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RPGスクール1周目感想(ネタバレあり)

育成+ギャルゲー要素のあるゲームということで、触ってみた。
途中のクエストでリーフ村とか出てきたから「あれ?」と思ったら、リーフ村とか色々名作を作ってる作者さんだったんだね。


アレリスの記録

性別:男
職業:術法士
誕生月:商売の神ザクーンの月
誕生日:水の神メーアの日
エンディング:シスカ(恋愛)
※シスカ(恋愛)EDのネタバレあり

プレイ所感

主人公設定の選択
最初アレリスの職業を決めるとき、結構悩んだ。
こういうのって、作品によってどういうのが有利かって結構変わるけど、プレイ開始時点じゃ推測するしかないし。

誕生月は、パラメータを上げる系よりも、アイテム売価を上げるとかそっちの方が役立ちそうだと思って選んだけど、あんまりアイテム売る機会なかったなぁ。
あんまりアルバイトせずに済んだから、じわじわと効いてはいたんだろうけど。

術法士選んだのは正解だったかも。
ツクール系のゲームって、MPが結構シビアで、攻撃系の役職の方が有利なイメージだったから、最初は武闘士にしようかと思った。
でも、育成要素あるなら、MPそんなにかつかつにならないだろうし、育てるの楽しそうだからと術法士を選択。

戦闘が結構属性ゲーだから、全属性を使える術法士は強かったと思う。
シスカちゃんが好きで常にパーティに入れてたので、うまく役割を分けられたし。

誕生日、偶然スケジュールの後半寄りになって、イベントとも被らなかったから、キャラが4人来てくれてよかった。
あれって、好感度が一定以上のキャラが来るんだよね?
誕生日が序盤だったりすると、来てくれるキャラ少なそうだし、イベントと被ったらどうなってたんだろう。

キャラクター
ギャルゲー目的でやったので、最初にクラスメイトを全キャラ見たときに、シスカちゃんが一番好みだと思って、通い詰めた。
結果シスカちゃんの恋愛エンドだったけど、最初の印象に違わず終始かわいい子だった。
特に、キャライベント?が良くて、普段真面目で礼儀正しい子が我を失うところとか、率直に好意を伝えてくるところがかわいかった。
あと、シスカちゃんアタッカーとして強いしデバフも強いしで、結構な強キャラだと思う。使い勝手良かった。

恋愛要素があるゲームは、基本キャラを一人に絞って通い詰めるんだけど、このゲームはときどき誘い全部断られるから、最初は戸惑った。
やっていく間に気づいたけど、このゲーム結構好感度上げに余裕があるし、全員と仲良くなろうっていうつくりなんだろうな。

ストーリー中にキャラごとのイベントがあるのも凝ってる。
多分、エルンストとヨアヒムのイベは見逃したかも(ヨアヒム、序盤ダンジョンで一人行動する以外にも多分キャライベあるよね?)

ダンジョンとか戦闘ではエルンストに頼りまくってたから、好感度全然上げてないことに後半まで気づかなかった…。

奥義とか、アレリス以外の見られなかったし、見逃した要素多そうだなぁ。
分岐多そうだし。
勇者とか魔王周りは、このゲームのトゥルーエンドに関わってきそう。

良かったところ

要素の豊富さ
学園物&育成&恋愛&RPGっていう時点で要素が豊富なのに、アルバイトしたり、ギルドでクエスト請け負ったりと、色々なことができる。
おかげで、EDは30個という豪華さ。
その分個々の要素はあっさり目だから、色々なものをつまむようなプレイ感覚だった。

恋愛要素も、好感度による台詞変化が2パターンだったから、結構あっさり目なのかと思ったけど、キャラ個別イベントとか修学旅行とかEDとか、ツボを押さえてきててよかった。
キャラが主人公の誕生日祝ってくれるところとか(逆に、クラスメイトにも誕生日設定があるのに、当日声をかけても特にイベントが起きなかったのは残念だった)

