京都本大賞受賞パーティーの様子とスピーチで話した内容まとめ

先日、京都本大賞受賞パーティーが京都…ではなく都内で開かれました。

ダイヤモンド社の担当編集の土江さんと、お世話になった方や今後お仕事でご一緒させていただく関係者のみなさまをお招きしたパーティーでした。100名を超える多くの方がお忙しい中駆けつけてくださり暖かい会となりました。


祝辞の言葉を、

「珈琲店タレーランの事件簿」で第一回京都本大賞を受賞された小説家の岡崎琢磨先生

現在全国の劇場で公開中の「コードギアス 反逆のルルーシュ 第1章 興道」やテレビアニメ「甲鉄城のカバネリ」を手がけられている脚本家の大河内一楼さん

ニー哲の装丁、キャラデザを手がけてくださった漫画家の杉基イクラ先生からいただきました。

岡崎先生からは、「狭き門をくぐり抜けてせっかくこの世界にきたのだから今後とも信念をもって小説をずっと描き続けてね。」といった激励の祝辞を、

大河内さんからは、「原田さんはなにを得てもずっと満たされない餓えた狼みたいな目をしてるから、なにを手に入れたら満足感を得るのか興味深いのでより好みせずに挑戦してね。」という将来へ対する期待の祝辞を

イクラ先生からは、「娘もニー哲を読んでくださっていてみんなに愛されるようなキャラクターたちになってとても嬉しいからもっと広めていきましょうね!」とという作品愛溢れる祝辞をいただきました。


本当にありがとうございました、感激でございます。

乾杯の挨拶は、親友の瀬口かなちゃん&てんちむちゃんにお願いして盛り上げていただきました。なんかキャラバランスがいいかんじな写真。



多くのお世話になっている方がお祝いしてくださり素敵な暖かい会でした。お忙しい中お集まりくださったみなさまありがとうございます。

担当編集の土江さんもスピーチしてくださり、その際に「はじめに原田さんの文章を読んだときに血肉の通った文体にすごく衝撃を受けて、びっくりした絶対一緒に本をつくりたいと思った。」とお話してくださったことがとても嬉しかったです。思い出しても泣きそうになります。

そして私も最後にみなさまにお話しさせていただきました。

もともと尾崎豊の歌詞に共感したことがきっかけで尾崎豊の歌詞にあるような「生きる意味」「自由の意味」の答えを知りたくて勉強しだした哲学ですが、ちょうど15の夜くらいの時期に読んで感銘をうけた哲学者・中島義道先生の「不幸論」という新書がきっかけでした。

その本はとてもわかりやすく哲学の話が書かれていたのですが、時間が経ち現在の自分も哲学の入り口になるような本を書かせていただくことができてとても幸せです。

男装アイドルとして活動をしている時、私はユニットを卒業する際スタッフさんからもらった卒業証書を舞台上から紙飛行機にして客席に投げたり、

ユニットの記念すべき大きなステージのライブの時にちょうど祖父がなくなってしまったので誰にも相談せず、最後のMCでいきなり黙祷を求めて、死ぬほど怒られたり…もう数え切れませんがスーパー問題児でした。

ニーチェの言葉の「人生を危険にさらせ」ではないですが、怒られることよりも人生の中で後悔したり取り繕ったりしたくない、という気持ちが非常に強く、リスクをとってでも自分に正直でいたいという思いでそう貫いてきました。

当時マネージャーさんだったケイダッシュステージの福田さんにはすごく迷惑をかけましたが、福田さんは「原田、お前最高に尖ってて面白いよ!」といつも私の奇行を肯定的に受け止めてくださり、執筆の仕事をしたいという希望を汲んで連載をたくさんとってきてくださいました。

同時期にCBCラジオでお世話になったディレクターさんの矢島さんもCBCラジオの細井さんも同じように「お前みたいに尖ってるやつ初めてみたわ!」と奇行を面白がってくださり、怒られることが多かった当時とても励まされました。

けれどもずっと執筆活動で食べていきたいという夢があったので、アイドル活動をしながら、休みの日に小説を書いて文芸の賞に応募をするなどを繰り返していました。けれども賞をとることはなく、自分の文章のレベルは客観的にわからないし、自分の良さもわからないし、どうしたらいいんだろうと悩んでいた時にサンキュータツオさんと文藝春秋の船越さんが忙しい間を縫って小説をみてくださり「心理描写と会話文が君の強みだから、絶対にいつか評価されるから、それまで書き続けるべきだ」とおっしゃってくださり、とても励まされたのを覚えています。

その直後サンマーク出版の高橋編集長が、「まりるさんの書く文章すごく面白いね!」と新人にもかかわらずお声がけしてくださり、高橋さんと作った著作を読んでくださった土江さんと作ったニー哲がこのような素晴らしい賞を受賞し、多くの方に応援していただき、励ましていただき、面白がっていただいた結果、いまがあるんだなとしみじみ思いました。

いろいろ決断する時は怖いですが、決断せず、損切りせず妥協して濁った人生を過ごすことのほうが私にとってはもっと怖いです。辛い時や嫌なことがあったとき、つい面倒くさくて「まぁ、、、このままでいっか」と思ってしまうことも多々あります。けど、もっとシンプルにその状況が幸せではないなら、損切りしていいと思います。怖がらずに挑戦しつづけることは、生きている醍醐味だと思うからです。30年以上生きていると、自分の感情に蓋をして、利口であろうと合理的な考えにすがってしまうこともあります。けど「現実的に考えて…」という利口な言い訳を用意して、自分を納得させることは自分の弱さに負けることでもあると最近考えていました。合理的な自分が好きですが、合理的な自分は、自分の心を殺す毒にもなり得ると思っています。

利口であることよりも、もっと大事なことが人生にはあると思うし、もっと誠実な信念を貫いて生きていきたいです。

「挫折をどのように受け止めるかが、人生の要点となる。」といったようなヤスパースの言葉がありますが、挫折に負けるのと、挫折を乗り越えるのとでは挫折経験の意味が変わってきます。まず自分が人生に対して誠実でないと、乗り越えられるものも乗り越えられないと思います。

頑張りすぎもよくないかもしれないですが、そういったときに応援してくれる友達や周りの人のありがたさを最近とても実感しています。皆さんいつも本当にありがとうございます。


またパーティー当日は、お世話になっております方々から素敵なお花をたくさんいただきました!せっかくなのでお写真を載せたいと思います。

ビリギャル著者の坪田信貴先生

株式会社ブシロードの創立者の木谷さん

DMMオンラインのスタッフさん皆様

そしてダイヤモンド社の石田社長


ポプラ社のあまのさん

潮出版の東條さん、堀田さん

PHP研究所の鈴木くん、大沼くん、北村さん

みなさま本当にありがとうございます。今後とも頑張っていきます。なんか最近エニアグラム・タイプ1っぽくなっている気がします。笑 



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■京都本大賞受賞。一度きりの人生について考える、哲学エンタテイメント小説 

「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」


■オンラインサロン

DMMラウンジ「この哲学がスゴい!」

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原田まりる

作家・哲学ナビゲーター■第五回京都本大賞受賞『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社) 11/12コミカライズ一巻発売!■連載:「ダ・ヴィンチ」にてAIを描いたSF小説「ぴぷる」発売中■NHK「人間ってナンだ?超AI入門」レギュラー出演中

コメント1件

妥協して濁った人生を過ごしたくないと言うのは正に僕の生き方そのものです。笑
最高に尖ってるところとか、何だか似てますね。笑

京都本大賞受賞おめでとうございます。
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