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メルカリで発売当日の週刊マンガを300円で売る訳

つい2〜3週間ほど前(2017年8月8日頃)に初めてメルカリを始めました。本当を言うともう少し前からアカウントは持っていて、自分の作品、絵や、シルクスクリーンプリントのロゴジャケットなどを出品していたんですが、全く売れずでした。そもそも売る気で出していた訳ではないので当然といえば当然ですが。ある意味ボケとしてメルカリに出していたんです。これまで誰かに何かもらったりしたら「じゃ、メルカリに出しとくね」とメルカリをディスったギャグにしてたんです。

それから放置していたんですが、何をどうしたら売れるんだろうと、あの有吉さんのCM、「出品して24時間以内に売れてる」などのCMを見て疑問に思っていたので、ここはひとつ今からでも遅くない、メルカリで売る(潤)方法ってのを新書にすべく、おっさんでも始められるメルカリ指南書を書いてみようと思い、ちゃんと始めてみました。完全に後発も後発、後追いに次ぐ後追いですが、まだメルカリを体験していないオジサン、オバサン、おじいちゃんおばあちゃん、老男女は必読ですよ。メルカリのメインターゲットは若い世代、10代から20代くらいがメインターゲットだと思いますが、いやいや本当に今からでも遅くないのでぜひ始めてみると、メルカリも確かにSNSのひとつなんだと感じること間違いないです。

前置きが長くなりましたが、早速本題の「メルカリで発売当日の週刊マンガを300円で売る訳」の解説をしたいと思います。まず、大前提として、メルカリでの最低販売価格は300円なので、メルカリ内最安値という事になります。別にこれは週刊マンガである必要は特に無いといえば無いんですが、買う側から見れば、タイムリーでしかも安く買える、またグラビアのファンも取り込めるコンテンツとして、この週刊マンガ(僕が取り扱ってるのはグラビアがある青年誌)が手っ取り早く買い手がつくと思ったのです。

よく新宿などの道端で発売日に駅に捨てられている週刊誌を拾って売っている方がいますよね、あれにヒントを得たというのは完全に後付けですが、確かにその狙いは間違ってなかったんだなと、今になって思います。間違っても駅で拾ってきてメルカリに出している訳じゃ無いです。駅で雑誌を拾っている方々にはちゃんとテリトリーがあって、そこにはそこの経済圏がるので勝手に踏み荒らしては、どこかの女優がクラウドファンディングで出資を募って写真集を作ってコミケに参戦する!と炎上したように、いやそれ以上に深い社会に引きずり込まれてこっぴどく絞られる事だと思うので、筋は通しましょう。

話が逸れましたが、路上で100円程度でその週のマンガを買うのに抵抗がある方でも、メルカリだったら匿名配送が選べるので、断然メルカリを選ぶんだとも思います。また出版社へバックナンバーを申し込むよりも手軽にできるというメリットや、これがもしかしたら一番の理由かもしれませんが、ポイントで買えるということもあって、買う側にはメリットしかない。このポイントで買えるというのが非常に大きなウェートをしめているかもしれません。メルカリに登録するだけで、何ポイントか貰え、それで買い物ができるんです。そのポイントには期限があって、期限内に使わないと無くなってしまうので、300円で買えるものをとりあえず買うというパターンも存在します。

買う側にしかメリットがない反面、売る側にはデメリットしかありません。匿名配送にしようと思えば、らくらくメルカリ便、もしくはゆうゆうメルカリ便を使う事になりますが、送料がらくらくメルカリ便のネコポスで195円、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットで175円かかります。定形外郵便を使えばもう少し安く配送できますが、匿名配送はできません。メルカリが他と違うのは何と言っても匿名配送なんじゃないでしょうか。個人情報云々かんぬん多がれる中、自分の住所を相手に知られるのが嫌だと思うかたも少なくありませんから、ボクは基本的に匿名配送の出来るメルカリ便を使っています。実際には300円で販売した場合、メルカリがその価格の1割30円を利用料として徴収します。270円から送料を引いたのが売り上げになりますから、ネコポスの場合売り上げは75円になります。週刊マンガが350円ですから275円の赤字になるんですが、読んでいればまぁ元々そのまま捨てられる運命だったのが、75円の儲けになるので喜ばしい事ですが、即時性を優先するあまり、コンビニで買ってスグに出品したほうがスグに買い手がつくというメリットがあります。それのどこがメリットなんだよ!というのをこれから解説致します。

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