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若者が、「社会を作る力」を持つ社会じゃないと

若者が、「社会を作る力」を持つ社会じゃないと、
社会自体のアップデートもされないという話。
ピンときます??

10年ほど前に内閣府の若者関連の評議会の委員を数年させてもらってました。
他分野の若者に関わる委員の方とのディスカッションや様々な若者政策の議論は刺激的だったし、勉強になりました。

貧困・就労・家庭など様々な面で、若者が今まさに直面している課題の深刻さを痛感しました。(困難を抱える若者支援)

同時に、困難に直面している若者だけでなく、全ての若者が「社会を作るための力」を高めるための支援が弱いことへのもやもやを強く感じた時でもありました。(若者の健全育成)

現状の政治や社会の結果として、困難を抱える若者が出てきているともいえます。その状況を変えていくためには、これからの社会を作っていく若者自身が社会の一員として社会を変えていくことが必要です。

そのためには、「若者よ社会を変えるんだ~」と政治・行政が上から声掛けするのではありません。若者がやりたいこと、変えたいことを取り組む事ができるスキルや機会を届けるだけでいいんです。

学生や若者向けのコンテストの審査員や、政治家と若者の対話のイベントなどでの大人側の最悪のコメントは何だと思います?
「もっと斬新な若者らしい話が聞きたかった」
「若者らしい新しい話を聞かせてください」
です。
斬新な話ではなく、若い世代が”普段思っていること”が大事であって、それを受け止める大人社会が必要なんです。特に政治・行政。

ゴールのない投稿で申し訳ないけど、
若い世代が、
社会が求めている答えを出すのではなく、
社会を変えるアクションを自然にできる民主主義を日本で作っていきたいなと思います。

※ちなみに、僕が内閣府の委員会の委員だったときは、民主党政権・自民党政権の双方にわたってです。なので、この課題は政党的課題ではなく、日本の政治的課題です。


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