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新型コロナのメインシナリオとサブシナリオ

気象の世界のムラ言葉で、「防災シナリオ」というものがある。普段は略して単に「シナリオ」と言う。
シナリオと言っても、ドラマの脚本では無い。
24時間の雨量、1時間雨量の最大、雨の降る時間を見積もって、それを踏まえて注意報や警報はいつ発表していつ解除する、という筋書きのことだ。

モデルの予想に従ってシナリオを組むが、予想が外れることもある。そんな時のためにこしらえるのが「サブシナリオ」だ。
メインシナリオは総雨量80ミリで注意報、サブシナリオは120ミリで警報、といった具合である。

新型コロナウイルスの影響を受ける期間についても、大雨の時のようにシナリオを考えていた。
3月の頭くらいはメインシナリオは梅雨明け頃まで、サブシナリオは今年いっぱいと見ていた。
SARSやMARSは夏場には終息したと言う話を聞いたので、暑くなればウイルスの力も弱まるだろうと期待したのだ。

しかし4月の上旬に緊急事態宣言が出たところで、自分の中のシナリオを変更した。
メインシナリオは2021年春まで、サブシナリオは2021年の年末までと見ている。
暑さや紫外線でウイルスの力が弱まることは期待できないとの説が有力で、治療薬とワクチンの研究、開発、製造、世界中に行き渡るまでの時間を大雑把に見積もった。

あと1年弱は今の状況が続く、その前提で淡々と日々を過ごしていこうと思っている。

シンエヴァについてもシナリオを考えてみたが、こちらはマジで全くわからない。
とにかくシンジくんには幸せになってほしい。

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