年収1000万円論争について思ったこと。
書きたいことは色々あるのですが、諸処のことが忙しくしっかりまとめられないので、一番思ったことを。
twitterで昨日あたりから流れている年収1000万円の男としか結婚したくない案件。
http://www.yomiuri.co.jp/life/hobby/love/20170914-OYT8T50028.html?from=tw
いろんな人がいろんな意見を言っているので、私の意見を。
確かにお金は必要だ。
確かにお金がないとどうにもならないことは多い。
「愛さえあればお金なんて!」という青臭い話、私は全く支持しません。
だって愛だけあってもお金がないと、それがきっかけで喧嘩になるもんなんですよ。
ちなみにこれは、母から口が酸っぱくなるほどに聞かされていた話でした(笑)まぁ私の家で言えば、豊かな時代もあったたけど、夜逃げとかして色々ありましたからね。母の経験則からくる重みのある話です。
だからその点においては質問者の言い分もわかる。
他人の尺度で幸せを測ろうとしている点が変。
でもなぜ理想の男性像の年収が1000万円なのか?
おそらくこれは世間一般ですこし稼ぎのいい人=年収1000万円だからだと思うんですよね。
ばかばかいいとしか言いようがないです。
だって何が自分にとって幸せなのかわかってないってことでしょ?
幸せの尺度=世間一般で言われている尺度で考えている点がばかばかしい。
1000万円あったって全然足りない人もいる。
逆にもっと少ないお金でも心豊かに生活できる人もいる。
自分が何をもって喜びを感じるのか、何が幸せか?これがよくわかっていないからなんですよ。
だから一般的に豊かだと思われている尺度で、男を選んでいるわけですよね。
この人、もっと自分のことをよく知った方がいいです。
男に幸せにしてもらおうと思いすぎている点も変。
あと一番嫌なのはこれです。
自分が幸せになることを、相手に委ねすぎていることですね。
なんで全部男にしてもらわないといけないの?
この人が思う豊かな生活の尺度1000万円ならば、1000万円稼げる自分になればいい。
「年収1000万円以上の男と結婚したい」=「豊かな生活で私を満たしてくれる男性としか結婚しない」こう言っているように聞こえます。
あなた何様やねんと。
個人的には行きすぎだ男女平等はしんどいんです。差別はあかんけど区別はした方がいいかと。だって体の作りがそもそも違うから何もかも一緒は無理だと思ってます。
ただこと結婚に関しては、一方的に幸せにしてもらおうっていうのは甘い。結婚は男に一方的に幸せにしてもらえる権利ではない。同じ努力を女もしないと。じゃないとそんな関係、壊れてしまうんじゃないかな。
これもtwitterで言われていたけど、この辺の心理の啓蒙書になりそうなのは、西原理恵子さんの「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」です。うちに娘がいるなら絶対に読ませます。あと婚活している人も読んだ方がいいと思う。
この質問者は特に!
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浜田 綾(コトバノ):ライター
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