14.08.03の過去記事
おはようございます。蝉の声はいまだ健在。窓を閉め切らなければうるさくて仕方ないけど、なければないで寂しいものです。
ない物ねだり、あるモノが鬱陶しい。
こういうのが人間の性でありまして、となりの異性に気を惹かれ、近しい異性はもう飽きて、なんてことは世俗でよくあることです。
隣の家の芝生が青いのは、自分の家の芝生の手入れが悪いからそう思うのです。
自分のことをおろそかにしていると、隣の異性が気になりだしたり、あちらの家庭にあるものがこちらにはないからと恨めしがるのです。
ほんとうは自分に価値があるのに、ないと思い込む。
これもまた、一つの原因です。
物事は陰陽で考えることです。
陽がよくて、陰が悪いのではありません。
どちらも必要なのです。
昼も夜も、男も女も、太陽も月も、同じように必要なのです。
だから決して、自分の存在に価値がないなどと思わないことです。
他人からみれば、うらやましいものを持っているものです。
ないものもあれば、あるものもある。
それが、尊いのだと思います。
物質でなく、気持ちは万人が持てる財産です。
思いやり、やさしさ、きびしさ、慈しみ、すべての人が持てる持ち物だと思います。
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