか仕事とか家族環境を気にしていたらしいです。

そんな厳しい目を持った人がお笑い芸人と結婚するのですから、人生何が起こるかわかりません。

昔、出会った女性に
「売れてないし、東京とかで売れる気ないなら芸人やめればいいじゃん」
と言われたことがあります。

申し訳ないですが、この言葉だけは今思い出しても吐き気がします。

これが価値観の違いなのだと実感しました。

僕はたしかにまだ売れていません。
そして、テレビ!テレビ!テレビ!とガムシャラでもありません。


それはキングコング西野さんやホリエモンさんなど好きなことで生きていくことを選択し、それを広めていってる人たちの影響もあると思います。

売れてなくて、静岡に住んで、東京に出る予定も夢もない。
側から見たら、死んだように見えるかもしれません。

でも僕はお笑いで売れるのと一緒に奥さん大好きを謳って売れたいと考えています。

楽観的なのかもしれませんが、なによりも苦も頑張りもなく熱中できるものはいつか絶対に仕事につながると信じているので、焦りもありません。

恥ずかしいくらいに自分語りをしてしまいましたが、
奥さんはすごく応援してくれます。

特に奥さん大好き芸人の方は出会った当時から付き合ったらこれをやりたいと言っていて、その背中を押してくれていたので、そこも結婚の決め手だったかもしれません。

(奥さんは協力的なので一緒にゲームをしてその動画をYouTubeに上げたりもしています。
YouTubeチャンネルの宣伝ではないのでリンクは貼らないでおきます)

結婚とドレス選び

僕は比較的女性に喜ばれるショッピングができる分類の男だと思います。

男は基本的に女性のショッピングに付き合うと、

つかれた・早く帰ろう・お腹すいた・ちょっとあっちみてくる・スマホでゲーム

となる人が多いと思います。


(ここが間違っていたら、この記事は読まなくて大丈夫になります。)


この辺に関しては僕はあまり苦に感じません。

理由としては僕の中に"おネエ"的な部分が少なからずあるからだと思います。

(昔、付き合ってた彼女が一緒にいった飲み会の席で他の男とキスをしてるのを見て、その衝撃で
『パインちゃん』というオネエになった日があったので、それがきっかけかも知れません。)


だから奥さんに「この服どうかな?」と聞かれたとしても、

「かわいい!絶対似合う!」
「うーん、色がイマイチじゃない?」
「えー、ならさっきのがかわいい」

などと友達感覚でショッピングを楽しめます。


友達感覚なので、ずーっとついてくわけでもなく
同じ店にいたら少し離れて自分の気になるものをみたりもします。


そのくらいの楽なテンションでショッピングをしてるのがいいのかもしれません。

自分の中にオネエを住ませるのはオススメです。

しかし、そんな僕でも難しかったのがドレス選びです。

結婚式と披露宴で着る ウエディングドレス(白)
お色直しして披露宴の最後まで着る カラードレス


この二着を僕らは借りることにしました。

式場から紹介されたドレス屋さんに行くのですが、
仕事の都合で僕と妻は途中まで別々でドレスを選びました。

僕はドレスではなくタキシードです。
(パインちゃんはドレスを着たがっていたと思います。)


僕のタキシードは、元々なんとなく決まっていました。


僕は静岡県住みます芸人というのをしていて、
静岡県に住んで活動しています。


静岡といえばお茶が有名です。


なので僕の衣装は緑のスーツです。

だから、タキシードも緑にしようと決めていました。


緑のタキシードは黒や白、青などにくらべ数もそんなにないので、あまり悩まずに決めることができました。

こちらが実際のタキシード


(人生初のタキシードに緊張してヒドイ顔ですね。)

