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家族のための寄付先ガイド(2)バル・ハラユキ2022年分&2023年分の寄付報告

【おしらせ】「バル・ハラユキ」はFacebookからnoteに本店を移動しました。現在のバルの詳細はこちらをどうぞ↓

コミックエッセイストのハラユキです。このnoteでメンバーシップ「バル・ハラユキ」をやっているのですが、このバルの収益の一部を、年に一回、NPOに寄付するという活動を続けています。バルの内容にちなみ、主に家族や子どもを助ける団体に寄付しています。

年に一回、寄付活動に熱い篠塚さんというバルメンバーさんが候補をセレクトしてくれて、そこからメンバーにアンケートでいちばん票が集まったところに寄付する、というカタチでやっているのですが、その寄付先候補紹介がとても興味深かったので、以前もこのnoteで紹介させていただきました。

今回はその第2弾。noteを書くのが遅くなってしまったので、少し前のオススメ文になりますが、注目したい活動の紹介として、載せておきまーす!以下は篠塚さんのテキストです。篠塚さん、ありがとうございます😘


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今年の寄付先は以下の3団体に絞りました!

1. 特定非営利活動法人CROP.-MINORI-(クロップみのり)

親と離れて暮らす子どもたちに、野生のイルカと泳ぐ「ドルフィンスイム」の体験を届ける活動を1997年よりスタートし、家庭的な環境で育てるファミリーホームの運営や、自立に向けての支援を行っている団体です。「ドルフィンスイム」自体がまだまだ珍しいと思うのですが、野生のイルカとの交流を通して子供たちの自己肯定感を高める活動をしている団体って希有だなぁ(そして、素敵!)と思って紹介させていただきました。

この「ドルフィンスイム」には、児童養護施設に入所している中高生5~6名が毎年夏休みに、伊豆七島の一つ、東京都御蔵島に3泊して行われているそうです。 詳しくは、JamminさんのWebサイトに、代表中山さんたちのインタビュー記事がありますので、ぜひご一読ください!


2. 特定NPO法人ホームスタート・ジャパン

未就学児のいる家庭に、研修を受けた地域の子育て経験者が定期的に家庭訪問し、孤立しがちな子育てを地域ぐるみでサポートする活動を行っています。日本での活動開始は2009年からですが、「ホームスタート」は1973年にイギリスで始まり、今や世界22カ国で展開されているそうです。
孤育てにまつわるしんどさは、バルの海の底支店でもしばしば聞かれる悩みです(私も度々吐き出して救われております!)。よほど深刻であれば、行政窓口に相談に行ったり、民間の家事育児サービスを利用して、家事育児にまつわる労働負荷は軽減するかもしれません。でも、そこまで深刻でない場合や、お金払ってまで・・・と躊躇してしまう場合もあるかと思います。また、自分ではそこまで深刻ではないと思って我慢している場合もあるかもしれません。そんなとき、地域の子育て経験者がボランティアとして身近に寄り添ってくれたら、とても心強いはず!
実際どんな活動をしているのだろう?と興味を持った方は、ぜひWebサイトをチェックしてみてください!直近の活動レポートをみると、乳幼児家庭のニーズ1位が「孤独感の解消」とあり、孤育てに奮闘しているママさん(パパさん)が多く存在することを改めて感じました。このバルのテーマにも沿っていると思います。ぜひ応援をお願いします!!

3. 311甲状腺がん子供支援ネットワーク

2011年3月11日に発生した東日本大震災。その地震発生直後に、福島第一原子力発電所の事故が起こりました。その後、「100万人に対して年間1~2人の発症」といわれる小児甲状腺がんと診断された子供たちが福島県に300人もいるそうです。その中の7名が、2022年1月27日、事故を起こした東京電力に対して裁判を起こしました。事故当時、6歳~16歳だった子供たちだそうです。「311甲状腺がん子供支援ネットワーク」は、この裁判を支えるために立ち上がった団体です。
個人が巨大な組織である大企業を相手に裁判をする、それだけでも茨の道が容易に想像できます。利用できるリソースは個人と企業では天と地もの差があります。同じ土俵で戦えるのか、裁判で勝てる見込みは・・・。国や企業を相手取った裁判といえば、子供たちの健康被害が深刻だったいわゆる四大公害訴訟や、集団予防接種が原因で発症したB型肝炎患者らによる裁判、もっと遡ると広島・長崎の原爆被害者らによる裁判などがあります。これらの裁判では通常何十年も争うため、係争中に亡くなってしまうケースも少なくありません。それでも、世論のバックアップを受けながら、とてつもなく長くつらい時間を病気と闘いながら乗り越えて、ようやく原告の主張が少しずつ認められてきたという経緯があります。
今回の裁判でも原告にとって最大の難関は、原発事故とがん発症の因果関係の証明です。一患者である個人がどうやって証明するのか、途方にくれるのではないでしょうか。戦う決意をした子供たちの勇気と未来への希望に、ただただ頭が下がる思いです。あなたと同じ未来をみているよ、応援している人がここにもいるよ、という声をぜひ届けたいと思い、紹介させていただきました。詳しくは、団体のWebサイトをぜひご覧くださいね!

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以上、篠塚さんからのオススメ文でした。

この3つから、2022年度分は、投票の結果、ホームスタートジャパンさんが選ばれて、去年寄付を行いました

そして2023年度分についてですが、篠塚さんがバタバタしていたことと、能登の震災があったこともあり(私は北陸出身です😢)、昨年度分は、このバル寄付も、能登の震災支援のいくつかの団体に寄付させてもらいました。バルメンバーさんへのご相談なしの事後報告のカタチになってしまいましたが、ご了承いただけると幸いです。

ではでは、寄付先ガイド&バルメンバーさんへのご報告でした!今後はどういうカタチになるかはわかりませんが、寄付活動はゆるゆる続けていこうと思っています😉

追記。以下にメンバーさんだけ見れるように領収書貼っておきます。

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