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SOSITE インタビュー


ギタリストの加倉ミサトによって2005年に結成(当初のバンド名はネクタリン)されたSOSITEは、しばらく札幌で活動した後に拠点を東京へと移し、やがて2009年にはドラマーの小松正宏が加入。以降、現在まで続くデュオ体制が確立し、これまでに2枚のアルバム『IMU』(2011)と『Syronicus』(2013)、さらに2枚のスプリット7インチを2016年にリリースしてきている。そして2019年、決定盤と呼ぶべきサード・アルバム『LUNCH OF THE DEAD』を完成させた。自分で見つけ出した独自のコードを鳴らすことで、荒涼とした風景から立ち上る叙情性を生み出す音像は、ここにきてまたひとつ深い次元へと到達した感がある。
シンガーソングライター「かくら美慧」としてソロ・ワークも充実させてきたミサトが新たに開花させた才能に加え、ブラッドサースティ・ブッチャーズやクリプトシティといったバンドを超強力なドラミングで支えてきた小松も、ここにしか無いユニークな組み合わせを通じて、また一味違う秀逸なプレイを聴かせてくれる。心の奥底まで染み渡ってくるような不思議な魅力を放つ『LUNCH OF THE DEAD』を、ぜひ聴いてみてください。


基本的に好みはかなり違うから、お互いがお互いの持ってくるものを、これいいね!ってなったことはほとんどないと思う

---『LUNCH OF THE DEAD』は、前作から5年ぶりのニュー・アルバムとなりますね。この5年間はSOSITEにとって、どんな時期だったのでしょうか?

小松:ミサトちゃんはソロを始めたよね。

ミサト:ソロ・アルバム『女生徒』を出したのが2015年で、前作『Syronicus』の約1年半後くらい。そのまた1年後に、SOSITEで(zArAme、射守矢雄と平松学との)スプリットを出して、2017年には二宮(友和)さんと「ミサトとトンカツ」のアルバムを作りました。

小松:そうこうしている間に、気づいたら5年くらい経ってた……みたいな。だから、バンド的には2~3年出してないかな?くらいの感覚で。気づいたら5年、そんなに?!って(笑)。

---ライヴはずっと定期的にやってきていたわけですよね。

小松:そうですね、月イチくらいのペースでは。大阪とか名古屋、北海道にも呼んでもらって行ったし。

---地方公演は、スプリットのリリースに関連してでしたっけ?

小松:2016年の名古屋はzArAmeとのスプリットのリリースイベントだったかな。  

ミサト:ライヴで共演したことをきっかけに、スプリットを作ろうかって話になったんです。留萌で射守矢さんたちとやらせてもらったり、zArAmeの札幌レコ発に出させてもらったりして、そういうことがスプリットのきっかけになったっていう感じですね。

---自分としては、定期的にライヴを見てきているせいか、最新アルバムでの変化を普通に受け止められたんですよ。スプリットやミサトさんのソロも追って、緩やかな変化を追えてきていたというか。でも、あらためて5年前の『Syronicus』と今作をアルバムとして比較すると、かなり変わりましたよね。

小松:ソロもそうだし、スプリットも大きなきっかけではあるかな。スプリットの曲をやるくらいから、ちょっと歌を入れる/声を入れる比率が多くなってった。

ミサト:そうだね、確かに。もともとインスト・バンドをやろうってことで始めたわけではないので。

小松:あ、そうなの?

ミサト:当初は技術がそこまで多分なかったから、そもそも歌うという発想がなかった。出来ることをやったら必然的にインストになった感じ。

小松:(笑)そのわりには、「ちょっと待って、弾きながら歌うのは練習しなくちゃできないかも!」って感じでもなかったよね。自然に歌い始めてたような気がするけど。

ミサト:もともと叫ぶくらいはやっていて。2011年からはソロを始めてみて……そっちもインストと歌あり半々くらいだったんですけど、その頃からだんだん慣れていったというか。

小松:ソロが先だっけ? それとも『Syronicus』の歌入り曲の方が先?

ミサト:ソロの方が先かもしれない。ソロの曲を作品として出したのは(作ってから)もう4年後とかだったから。

小松:ソロで歌いながら弾くってことを、最初にやったんだ。僕もそこ気づかなかった(笑)。

---ソロを意識して、初めて歌らしい歌のある曲を作ったんですか?

ミサト:そうですね。でも今考えると、SOSITEのインスト的なアプローチに、そのまま声というか歌を乗せたという感じで、今書いている曲より、もうちょっと実験的なものだったかもしれない。

小松:たぶんユニゾンでしょ?

ミサト:そうなのかなあ(笑)。だから、ソロで作った曲をSOSITEでやったりもしたし。前作『Syronicus』に入っている"私の中華"っていうインストの曲とかも、最初はソロの曲だったんです。それは「歌をのせようかなあ」と思ってたけど、結局インストになった曲ですね。

---インストと歌入りで、書く時に意識的な区分けをどのくらいしますか?

ミサト:あんまり、そこまでくっきりとは考えてないけど。1人でやっても成り立つかどうかっていうくらいですかね。

---ドラムが入ることを想定したら、SOSITEに持ってくるとか?

ミサト:そうですね、成り立つかなあと思ったら。

---曲の書き方が、歌モノに変わってきたきっかけはどんなことだったんでしょう?

