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mofmofエンジニアも、今話題のコロナ対策サイトにContributeしてみた話

台湾のデジタル担当大臣のオードリー・タン氏が、東京のコロナ対策サイトにソースコード(Pull Request)を送ってくれた話で盛り上がってますね。

ネット上(主にTwitter)でもテンション上がってる反応がちらほら。

「胸アツ展開!!」
「すごい時代だなあ」
「カッコイイ!!」

例に漏れず、弊社の朝会でも話題になってました。

どうして台湾のデジタル担当大臣が参加してるのか

我々のようなシステムの開発を生業としている企業であれば身近な話ですが、世の中で流通しているソフトウェアのほとんどは、オープンソースという仕組みで作られた小さなソフトウェアを部品としてたくさん使用しています。

そういった小さなソフトウェアはOSS(Open Source Software)と呼ばれていて、誰でも改変や貢献が出来るようになっています。

今回の東京都のコロナ対策サイトもGitHubというサービスを使ってOSSで公開されており、それを見たオードリー・タン氏が参加してくれたという話。

どうして盛り上がってるのか

何が「アツい」かって話はIT業界の人以外はあんまりピンと来ないとは思います。OSS活動は、日本でも一部のエンジニアの間では昔から行われているものでしたが、基本的にグローバルで流通しているものなので、開発内部のコミュニケーションはすべて英語です。

日本人は英語が苦手だし、たぶん諸外国に比べると引っ込み思案な性格もあって(?)、OSS活動は一部の人のものという印象が強くありました。

なので、東京都のコロナ対策サイトがOSSとして公開されていて、しかも日本のたくさんのエンジニアの手で活発に改善されている、という時点でアツい展開だったのですが、それに拍車をかけてオードリー・タン氏がしれっと修正したソースコードを送ってくれた(Pull Requestと言います)ことが、なんというか、「ソースコードを介して、いち作り手として、立場や国に関係なく同じ取り組みをしている」という、心温まる胸アツ展開なわけです。

mofmofエンジニアも参加してみた

mofmofでもOSS活動は積極的にやっていきたいと思っていて、たまに個人的にPull Request出してみたりしているのですが、ここは、

「乗るしかない、このビッグウェーブに」

ということで、Pull Request出してみました。

弊社のTech Leadを務める岩井さんのPull Request

ぼくのPull Request

ぼくも東京都の方にPull Request送ろうかなと思ったのですが、活発すぎて空いている修正対象(Issue)をみつけられなかったので、新しく立ち上がった北海道のコロナ対策サイトの方に出しました。

30分くらいでちょちょっと修正して、不明点を質問して回答が来たので、夜にやろーって思ってたら、いつの間に他の方が終わらせてくれてました。はや!\(^o^)/

まとめ

今までOSS活動は参入しづいものだったけど、これを期にOSSデビューした人もたくさんいると思うので、これから日本でもOSS活動が活発になる機運が高まればいいなと思いました。

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