夏の朝の女の子(140字小説*24) 4 七戸健太郎 2019年8月16日 08:01 ある夏の朝、通勤のため駅へと歩いていると、向かいから小学生くらいの女の子が歩いてきた。女の子は角を曲がり、小径へと入る。ふと僕は思う。小径はすぐに行き止まりだ。角まできて小径に目をやると、女の子の姿はない。9時前だというのに、気温は38度を超えている。ブロック塀で蝉が鳴いている。 #創作小説 #140字小説 #超短編小説 #掌編小説 #夏 ダウンロード copy #夏 #掌編小説 #超短編小説 #140字小説 #創作小説 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート