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引き取り先で、ほぼ確実に見かける古家具はコレ!

最近も色々な古家具、古道具たちを引き取らせてもらってます。

子どもたちが使っていた木馬


手入れが終わって天日干し中


引き取り直後はガレージがいつもパンパンに😅

引き取り件数を重ねていくにつれて「この家具、ほぼ確実に毎回見かけるなぁ」というのがわかりましたので、今日はそのお話です。あまりにも多すぎて、最近ではこの家具に関しては、不本意ながらお断りしているくらいなんです🙇


⚪︎ほぼ確実に見かける古家具はコレ!

結論から話をすると、下の画像の古家具になります!

右側のこの子です!

それは、昭和の三段箪笥です。

一見、この箪笥は上に高い箪笥のように見えますが、これは3つに分解できます。なので三段箪笥なのですね。

青い線で囲ってある3パーツに分けられます。

昔は嫁入り道具として重宝され、女性が嫁ぐ際には必ず三段箪笥を持参すると言われています。それも二〜三竿あることが常です。

⚪︎なぜ材質が桐(きり)なのか

箪笥に関しては東京、川越で生産されていたであろう桐箪笥と、長野県の松本エリアで生産されていたであろう欅(けやき)箪笥の2種類をよく見かけます。山梨県という土地柄なのか、間に挟まれているので、この2種類をよく見かけます。

箪笥の文化地図:幕末〜大正(書籍:和家具の世界より引用)

山梨県でも、長野県に近い北杜市エリアで引き取る際は、欅箪笥を見かける印象ですね。


店舗にある欅箪笥。桐箪笥よりも圧倒的に重いです!

ただ、嫁入り道具として重宝された3段箪笥は、こと私が引き取ってきた中では桐製のものしか見かけていないです。元々、三段箪笥自体が普及したのが、関東大震災以降で、東京から普及していった物。東京では桐箪笥が主流だったから、「じゃあその流れを汲んで、桐箪笥にしよう!」となったのか。。。

※なぜ三段箪笥が普及したのかは、過去記事に書いてあります↓ぜひ読んでみてください↓😊

機会を作って他の地方のものも、見て回りたいですね🤔☀️

⚪︎今日は北杜市に引き取りへ

この記事が投稿された5月20日は、山梨県の北杜市に引き取りの依頼が入っているので、手伝ってくれるメンバーを連れて一緒に引き取りに行ってきます。

果たして、三段箪笥はあるのでしょうか!?それとも、長野県の県境だから欅の箪笥があるのでしょうか!?それとも全然違う材質の箪笥なのか!?😂

引き取ってきたばかりのホヤホヤの古家具や古道具たちは、店舗「孫ノ手」のInstagramアカウントのストーリーズにアップする予定です。

常連さんによってはこのストーリーズを定期的に見ていてくれてて、アップした途端に売れてしまう時もあります(有り難い!🙇)。ぜひ、見てみてください!!


それでは、引き取りに行ってきます!!!

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