はじめに

こんにちは。はらみです。2/17に冬の那須どうぶつ王国に行ってきました。
前々回の記事はレンタカーで、前回の記事ではバスツアーで参加してきたのに続き、今回はバスツアー(再)ということでレポ第3弾です。たいへんに良かった…。
↓なすどを大好きにさせてくれた最高の企画はこちら

読み飛ばしていい前日談
・もともと予約していた2/10が催行決定せず(やむなし)
・担当者さんに2/17への振替をお願いして対応いただく(感謝…)
・翌日に財布を落として決済に使ったクレカを止めたことで、再度やり取りが発生(先方のお仕事を増やしてしまい鬱)
・その後普通に財布が出てくる(落としてなくて本当によかった)

財布に紛失防止タグをつけていたんですが普通にそれを貫通して見失いました。いちど窮地を救ってくれたことがあって2023年のベストバイに挙げたものではあるんですが、やる人間はやるときはやるということです。
クレカを止めてみて思ったんですけど、これを抽選で当たったチケットの入金日前後とかでやったら取り返しのつかない傷を負うんだなという気付きがありました。

閑話休題です

今回は真冬のなすどに挑むということで、前日に薬局で、貼るカイロ、靴のつま先に入れるカイロ、あとは酔い止めを調達して備えました。
酔い止めは「酔い止めを飲んだ」という事実が一番効く。あると思います。

憂いもなくなったところで日付が変わる前には布団にもぐり込んで、早朝に新宿駅へ向けて出立です。

寒いものの春の寒さという感じで、なすどチューニングをしているからなんなら電車はちょっと暑い。着込んでるから暑いよ～。

前回と同じところから空を撮ります。ていうか人が多い！　11月はしん…としていたくらいだったのに、進みにくい位ぞろぞろと歩いていました。皆デカい荷物を携えていて、ウィンタースポーツ人なのが分かります。もしかしてウィンタースポーツってずっと流行ってる？

ここから都庁方面を目指して歩きます。
前回通った道だしわざわざ地図見ないでも余裕っしょｗ
→５分後に異変に気付きます

異変に気付いたらすぐに引き返すのが鉄則です。

見覚えのない景色に現在位置を確認すると、バス乗り場からどんどん遠ざかっています。
何が起きたのかというと…

写真を撮るときの向きが前回と90度違っていて、『写真を撮ったところからこっち方向！』だけで進んだ結果です。人間って愚か。
普通に伝わりづらいのでグーグルマップのスクショで説明をしようとも思ったのですが、規約を見てみたらダメっぽい。

ともあれ早足で移動して集合5分前になんとかバス乗り場にたどり着きました。駅の雰囲気そのままにかなり人が多くて、今年行った中でいちばん人口密度が高いかもしれません。
集合場所はけっこう奥の方なので、人の流れに乗ってじわじわと進んで受付を済ませます。初見だったらかなり苦労したかも…。
残りの催行数も限られてきましたが、ご予定の方はお気を付けください。

バスに無事乗り込めてひと安心です。乗務員さんの「おはようございナース」にもほっこり。ずっとやってくれてるんだろうな…。バスツアー気分がぐっと高まる嬉しい気配りのあと、ほぼ定刻通りにバスが出発しました。

今回はソロ参加の方が多かったのか会話はあまり聞こえなかったように思います。出発して割と時間を置かずに、静かな車内にクソデカ名取ボイスが響いてビクっとなりました。体感、前回よりも大きかった気がします。
2度目だと聞き逃さまいという集中力とはまた別の意識がはたらいて、言い回しとか声のニュアンスを楽しめたのが良かったです。普段の配信でもリアタイとアーカイブで聞こえ方が違うことがけっこうあると思っていて、結論、配信は2度見るとお得。
軽快なトークに気持ちを弾ませつつ、一区切り後は佐野PA(パーキングエリア)までウトウトとしていました。

今回も佐野PAグルメを頂きました。前回いもフライを食べてシンプルに美味しかったので。一方で変化をつけたいと思って地雷を踏み抜く覚悟で注文したものの、いちごの酸味にフォーカスした味付けだったのでゲテモノ感はなく美味しく食べられました。見た目はやや怯むけれど…。
ソースの後味の果物感の中の酸味の最後の方の端っこにいちごがいる感じです。
じゃくじゃくの衣でお化粧したじゃがいもくん、しっとりほくほくで美味しかったです。
食べ物撮影アプリによって彩度が少し上がってるんですがやや事件性のある色味だなこれ。

