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メンタルを強くするために最初にできることとは?

メンタルが強い
メンタルが弱い
豆腐メンタル


などなど。メンタルにまつわる言葉ってよく見かけますよね。
と同時に「メンタルを強くするための方法」「メンタルが弱い人のための処方箋」的な記事もよく見かけます。私自身、さほどメンタルが強くないことを自覚しているので、このテーマは気になります。

メンタルを強くすることは可能か?
可能だと思う。私は、数年前よりも自分のメンタルが強くなっている実感があります。それってどうやって強くなったのかと考えたとき、出てきた答えは「事実から目をそらさずに認めること」これに尽きます。


「事実から目をそらさずに認めること」をもっと具体的に言えば2つに分けることができます。そこから心がければ、メンタルって少しづつ強くなる気がする。


褒められた時の否定禁止

私が高校生の時、仲がよかった友達にある時言われたことがあります。

「綾はどうして、褒めた時に“そんなことない”しか言わないの?“可愛いね”とか“すごいね”と言ったら“ありがとう”でよくない?」

当時はこのやりとりですら「うーん、そうなのかなぁ。」と返した記憶があります。つまり褒められたことの拒否をしている自覚症状すらないんですよね。恐ろしいことに。こういう状態が数年前まで続いていました。決定的に直すきっかけは特にないのだけど、変わったのは、フリーランスで仕事をするようになってからです。自分のことをもっとよくわかろうと、自己分析に時間とお金をかけるようになったとき、私はどうやら自己肯定感が高くない、メンタルが強くないことにようやく気がつきました。まずは、この事実を認めることから。

気分に左右されてパフォーマンスが落ちるのはよくない。なによりメンタルが弱くて気分の切り替えが遅いことは自分自身も疲れると感じていたから改善したいと思っていました。どうすればいいのかと考えた時に、ようやく、高校時代のあのやりとりを思い出して、褒められたのに目をそらして否定していた自分に気がつきました。

褒められた時に素直に受け取らないのは「どうせ社交辞令でしょ?」と思うから。誰かに褒められた時確かにそれは社交辞令なのかもしれない。でもその真偽なんて、誰にもわからない。であれば、全てを「ありがとう」で受け取ってポジティブになればいいのでは。私はこのことに数年前にようやく気がつきました。今まで受け取って来なかった分、最初は褒められてもつい癖で否定しそうになりました。でもそこは意識して、絶対に否定しない。自分のことを一番認めてあげないといけないのは自分です。褒められた時くらい、全部素直に受け取ることでメンタルはちょっと強くなるはずです。


不都合な事実を認める

メンタル強くない人あるあるですけど、不都合な事実を認められないんです。いや、さすがにわかってないことはないんですよ。でも認めたくないから受け止めるのに時間がかかってしまうんです。

私の場合も思い起こせばたくさんある。例えば、若い頃に着ていたお気に入りの服を未だ捨てられないんです。いつか痩せる日が来るような気がして持っている。でも痩せるための具体的な行動は何一つしていないし、どちらかと言えば太る要素しか日常生活でない。今こうして書けば書くほど、あの頃のサイズに今のままで戻るはずがないことが明らかになってきた。でも捨てられないのは、事実に目を背けているからだと思う。

あとはなんだろう。自分の仕事がいつのまにかうまくいってるとか、いつのまにか書くのが上手になってたらいいなと、未来の自分に勝手に期待をする。でもこれも叶えるための行動をしていないかぎり、勝手にうまくいくものではない。そもそも私は業種を変えた年齢も遅いし、地方で、子どもがまだ小さくて精力的に活動しづらいのが事実。そういう中でわざわざ声をかけてもらえる存在になるには、事実を受け入れてじゃあ何が自分の強みかを把握して磨かねば未来永劫うまくいかない。

目を背けているのは、痩せない自分とか、まだまだ未熟な自分。つまり不都合な事実を背負っている自分です。ついついここに目を背けがちですが、認めること。認めた上で、対策すること。


すごく当たり前なんだけど、メンタルが強くない人はこの2つを意識的にやったほうがいい。私も引き続き意識します。メンタル強化現場からは以上です。

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