2017振り返り | ゲームプロデューサーが新卒から8年勤めた会社を辞めて人事になった話

2017年もあと数分で終わりそうです。
あまり普段まとまった文章を書くことが少ないのですが、年の瀬ということでこの一年間を振り返って書いてみます。

この一年は公私共に変化の激しい一年でした。

年始に引いた日枝神社のおみくじの内容が散々でしたが、振り返ると本当に充実していて久々に全力で走りきったなーと思える一年でした。

ちなみにこれがおみくじ。

人を疑い物事を疑って、終りには自分の卑さを人に笑われる結果になる。

中吉とは思えない辛辣なコメントを頂きましたが、まぁ無事に一年を過ごせてよかったです。ではここで本題。


2017年の振り返り - 初めての転職

2009年に新卒入社し、そこから8年お世話になったサイバーエージェントを退社しました。

サイバーエージェントに骨を埋める覚悟でいた私が急に転職を決意したわけですが、はっきりいって前職の環境に何の不満も、辞める理由もありませんでした。

多くの裁量とチャンスを与えてくれる環境で、右も左もわからなかった私にゲームプロデューサーとして数々のゲームの立ち上げと運用を任せてくれて、直近ではゲーム組織のマネジメントも経験させて頂き、9年前にサイバーエージェントをファーストキャリアに選んだ自分を褒めたいくらいに刺激的な日々を過ごさせて頂きました。

その反面、毎年入ってくる優秀な後輩達の活躍を目の当たりにしながら、このまま自分が慣れ親しんだ心地の良い環境にいることで、今までの8年間と同じくらい次の8年間も成長できるのかとふと思ったことが、最終的に転職を決意するきっかけとなりました。

なぜメルカリだったのか

今年の1月頃に転職を決断し、元々知人に繋げて頂いていたキープレイヤーズの高野さんとランチをして、「自分は環境に甘えがちな人間なので、徹底的に甘えられない環境にいきたいです。自分を追い込みたいんです。」とよくわからない気合いをぶつけた結果、高野さんがポロっと一言。

「奥田さんって、根っからの変態ですね。」

と言われたのを覚えてます。

その後間髪入れずに「であれば、メルカリってどうですか?」とご紹介頂いたことがきっかけでメルカリに興味を持つことになりました。

私の会社選びで重要視していた軸が前述の「圧倒的に成長しないといけないと思える環境」ともうひとつ「自分がユーザーとして好きになれるサービスを運営している」です。

その2つを十分に満たしていると思えた唯一の会社がメルカリでした。

最初に(今の上司である)HR Mgrの石黒さんとお話した際に「メルカリで新卒採用を立ち上げてみませんか?」と言われ、強烈に面白そうだなと直感で思ったのを覚えてます。

当時メルカリではBOLD Internship in USAという、学生を100人USに送り込むという大胆すぎるインターンを実施しており、「こういうチャレンジを厭わない会社であれば、人事未経験の私が型にはまらないことが武器になるかもしれない」と思い腹を括りました。

ゲームプロデューサーから人事へ

そんなこんなで今年の3月にメルカリに新卒採用担当として入社しました。

最初は採用イベントで出会う学生への一つ一つのコミュニケーションにも自信が持てず、たまに言われる「サイバーエージェントっぽいですね」という一言に真面目に反省したりしていました。(今では褒め言葉?だと思ってますw)

入社して数ヶ月は入社前に感じていた「人事未経験だからこその武器」を発揮できるようなことが何一つなく、「人事とはなにか」「人事らしさとは」「メルカリっぽいと言われたい()」みたいなことをぐるぐる考えて自信を喪失している時期もありました。

そんななかで一から企画したサマーインターンが自分にとってのターニングポイントとなりました。この話は書くと長いので割愛しますが、おかげでGo Bold賞という四半期に一度の賞を頂くこともでき、ちょっとだけ自信につながりました。(本当に二人三脚で支えてくださったkajikenさんには頭が上がらない)

人事って結構オペレーティブな業務イメージを持つ人って多いと思う(私はそうだった)のですが、実際は一人ひとりと向き合い、その人に最適なアレンジをしていく重要なポジションなわけで、ひとつひとつのコミュニケーションがとても大切だと気付いたのがこのインターンでした。

プロデューサーをやっていた時に心がけていた「その人のパフォーマンスが最大限発揮されるためには何ができるのかを考える」というスタイルが共通しているのだと気付いてからは割と自分らしく動けるようになりました。

来年から入ってくる優秀な内定者達、インターンに参加してくれた優秀な学生達とのコミュニケーションが本当に楽しく、やりがいがあり、彼ら彼女らが頼りにしてくれるぶん「このメンバー達が最大限に活躍できる環境をつくって、最高の仲間を集めていきたい」と純粋に思えたことが本当に大きかったです。

さいごに

今テレビ見ながら書いてますが、ジャニーズカウントダウンが盛り上がってきたのでそろそろ焦ってます。

次の一年はもっと今の自分が想像できない新卒採用を創りたいと思います。

今年中にこの記事書ききりたいので、今日はこのへんで(全然間に合ってない)

長くなってしまった。良いお年を!








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?