佐野SAを出た後のバス音声の内容も、なすどの楽しさを知っているがゆえに頷けすぎて首が取れました。その後は高速を降りて下道に。思ったよりも雪が無いなという印象です。しばらくして現れた看板にテンションも上がって、この頃には首も繋がっていました。

駐車場からの1枚です。めちゃくちゃな快晴でかなり嬉しい。バスを降りても冷えてはいるものの厳しい感じはしなくて、過ごしやすそうな良い天気でありがてありがて～
入国手続きをして、いざ！

入国してすぐ、高く積まれた雪かきの痕跡に雪国を感じました。言っても高原の冬。お陰様で滑ることなく国内を回れそうです。

まずは「うさぎのランチ※」こと、コラボメニューのうさちゃんせんせえランチを食べておきたいということで、ヤマネコテラスに向かいました。
※明らかに名取さなコラボ目当てでは来ていないだろう子連れのご家族がその見た目の愛らしさから注文をしていたときの呼び方。そのような場面に遭遇してとても嬉しい気持ちになった、というリスナーの投稿があり、それを見た名取さなも嬉しい気持ちになっていたとされている

ほんっまにかわいいですねこれ。コラボ食品がここまで元ネタを模せることってあるんだ…。過去の別コラボになりますがアヘエビかき氷同様の愛を感じます(←今年もあるらしい！)
右下に見切れてしまっていますがクリーム系のスープもついていて、耳をちぎるとスティック状になるのでスープを浸して食べやすいです。
見切れているといえば、ハンバーグにあしらわれた十字付きのハートもめちゃくちゃかわいいのですが、どの写真にもなく…なぜ…。この先は君の目で確かめてくれ！
こくのあるドレッシング（何味と表現したらいいのかわからない）と合わせられたお野菜も美味しかったです。湯剥きされたトマトにも丁寧なお仕事を感じます。以前食べてとても美味しかったニョッキが続投されていて嬉しかったな。パイ生地もバターがきいていて幸せでした。

うさぎのランチとしての注文があったのも納得の佇まいです。良すぎ。
上のボロネーゼパスタも要チェックらしい。

ヤマネコテラスを満喫して向かったのは、過去の入国では1度も訪れることができなかった『わんにゃんリビング』です。暖かい屋内でわんちゃんねこちゃんとのふれあいができる神施設なのですが、人が多い時期はつねに数十分待ちの列ができていて諦めてきた経緯があります。今日ならば…という思いで向かうと待ち時間なしの表示が！　うおおおおおおおおおお！

神施設に行ったらなんと神施設でした。おわり。
これは大人気なわけです。表情筋こわれちゃった。
ここでの写真は上の2枚だけです。待ち時間はなくとも数分(5分？)ごとに入れ替わりのチャイムが鳴るようになっているので、時間的な余裕はそうありません。この手はふれあうためにある。
以前いっしょにお散歩をしたアンさんにも会えて本当に良かった…。

これから冬のなすどを予定されている方には絶対におすすめしたい施設です。午前の部と午後の部があるのですが、午後の部は人が増えてきてそれなりに並びが発生しているのを観測したので、狙い目は午前の部かと思います。

この時点でかなり満足度が高いのにまだお昼前。定刻まで3時間以上あるので、ガイドはいったん封印して興味の向くままにじっくりと回っていきます。

このもふもふを味わい尽くしていたら思いのほか時間が経ってしまって、大人気ショーイベントであるザ・キャッツに並ぶのが開演30分前くらいになってしまいましたが、結果的には比較的余裕をもって入場ができました。しかも運よく最前に座ることができてハッピー。今回はちょうどヤマネコテラスの入り口くらいまで列が伸びてきたところで列に加わった感じです。ご参考までに。

前回よりもきまぐれを発揮している子が多い日で、どこ行くねーん！が沢山見られて良かったです。このライブ感がキャッツの良さだ…。

アルパカのツバは威嚇のために用いられることが多いとのことで、顔がこちらに向くとつい緊張が走ります。と言っても今回はお父さんに撫でられていて満更でもない表情を見せてくれていたのでちょっと安心。