学園要素と恋愛要素は力入ってたね。
分岐によってキャラの台詞とか細かく変わってそうで、丁寧に作られてるし。

ラスボス戦
ラスボス戦は、戦闘の集大成でありつつも新たなゲーム性になってて、やってて面白かった。
ツクールの仕様上、パーティには4人までしか入れられなかったけど、ラスボス戦では全員使えるの熱かった。
ラスボスが数ターンごとに物理に強くなったり魔法に強くなったりして、キャラを切り替えるの楽しかったし。

プレイ途中に、ネットのどっかで「ラスボス戦では全員使う」みたいなのを見かけたから、終盤ではそれに備えて各キャラの武器用意してたけど、それ知らなかったら大変だったかも。
やっぱりこのゲーム、クラスメイト全キャラ使うことを推奨してるつくりなんだろうな。

ED
エンディング、めちゃくちゃ力入ってて良かった。
卒業式は学校物の常だけど、いいものだなぁ。
作中で、先生それぞれに見せ場があったからこそ、祝辞のシーンも感慨深かったし。

最後、クラスメイトが主人公に声を掛ける順番って、好感度低い順?
どんな風にプレイしたかによって台詞の中身変わってそうで、凝ってる。

エンドロールで、本編にあったことを振り返ったり、主人公がイベント起こした日付のリストが見られたり、自由度が高いゲームであると嬉しい要素が押さえてあったし。
フリゲにしてはプレイ時間そこそこあったからこそ、EDは結構感じるものがあったなぁ。

あと、修学旅行でサブリナ先生が男教師部屋にさらっといたところが好き。
特にキャラがそれに触れないところもいいね。

気になったところ

周回しづらさ
これは結構他の感想でも言われてる部分だけど、2周目が始めづらい。
折角分岐とかEDとか作り込まれてる分、とても惜しい。

一周が60日と長いし、テキストスキップとかイベントスキップとかがないし、3回ある試験もそれぞれボリュームあるし。

育成とかギャルゲーとか、色々要素が詰め込まれたゲームゆえに、60日という日数は必要だったろうから、難しいけどね。

随所の不便さ
上記の周回しづらさとも重なるところがあるけど、随所に不便さを感じた。

まず、キャラがどこにいるのかが完全ランダムだから、毎日放課後は7つあるマップを全部巡って、探さないといけない。
しかも、そこまでして見つけたキャラを誘っても、ときどき断られてがっくり来る。
マップ選択画面に、キャラのアイコンか何かを表示させて居場所が分かれば、もっと便利だった気がする。

あと、マップ見てもキャラがモブに埋もれて見つけづらいから、余計に探すのが大変。
特にヨアヒム。ホコグラが顔グラと結構違うので…。後ろ姿は色が地味だし。

しかも1日3回ある授業も、生徒はランダムだから、授業中会話埋めようとすると、教室を全部巡ってキャラ多いところを探して…という作業が発生する。
さすがにこれはしんどすぎて途中でやめた。

このゲーム、主人公以外のキャラの武器を変更したいときは、メニュー画面から変更できず、放課後公園に誘って武器を渡す必要があるけど、これもすごい不便。
前述の通り、キャラを探さないといけないし、見つけても断られたら、また翌日同じ作業を繰り返すことになるし。
そうやってる内に、武器変更できないまま試験突入になったりとか。
ギャルゲーのプレゼント要素とRPG要素の融合なんだろうけど、RPG的にはすごいやりづらかった。

授業選択のテンポの悪さもそうなんだけど、キャラゲー要素を育成ゲーやRPGと融合させようとした結果生まれた不便さが多い。
要素を詰め込んだ意欲作な分、ED多いのに周回しづらくなっているのは残念。

あと、メニュー画面が見づらかった

おわりに

不便なところはあったけど、キャラとか分岐とか作り込んでたし、ラスボス戦やEDが良くて、プレイ後満足感があった。
何よりシスカちゃんがかわいい。

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