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もう一度行きたいお店。 もう一生いかないお店。 年を重ねるごとに変化する満足度。

先日、友人と
近況報告と新規事業の相談も兼ねて
有楽町のお店を予約し
食事をしたのだが
そこのお店の
料理と接客と空間が完璧すぎて
いろいろと考えさせられた時間だった。

記事のタイトルにもなっているのだけど

もう一度行きたいお店。
もう一生いかないお店。

この違いを
先日の友人との会話の中から
素人ですが自分なりに
整理して考えてみたい。

行かない理由。

それは、
リッチ。
メニュー。
空間。
いろいろな要因はあるのだろうけど。

結局一番の要因は
「人・スタッフ」次第という事
だと思う。

スタッフが本気で料理が好きで
お店が好きかどうか

お店のコンセプト・感動を伝えたいと
思っているかどうか

お客様を幸せにさせたい、
喜ばせたいと思っているかどうか?

いくら、外っ面をブランディングしても
やはり、姿勢というものは料理にもサービスにも
影響が出てくると感じる。

リピートしない、
紹介したくないお店は
顕著にホール・キッチンスタッフのサービスに
現れるものなのだろう。

4月に行った新しくOPENしたばかりの
表参道の某店がまさにそうだった。

OPEN前のメディア戦略は
上々でインスタでも芸能人が紹介しているほど。
外部的なブランディングは成功に思える。

だからこそ噂を聞きつけて
来店した訳だが。

次の来店は考えてないし
紹介しようとは思わない。

表参道なら自分の会社の
クライアント様のほうが何十倍も良い
お店を構えているので
そこを紹介したいぐらいだよ。

主となる原因がわからず
無意識なのが一番怖いのだが
何かがもの足りなかった。

友人と話して
整理して考えた結果。

もの足りない原因は
『人』だったのだろうと思い返す。

そう、スタッフの
情熱みたいなものが
なかった気がした。

メディアでいくら取り上げて
店内がおしゃれで
ロゴがおしゃれで
スタッフさんがイケメンで
人気の芸能人が宣伝していたとしても

そういうお店は数時間いると
気分が全く良くないので
スタッフの姿勢でわかる気がする。


特に外のブランディングをしっかり
やっているところは
実体験とのギャップが大きすぎて
期待度を大幅に下回るという
残念な結果が生まれてしまう。

自分が年を重ねてしまい
おじさんになってきたせいか
スタッフのひとつひとつのサービス
にうるさくなった気もするが><

これは反省しないといけない。
時には寛容にならなければならない。

若い頃の僕なら
現在の僕のような客がいたら

『あの客めんどクセーな
はやく帰んないかな?』

なんて心で思ってるに違いない。

昔キャバクラの店長が
『面倒くさいお客様ほど
チャンスが多く転がってる』
と言っていたのを思い出す。


そんなこんなで
気になってしまい

ひと昔前はクールな
接客が格好良く見えたもんだが
『これが自分スタイルですから』感
を醸し出す接客に
現状はイライラしてしまう。

大人なんだから
『愛想良く気使えるぐらいになってくれ』と

おそらくそこには
年を重ねる事によって
経験も知識も考え方もポジションも年収も
変化してきたせいか
満足ができなくなってきているのだろう。

お店側としても
自分みたいのは来るなって
メッセージがその接客に
込められてるんだろうけど。

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