ホスピタリティお化けと名高いカフェ・マヌルヌマにも立ち寄って、毎度完売してしまっていて食べられなかったマヌルプリン注文することができました。かわいいね…。甘さは控え目でごまの香りを味わう大人向けのデザートという感じがして美味しかったです。リンクは貼れないので紹介までなのですが、2021年3月21日の那須どうぶつ王国アカウントの新商品紹介ツイートでこのマヌルプリンが紹介されていて、その写真がかなり良いので是非見てみてください。
イラストつきの紙ナプキン、かわいいし何よりその気持ちが嬉しすぎる。

ブロード(冬)も、もちろん観覧してきました。ファームエリアと行き来をするバス乗り場付近で開催しています。
立ち見ゆえに色んな角度から彼らを見られるのが嬉しいのと、距離が近くて猛禽類の力強さをよりいっそう感じることができました。
特に迫力バフの恩恵があったのがニシオオノスリのエレナさんによる、疑似餌を使った狩りです。ルアーを追いかけて垂直に上がる直前の空中ブレーキの利きがエグくて、少年漫画の戦闘シーンを見ているようで思わず「かっこよ…」と声がもれました。一瞬の出来事だったので写真はないんですが…。
冬のブロードも必見です。

そのあとは保全の森へさごくんやライチョウさんたちに会いにいったり、ウェットランド、熱帯の森、アジアの森…ともう自分にとってはお馴染みとなった施設を巡っていきます。

　　　　　　　※こうする他に動画を埋め込む方法を知らない

並べるとウェットランドの写真だけ湿度由来の曇りがすごいですね。
途中、地図をまったく見ずに行きたい施設に行けるようになっていることに気付いて結構嬉しかったりもしました。
人が多すぎず立ち止まって眺めていても許されるタイミングが多くて、快適に回れたのが良かったです。

少し余裕を持って買い物とストアラリーのポストカードの引き換えを済ませたあとは、時間の許す限りカピバラの森でふれあいを堪能することにしました。
温泉に浸かっている子がまったくいなかったのにはちょっと驚きで、よっぽど暖かい穏やかな日だったんだな～と。

繰り返しになりますが人の流れに余裕があったのがありがたく、何週もしながら撫でり撫でりとしていました。

都合4時間半、魅力が凝縮された冬なすどを味わい尽くして出国します。

羽生PAまで渋滞もなく、びっくりするくらい順調に進んだようです(名取の声を聴いたあと爆睡したのでほとんどワープです）。全然夕方ですごい。
今回は佐野ラーメンをお土産に買いました。
それからおやつに玉こんにゃくも。からしをつけすぎてバスの中で声を殺して泣いていました。
このあとも新宿までも極めてスムーズに送り届けていただき全行程終了です。ありがとうございました！

冬なすど、より動物に会いに行く感が強くてめちゃ良かったです。楽しい気持ちになれる人出による賑わいと、ゆっくり過ごせる人の密度の比率がちょうどいいところにあった気がします。

今回はとにかく暖かくて、いわば運営形態だけが冬仕様になったような、冬なすど(初級編)というおもむきでしたね。カイロは結局取り出さず仕舞いでした。これはこれでラッキーだったとは思うのですが、雪が分厚く積もった冬なすども体験してみたいものです。別シーズンの写真を検索すると、誇張なしに雪に埋もれた王国の姿を見ることができます。これお客さんとして入れてもらえるんだ…ってくらい積もってますマジで。
でも冬なすど(上級編)、ぜったい行きたいな。雪まみれの中温泉に浸かるカピバラさんとか雪遊びするホッキョクオオカミさんなんて超見たいわけだし。
そうなると道中だってがっつり雪道になっていて車を走らせていくのも怖いし、ぜひとも次の寒いシーズンもこうしてバスツアーがあると嬉しいなって。あったら、嬉しいな…。

というわけで今回もお付き合いいただきありがとうございました！
なすどと名取の距離感って良いよね…良い。

↓楽しみだね～！！！！
「さなのばくたん。 ‐王国からの招待状‐ Powered by mouse」