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リニューアルした「キリン 生茶」のパッケージがいい感じだった件について

皆さん、緑茶は好きですか?緑茶に関するとある調査では、72%の人が好きと答えているようです。結構みんな緑茶が好きみたいですね。

参考: 緑茶に関する調査。72%が緑茶が「好き」。

私も例に漏れず緑茶が大好きで、家でも急須でお茶をいれますし、仕事中など出先でもペットボトルのお茶をゴクゴク沢山飲みます。

金曜のある日、仕事中ふとした瞬間にデスクの隅っこをみると、ペットボトル緑茶が並んでいます。「ん?いつもと何か違うな」と思いよくよく見てみると…。

「あ!生茶のパッケージが変わってる」と気が付きました。購入時は無意識で気が付かなかった…。

ビンのようなスマートな形、「生茶」と「Rich Green Tea」という『お茶だよ』という重要なメッセージが目立つ無駄が削られたデザインは変わらないですが、よりシンプルになっています。新旧を見比べると結構変わっていますね。

●パッケージについて・評価の高い、ガラスびんのような形状をより引き立たせるため、濃い緑色と明るい緑色のコントラストを生かして、視認性を高めました。・洗練されたデザインで現代性を強化するとともに、緑茶カテゴリーの中での差別化を目指します。

参考:「キリン 生茶」3月6日(火)リニューアル発売

余計な情報(=重要じゃない情報)は削ぎ落として、あえてスペースを設けることで1番伝えたい情報が際立つ。またあえてシンプルにすることで優雅さを感じさせることもできていますね。

情報過多のこの時代、ウェブサービスもこういった商品もシンプルにすることでユーザーに伝わりやすくなるのかもしれませんね。

(もちろん生茶の商品認知が高いからここまで出来る…などもあるとは思いますが)

私もシンプルに分かりやすくユーザーに情報を伝えるということを気にして仕事をしているので、業界は違えど勉強になるなーと改めて思いました。

一方で「サントリー 特茶」なども商品としてはやっぱり凄いんですけどね。

例えばコンビニで焼きそば&チャーハン弁当を買った後輩は自然と特茶に手が伸びていました。まさに「体脂肪を減らすのを助けてほしい」という状態…。

そしてまた生茶の話に戻りますが、外国人旅行者の方も意識しているのかな?というのも思いました。

JNTO(日本政府観光局)が2016年度に調査した「訪日外国人旅行者の消費動向とニーズについて」の中に現地有識者・フォーカスグループインタビューした情報があったのですが「緑茶」に関するデータもありました。

●中国(北京・上海):緑茶のペットボトル お土産用に茶葉を購入する人もいる

●タイ: 自国の緑茶商品の甘く健康に悪いというイメージから、日本の苦みのある緑茶を購入する人が多い

●インドネシア:同上

●米国(NY・LA):ペットボトル等滞在中の消費用に加え、お土産としても適しているティーバッグや緑茶パウダーを購入する人が一般的

●フランス:同上

参考:訪日外国人旅行者の消費動向とニーズについて

日本人だけではなく、外国人旅行者の方についても緑茶ペットボトルを消費していることがわかります。

シンプルだけど分かりやすく「Rich Green Tea」がパッケージに盛り込まれていると外国人旅行者の方も手に取りやすいかもしれないですね。

そして最後になりますが、上の写真に写ってないですがもちろん「伊藤園 お〜いお茶」も大好きですよ!たっぷり贅沢600mlってのもガブガブ飲む私にとってはとても魅力的。

皆さんも茶葉、ペットボトル関係なく緑茶を引き続きお楽しみください。

おわり。

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