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キャンドルと焚き火で過ごす、ノルウェーの夜。

8月上旬は、ノルウェーのオーガニック農場でファームステイ。


伝統的なノルウェーの農場の多くは、メインの農場の他に、山間部に「サマーファーム」と呼ばれる、夏の間に動物たちを山に放牧させながら過ごすための農場があります。

5月末頃になると、農場の動物たちもサマーファームに大移動して、山の中で自由に夏休み。耳をすませば、山のあちこちから、羊のベルの音が聞こえてきます。

家族が夏を過ごすサマーファームの家には、電気&水道が基本的にはありません。もちろん、技術的には電気も水道も使えるように整えることは可能。ですが、ノルウェーの人たちからすれば、「今のままで十分」なのだそう。

たしかに、多少不便さはあるかもしれないけれど、キャンドルや焚き火の明かりで過ごす夜はなんだか心が落ち着くし、明かりの周りに必然的に人が集まるので話も弾みます。

トイレはコンポストトイレで、ゆくゆくは畑の肥料になります。慣れればお尻に爽やかな風を感じて、もはや快適(笑)

「便利な暮らし≠心地よい暮らし」ということをよーく知っているノルウェーの人々。学ぶことがいっぱいです。

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