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乃木坂ちゃん

先週の日曜日に乃木坂ちゃんの
ライブを見に神宮球場まで行ってきた。

友人がステージから
超絶近い席をGETしたため
今日まで余韻が抜けず

ようやく東京に帰ってこれて
余韻がぬけそうなので
乃木坂ちゃんについての記事を書きたいと思う。

まず
元々グループを知るきっかけとなったのが

今の会社を立ち上げる前
借金生活を送っていた6年ほど前。

その当時人気絶頂だった
AKB48の握手券と
CDに付いてくるメンバーの写真を
完全コンプリートして
ヤフオクで転売してお金を稼ぐという
グレーな事をしていたのだが

コンプリートするため、
メンバーの名前と顔を
必死こいて覚えた結果。

彼女らの活動を知っていくようになり
乃木坂46へと繋がっていった訳だ。

ここで
最近の話しを少々。。

とある日
デザイナーのパイセンと
メイドカフェやキャバクラの
ブランディングについて
真面目に語った事があった。

その時に話した内容は
『なぜ、あの業界のブランディングは
専門家が介入していなく
戦略として甘いところが多いのか』
と言う話。
(もっとゆるい感じだったんだけど、少しカッコつけると)


キャバクラで黒服業を
経験している僕の見解は
お店よりも各女の子(キャストさん)の
ブランド力によってリピーターの集客が決まるので
なかなかお店を気に入ってもらえて来店する
という考えにはならないのではと考える。


もちろんサービスとしての最低限の基準値に
達している事は大前提の話し。


例えば
店内の壁やソファーが綺麗か?とか
黒服や女の子の教育はしっかりとできているのか?とか

メイドカフェも同じ事が言える。

お店のサービスとしての
最低限の基準値に達してないところが多く
個々の女の子の能力値に任せているところがある。


ただそれだと

現状の顧客は満足するかもしれないが
その上の層をリピートさせるのは難しいだろう。

だから客単価をあげる事ができなければ
サービスの質の向上もできず。

この業界の地位が上がってこない
1つの要因なのは間違いないだろうと思う。

タイトルと
少し話しの方向性が変わってきそうなので
ここで軌道修正です。


(この話しは違う機会で詳しく語りますね。)


何が言いたいのかというと
個々のブランディングも大切なのだが
お店やグループのブランド力を育てる事が
次の階層・フェーズにいける鍵となり
成長曲線が変わってくるという事

僕の中では
乃木坂46というグループは
グループとしての
ブランディングが成功した
代表例だと思っている。


成功した最大の要因は


明確なコンセプトメイクだろう。

『AKBの公式ライバル』としてAKBとの対比。

AKB48は『クラスで3番目にかわいい子』を集めた集団という
コンセプトで劇場公演や総選挙など試行錯誤を繰り返し
個々の個性を出しつつ、
今の地位を築き国民的アイドルグループの地位まで上り詰めた。

逆に乃木坂46は個性よりもビジュアル面に
徹底的にこだわり
AKBとは違う『清楚で王道のアイドル』
というグループコンセプトを5年たった今でも崩していない。
(AKBが基盤を作ってくれての恩恵があるからこそではあるけど)

CDリリースごとで変えている
制服にもブランドメイクの意図を感じる。

AKBは個々で個性を出したりしていますが
乃木坂は徹底的に同じもので統一される。

その統一間こそが『清楚で王道のアイドル』の
コンセプトをさらに引き立てている。


シングルリリースごとの
メンバー各個人のPVやCDジャケット・ポスター等の
アートワークにもこだわりを強く感じます。

こういったアートワークがきっかけで
惹きつけられた人も多くいるはず。

「制服のマネキン」という作品があるのだが
その世界観に圧倒されたのを今でも覚えている。


また、
AKBグループのような劇場を持たないので
メディア露出の方法に関しても
こだわりを感じる。


例えば、結成当初から放映している乃木坂の冠番組の
MCには個人の能力を引き立ててくれる技術と経験値の高い
バナナマンさんを起用したり
(僕のきっかけはバナナマンからでした)

あとは人気雑誌の専属モデル契約。

例えば
「Ray」の白石麻衣さん
「CUTiE」齋藤飛鳥さん
「non-no」西野七瀬さんなど

この戦略により、各年代の女子層の獲得にも成功したといえる。

その他に
TVメディアでの認知が圧倒的多い生駒さんや
将棋ファンの間では知られている伊藤かりんさん
舞台で活躍している生田さんなど

グループコンセプトを軸に
各年代と属性・分野にリーチした
外部での活動が結実したことが、
5年で今の地位確立につながる主要因となった
といえるのではないかなと考えています。

ちなみに僕の11歳になる娘は
生駒ちゃんが好きだと言っている。
(クラスの友達も生駒ちゃんらしい。)

という事で
最後に僕が今推している
将棋好きの伊藤かりんちゃんと
藤井聡太四段が出演している
さっきまで見ていた旬の動画を紹介して
この記事を終わりにしたい。


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