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これを直すだけで、もっと読まれる文章になる。

ライターの浜田綾です。

ライターとしてお仕事するまでは、ブログを書いて発信していました。そこから数えたら4年くらい発信していることになります。同時に最近は人の文章を読ませてもらったり、添削させてもらうことも増えました。その中で感じたことであり、かつて私もそうだった気をつけた方がいい点があるのでnoteに書きます。

ライティングテクニックとか文法、表記以前の問題です。
それは……、



「自意識過剰」を直す。

ことです。

発信することに慣れていないうちは、誰だって照れます。

「インターネットに公開したら誰でも読めてしまうから恥ずかしい」とか。
「もしも知り合いが読んだら、かっこつけていると思われそう」とか。

確かにそうかもしれない。
インターネット上に発信すれば、それすなわち全世界に向けて発信することを意味します。また、仮に知り合いが読んだとしたら、いつもと違うよそ行きのテンションの文章に何か突っ込まれることもあるかもしれません。


だけど、よく考えて欲しいのです。
何のために発信するのか。
伝えたい想いや、聞いて欲しい話があるから人は書くはずです。そこに自意識というフィルターが入ると目的から遠回しになってしまい、聞いて欲しい話に到るまでに離脱されてしまいます。これは、ものすごくもったいない。



自意識過剰とはこういうやつ

申し訳ないけど、よくある自意識過剰例はこういうやつです。

3日も更新が途絶えてしまってすみません💧

この発信の主が超売れっ子アイドルであれば、3日も更新が途絶えたら確かに一大事です。だけど、ごく普通の人が3日発信を休んだところで、正直誰も気にしていません。
書いているこちらは必死で気が付いていないのですが、読む人は驚くほど他人に興味がない。世の中にコンテンツはあふれています。コンテンツが飽和状態である以上、回りくどい発信をして照れている場合ではないのです。


「読んで欲しいな、聞いて欲しいな。でも…照れるからはっきり言えないな。」

という想いはわかるのですが、親兄弟か友人でない限り、回りくどい文章を読むメリットはありません。多くの人に読まれたい目的で書くのであれば、自意識はなるべく早く脱ぎ捨てられるといいと思います。



かく言う私自身、謎の自意識に包まれまくっていたので自意識過剰な人の気持ちは痛いほどわかるつもりです。だからこそ無理に脱ぐべきとも思っていません。ただ、読んで欲しい気持ちが強いのであれば、自意識をちょっとずつ脱いでみることをおすすめします。

大丈夫です。

証拠として、3年前の死ぬほど自意識過剰な私のFB投稿をお見せします。本文に沿って添削もしてみます。

これまで匿名ブロガーで故、facebookは積極的に活用してきませんでした。
→ふーん。

ブログを始める前からの友達にブログのことをなぜか言えなくて。
→ふーん!

主たる原因は見て欲しくない人(ママ友系w)と友達になってしまったこと。
→ふーん!ふーん!あと「w」いらない。

恥ずかしいことじゃないし、超本音で書いてるので親しい友達にはむしろ見てほしいんだけどその辺の心理がうまく折り合いがつかず…
→ふーん!ふーん!ふーん!それで?

というわけで、申し訳ないけど友達関係を少し見直したり、セキュリティ制限を変更しました。
→それはようございました。

この投稿が届いている人は全員私がブログを書いてることを知っているorばれてもいいやの人なので(多分できてるはず…)
今後はブログ絡みの投稿も多くなりますが、生暖かく見守ってやってください(・∀・)
→「応援よろしくお願いします」と素直に言えない自意識。その気まずさを顔文字でごまかしているよね。

そして

facebookページに「いいねまだの方はぜひよろしくお願いしまーす(゜∀゜)最後は宣伝w
→宣伝も素直にできないから顔文字と「w」でごまかしている。応援して欲しいなら正直に言え!



→太文字
は、2019年の私からのツッコミです。わかりますか?自意識過剰とはこういうことです。知り合いであれば、かまうかもしれないけど、そこを外れると正直どうでもいい話ですよね。こういう要素を無くしていくことが読まれる文章への第一歩です。

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