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作家以外の生き方。

めっきりnoteを書かなくなってしまったので反省。ちょっと忙しかったのかな。金沢へKOGEI ART FAIR出たり、終わったと思ったらNU茶屋町の催事が始まったりと一ヶ月くらいバタバタしてました。

それもこれも、4年くらい前にnoteとyoutubeの発信強化し出してからだから、やはりアウトプットをし続けるのは大事です。


毎年「あまり詰め込まないでおこう」とか思ってるのに結局蓋開けたら予定詰め詰めなのは本当どうなのかなーと最近思います。

とは言え今は修行だとも思っていて、飽きたら手放そうとはちゃんと考えているつもり。


常に新しいことにチャレンジをし続けたいと思い、しかし新しく何かを始めるためには今持ってる何かを確実に捨てなければいけない。


これ、本当に大事だと思ってます。


仕事辞めたいけど不安だから辞められない。それでは新しい仕事なんかできるはずはなくて、思い切って辞めちゃうのは本当に大事です。


今ちょうどNU茶屋町で開催しているアトリエ三月企画の催事では作家で活動する傍で全く別軸の活動をしている人が何人かいます。

作家しながらギャラリー始めた人と、作家しながらポップアップを中心に ブランドを立ち上げた人。


この生き方、すごく良くないですか。


作家で飯を食うって勿論不可能なことではないのだけど、正直僕にはできないなって10年前に思って諦めちゃいました。

自分にとって絵は生業で、生き方、みたいなとこがある。と、同時に一生かけても答えなんか出ない、書道とか花道とかのような"道"だと思ってます。強いて言うなら芸道かな


やってて楽しいからやってるとか、そーゆーのでもないんだよなー。なのでたまに「好きなことできてていいですね」と言われると、まぁ確かに環境としては有難いんだけど、ちょっと違うんだよなー、みたいな。


話が逸れましたが、作家活動を続ける、とか、絵を一生描く、って想いや熱意も大事なんだけど僕はそれ以上に「どう生きるか」ってことの方が重要なんじゃないかと思ってます(「僕たちはどう生きるか」は見てません。


だって絵を描いて売るって超不安定じゃないですか爆


でも今は作家がインフルエンサー化してサブスクなり月額会員なりファンクラブなり、それなりに稼ぎ方、生き方は多様にはなってきましたね。


いきなりサラリーマンやめろとは無責任だし言わないけど、作家活動もしながらやりがいのある仕事に就く、もしくは自分で新たな仕事を生み出すこと、30代でアトリエ三月作って本当に良かったなーと思います。


最初はただの貸しギャラリーでしたが、今では商業施設でアートイベントしたり、百貨店や行政のお仕事もいただけるようになりました。

それは最初に言ったように僕が他のギャラリーさんと同じような動き方を全くしていないからで、そもそも作家だったり、発信の仕方が独特だし、とにかく新しいことにチャレンジし続けてるからで、


でも一周回って結局ギャラリーは作家さんなしでは成り立ちません。


アトリエ三月としてやりたいことはまだまだあるのですが、そうやって作家しつつ新しいことにチャレンジする人を応援したいなー、と言うのは少し前からずっと思っています。


アトリエ三月で出会った作家は商品ではなく仲間だと思っているし、僕は目標の為に仲間を集めると言うよりは、大事な仲間や友達がいて、さぁ、何しよっか??って考えるタイプです。


なんかそろそろ新しいことやりたいなー




大阪で絵画制作や美術活動をしつつ、ARTspace&BARアトリエ三月を運営しています。サポート頂いた分は活動費やスペース運営費として使用させて頂きます。全ての人がより良く生きていける為に 美術や表現活動を発信し続けます。