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今だから思う。学生時代に意識しておけばよかった考え方

今日は僕のお客様との世間話の話。

話しの中から
ふと学生時代の教育について
考えるきっかけとなったので
少しお話しをしたいと思います。


今回は少し長い記事に
なりそうですが
お付き合いくださいね。


僕のお客様は、
会社経営をされている
女性のお客様なのですが、

来年進学を控えた
男子高校生の母でもありまして
こんな話になりました。


お客様:

『うちの息子は、
将来の夢ややりたい事もなくて

とりあえず大学に行きたい
と言っているのだけれども

私は何か手に職をつけて
専門学校にいったほうが

良いと思い進めてあげようと
思っているのですが

原田さんはどう思います?』


僕も11歳の子供を持つ一児の父なので
僕の考え方を言わせて頂きました。
僕はこう答えました。


僕:

『将来のビジョンがないままでの
とりあえず進学は結果、
お金をドブに捨てる可能性が
高いんじゃないかなと感じています。

もちろん進学した事により、
「大卒」という資格が与えられ、
就職できる可能性のある
会社が増えるので
とりあえず進学は
ありかもしれないですが、

進学してやりたい事を4年間で探し、
大卒資格が条件の会社に就職をする。

大金をはたいて得られるものが
それだけでは高い買い物の気がします。』


大学に関わらず専門学校でも
目的が明確でない場合は

同じカリキュラム・同じ環境で
学習しても

取り組み方や成果に明確な差が生まれてきます。

私は、20代前半の頃に
会社に務めながらWEBの学校に
通っていた事があります。

明確な目的とビジョンがあっての
入学でしたが、

何より80万くらいの学費を
自身で出してる事もあり

金額以上のものを吸収するために
必死でした。


必死に勉強し、必死に考え、

必死に勉強以外の何かを得るために

イベントや交流会に参加した記憶があります。

高校生までの僕は

テストの前日に一夜付け、
ノートも書かずにテスト前日に
友人にコピーしてもらう

危機感もなくのほほんと
過ごしていた生活とは
まったく違いました。


大人になって誰しも一度は
感じると思うのですが


『10代の時から真剣に考えていればよかった』と

『今の考え方で高校生に戻りたい』と。

ここで

「将来のビジョンなんて分からないから進学するんだよ」という

声が聞こえてきそうですが、

それは甘えだと私は思います。


確かにまだ高校生くらいだと

生きてきた世界が小さく
経験も少ないので

自身の進路を決めると言うのは
酷な事だと感じます。

そこで同情してしまい

自身の意思ではなく

他人が奨めた進路を
選んで進ませるのも

どうなのかと
考えるところがあるのです。


社会に出たらそうもいきませんよね。


また

成功したケースは良いのですが

挫折したケースの場合

『自分が決めた訳でもないし、しょうがないよね』

と言い訳できる環境を作ってしまうところもあります。

大切なのは自身で考え
意思決定させること


逃げ道を作らせず、
言い訳できない環境をつくること


たとえ失敗しても
常に、自身で考え意思決定
をする事を行っていけば

失敗から学び、成功へ導くため
にどうしたら良いのかを考え
進む方向を軌道修正できる力を
養う事ができると思います。

私が学生だった10数年前と比べて

インターネットが普及した事で

検索すれば

情報を集める事は容易なはずです。


集めた情報が正しいかどうかの判別や

こういった考え方や世界があると

情報提供をしてあげて

若者達の可能性を限りなく広げてあげる事が

社会人経験者である親や周りの
大人の役目だと思っています。


私が、専門学生や高校生など若い世代に講義をする一つの理由でもあります。


しかし、いきなりバッと

考え方や精神論を語っても

そもそも聞く耳を持たない学生がほとんどだと思います。

(実際、高校生の時は僕もそうでした。。)

まずは、興味をもってもらう事

塞がっている耳をどう開かせるかが、

教える側のスキルでもあり

課題でもあるかと思います。


まとめると


「大切なのは自身で考え意思決定すること」


「全て自己責任、他人任せにせず、言い訳できない逃げ道を作らない環境をつくること」


「失敗から学び、成功へ導くためにどうしたら良いのかを考え、軌道修正をできる力を養う事」


上記でお話しした3つの要素ですが、


自身で事業をはじめていろいろな
スタッフと仕事をして
思った事があります。


技術や知識はあるのですが、

特にこの3つの要素が抜けているスタッフが多いなと私は感じました。

何かと理由をつけて「私はできません」と

すべて他人任せの歩みよろうとしないスタッフ。。


裏を返せば、上記の3つの要素を学生の頃から養う事ができれば

会社から必要とされる人材、会社のリーダーになりうる存在でもあるのかなと思っています。

ビジネススキルは会社で教育する事は可能ですが、
マインド的な要素や教養・コミュニケーション力に関しては
会社では教育するのは難しいしので。


※今回の内容はあくまで私自身が失敗を経験して思った私一個人の意見で考え方です。

いろいろな教育に対する考え方があるのでそれが正しいとは言えません。

読んで頂いた方で、気分を害された方は申し訳ありません。

こういった考え方もあるんだなと思って頂き、読んで頂けると幸いです。

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