問題は奥さんです。

カラードレスは比較的決めやすいです。

色によって奥さんに似合ってるかどうか判断しやすいですし、

すごく似合ってるドレスがあったので、そんなに悩まずに決めていました。

もちろん、奥さんは奥さんで何着も試着して、めちゃくちゃ頭を悩ませて決めたので、
そんなに悩まずに。とか言ってしまうと、怒られるかもしれませんが。


問題は純白のウエディングドレスです。


形自体は何パターンかしかないので、早々に決まります。

問題はそのあと、スカートがレースになってる、ここの刺繍がかわいい、後ろが伸びていて歩いた時かわいい、裾の部分にビーズがついてる。


正直、ここに関してはマジで頭を悩ませました。

脳内は僕とパインちゃんの二人会議です。

これは………うん、いいと思う。


これも………いいんじゃない?


そうね…これもいい。

はい!ダメ!役立たずアドバイザー!

正直マジでわかりませんでした!笑

でも奥さんが頑張って決めたドレスはすごく似合っていたし、かわいかったし、綺麗でした。


ただ、結婚式の準備では「どっちでもいいよ」を使いたくないと思ってたので、
アドバイスはできませんでしたが、なんとかその言葉は使わずに決めることができました。

結婚とお金の話

結婚式

それは女の子の夢。
(のはず!違ったらごめん!)

しかし、現実的に直面する壁。

それがお金。


静岡県は比較的式にかかるお金が他県よりちょっと高いらしい。(ゼクシィに書いてあった。)

やはり、どこを削ってどこを贅沢するか。


そこに頭を悩ませる。

指輪の回で過去にした高い買い物ベスト3を
iMac 婚約指輪 Mac Book Pro
と書いたが、
正直、この3つを足してもちょっと足りないくらいの金額を払った。


ドレス・食事・会場費など、色々とお金はかかる。

妻の希望で、式から披露宴までのムービーを残す記録撮影

披露宴の最後に今日の様子をすぐ編集し、それを流してくれるエンドロール

式の写真を残すアルバム

これら全てを希望していれた。

これは正直すごくお金がかかった。


しかし、エンドロールも最高だったし、
記録撮影の中にはそのエンドロールを見てるみんなの顔もうつされていて、
その中には自分の大切な友達や親戚が涙してくれている様子も残っていた。

それだけでやった価値があった。

料理も本当は安くすることができた。

でも、どうしても来た人に喜んで欲しくて、そこは値段を下げたくないと僕がごねた。


すごいお金が飛んで行ったが、
かけてよかったと後悔はしていない。

式をやる前に思っていたことを正直に言う。


『結婚式を仕事にしてる人たちは
「一生に一度」という言葉を武器に
断れない雰囲気を作るし、オプションをどんどん足してくる。』


申し訳ないが、こう思っていた。

でも、式を終えてから考えは変わった。


結婚式は本当に人生で一度。

だからこそ、終わった後にアレをしておけばよかったとか、コレをやればよかったとか、本当に後悔しても遅い。
だからこそ、その後悔がないようにたくさんいろんなものを勧めてくれるんだと。


たしかにお金はすごくかかる。
海外にだって行けるし、車も買える。
ワンピースだって全巻揃うし、好きなブランドの服を一式揃えられるかもしれない。

でも、後悔はお金でなんとかできない。

一生に一度の大切なことのためなら大金を使ったことに一ミリたりとも後悔はない。

あとがき

ブログに書いていた前編はここまでです。

またこれから後編を少しずつ書いていこうと思います。

もし、少しでもおもしろかったと思ってくださって、応援に投げ銭してくださる方がいましたら、ありがとうございます。

この記事は全て奥さんのおかげで書けているものなので、もし応援いただけましたら、そのお金は全て奥さんに渡し、なにか美味しいものを食べさせてやりたいと思ってます。

それではまた後編で。




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しおたそ@奥さん大好き教

2019年2月に入籍、同年5月に挙式。奥さん大好き芸人として活動中。2019年8月 奥さん大好き教を開宗し、教祖となる。

結婚の話

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