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住宅ローンのすゝめ

自宅を購入する=住宅ローンを組む人がほとんどではないでしょうか。

そこで、住宅ローンを融資する側だった自分が、どのようにローンを借入したか簡単に記載します。また借入するまでのポイントについても書こうと思います。

まずもって住宅メーカーは、基本的には借入ができる金額から逆算して提案するところもあると思います。借入できる金額=返せる金額ではないので、注意が必要。大手のメーカーであれば、土地から購入すればそれなりの金額になります。年収の●倍までならOKですよ、問題ないと、奥さんを年収合算者にすれば、さらに借入金額は増えますね、なんていうところもあるかも知れません。

ただ、借入の金額や借り方については、誰も教えてくれません。銀行の融資担当も、そこまで丁寧に教えてはくれないでしょう。

ローンの組み方やローンを組む際に行うべきことなど様々なコンサルティングをしてくれるようなツールがあったらいいですね。

自分がたくさんのお客さんにローンを実行する中で、自分自身が借りれをする際に気をつけた点を3点お伝えします。

①借入期間は、35年以上でも構わない

自分が借入した金融機関では、最長82歳達齢まで、50年でローンを組むことができます。金利ではなく、CFを意識して借入することが重要だと思っています。期間を長くしても、金利は最優遇で借入が可能です。総トータルの利払いは多くなりますが、月々の返済は抑えることができます。浮いた分は、預金や積立投資信託などで運用しつつ、手元資金を増やしていくのがいいと思います。また、期間を長期にすることで、万一の時のために加入している団体信用生命保険の保険適用となる可能性も広がるという点もメリットです。

②特約付きの団体信用生命保険に加入

①にも少し記載しましたが、住宅ローンを組むにあたり団体信用生命保険という保険が付帯されます。その中でも、ガンになったらローンが0円になるなどの保険特約が付保されているものがいいと思います。万一の際は数千万円のローンが支払い免除となることがあります。通常の生命保険でカバーするとなると相応の保険料の支払いとなりますが、住宅ローンの金利に内包される形となり、支払いを抑えることができます。絶対に病気にはならないと思う方であれば、通常の団信でいいかと思いますが、、、万一の際、住宅ローンとして支払うはずだったものを医療費に回すことができますので、転ばぬさきの杖としてはいいです。前回も記載しましたが、特約団信を付保することで、既存の生命保険を見直しすることは必須です。家計の見直しをすることで自宅建設後のCFについても、建設前になるべく近づけることができると思います。

③金利は変動。

低金利のメリットを感じられるので、現状の変動金利で借入された方がいいかと。固定金利を選択するのであれば、20年以上の固定金利がいいかと。個人的には、その金利差の分をためて、金利が上がった際には繰上げ返済すれば、リスクヘッジできるかと思います。

追加で、繰上げ返済について・・・

上記①②にも記載しましたが、団信にも入っていることもありますし、当初10〜13年は住宅ローン控除もあるので、繰上げ返済はしなくていいと思います。1%未満で調達ができますので、その分は運用に回すのがいいと思います。100万円貯めるのもなかなか難しい、相応の期間が必要になります。養育費、学費も子供が大きくなるにつれて増えていきます。ローンを繰り上げ返済して、教育ローンを借りたら無駄です。長期的なライフイベントを考える必要があります。繰上げ返済するなら、万一金利が上昇した時ではないでしょうか。

無理のないローンの組み方を感がえるのが重要だと思います。

もしローンについて相談したい人がいたら、相談乗りますー

ローン審査の通し方なんかも教えられると思いますので。

ではまた。


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