ミサト:以前は結構、唯我独尊でもないですが、自分で考えて持ってって、SOSITEとして小松さんとアレンジする時でも「自分の感覚が絶対」というのがあったんです。でも、だんだんそういうのが少しずつ……こだわりがなくなったわけじゃないけれど……なんとなく小松さんの意見をだんだん取り入れるようになってきたなあっていうのはある。

---じゃあ最初は、小松さんの意見はそんなに取り入れられてなかったんですか?

小松:いや、そんなこともないと思うけど、単純にファーストに入っていたのは、ほぼ前からあった曲で。僕が入ってから新たに作った曲はないよね。で、セカンドも半分くらいは、もともとあった曲。もちろん、自分がやりやすいように多少は変えてるけど、大きな変化はないと思う。だから元々あった曲だった、ということが大きいですね。

ミサト:前のドラマーが叩いていたのを聴いてもらって、それを小松さんの解釈でやるっていう。

小松:まったくコピーしたわけじゃないけど、演奏に関して決まってるところはそのままだからね。

---じゃあ、小松さんが入ってから新曲を作り始めたことで、自然に変化してきたわけですね。

小松:インストだったらいいけど、歌が入ってくる場合、それじゃ流れが悪いから、ここはテンポ・チェンジがあっていいんじゃない?とか、僕がやりやすい方向へちょっとずつ引っ張ってきた。テンポもそうだし、拍についても。彼女がそういう部分をあまり気にしないで作ってくるから、そこをもうちょっと整理するというか。

ミサト:前よりは、そういうのを受け入れている感じはしますね。

小松:無理やりやらせるっていうのでもないけど、僕にも欲が出てきたってことなのかもしれない。

---歌もっと入れてよ、とか?

小松:そう。インストの面白さもあるんだけど、やっぱり歌で持ってくというか、グッとくる雰囲気にすると演奏も気持ちが入っていくし。実際に歌が入る入らないは別にして、初期のインストはちょっと歪な感じだったじゃないですか、それをもうちょっと流れるようなインストにしたくなったっていうのはありますね。

---予想以上に、ミサトさんの歌手としてのポテンシャルが高かったですしね。

小松:それはあります。まず声がいいし、歌詞もかなりいい。それがなかったら……つまり声とか歌に、えっ?と思ってたら、「歌はやめようよ」と言ってただろうし(笑)。そこは間違いないですね。

---ミサトさん自身も、SOSITEでもっと歌いたいと思うようになってきたのでしょうか?

ミサト:あんまり意識はしてなかったんですけど、自然と歌ありの曲を作ってることが増えてた感じです。

---それから、最新作はツバメスタジオの君島結氏によるトータル・サウンド・コーディネイトということですが、君島さんにお願いすることになった経緯を教えてください。

ミサト:スプリットで君島さんに録ってもらった時、音の作り方とか、すごく相性が良かったので。

小松:君島さんがギタリストっていう点も大きかった。もちろん、それ以外にもいろいろありますけど。ミサトちゃんって、そんなに機材オタクじゃないから、エフェクターとかギターとかに凝るタイプではなくて。アンプも持ってないし。

---そうなんですか? ライヴではアンプを独特なセッティングにしてますよね?

ミサト:あれは単に、最初は1台でやってたんですけど、周りの人からベース・アンプも一緒に使ったらいいんじゃないかっていうアドバイスを受けたのがきっかけでやるようになりました。

小松:そんなに自分から「いろいろ試してみよう」っていうタイプじゃないんで。スプリットの時から、君島さんが、エフェクターとかアンプに関して「これ使ってみよう、あれ使ってみよう」とたくさんアイデアを出してくれて、それがあるのか無いのかでだいぶ違ったと思う。

ミサト:昔は、エフェクターで音を変えるの嫌だなあって思ってたんですよね。素のままの音の方がいいなって。ライヴでも以前は、音量が大きくなるだけとか、それくらいしかやってなかった。歪み系のエフェクターも、ただ音をおっきくしたいなあっていう感じだったから、ブースター的な意味合いで使っていて。ほんのちょっと一部だけワウを使ったりとかはありましたけど、基本的にアンプそのままがよかったんです。

小松:インストだったっていうのもあるんじゃないですかね。歌モノになってくると、特に彼女みたいなヴォーカルの場合は声が聞こえなくなっちゃうから、音量的な制限もだいぶ出てくるし。それ以外に、どういう音色がいいかっていう点に関しても、歪み系ばかりじゃなく、空間系のディレイとかも今回は使ってる。(ブラッドサースティ)ブッチャーズでは、吉村(秀樹)さんの足元なんか凄かったから、そういうニュアンスもちょっとずつ入れたいなって欲が出てきて。スプリットでは、吉村さんのステレオコーラスみたいなのを「使ってみてね」って頼んだりもした。吉村さんのやつは時々音が出なくなったりするんで、今は使ってないですけど(笑)。

ミサト:その流れで、今回も君島さんから提案してもらって、試させていただいて、ツバメスタジオでテープエコーとかロシアン・ビッグマフとか、いろいろ使わせてもらいました。

小松:僕自身、そもそも吉村さんにしろアイゴン(會田茂一)にしろ、クリプトシティにしろ、ああいった人たちとやってきてるから、アンプもエフェクターもなんとなくいじりたい気持ちが常にあって。ただ自分はドラマーだし、こういう感じだっていうのはわかるけれど、実際に何をどう繋いだらそうなるかってことまではわからないから、君島さんみたいな「わかる人」が入ってくれたら面白いだろうなと。

ミサト:提案してもらえたのが、とてもありがたかったですね。

---では、新作の曲をライヴで再現するために、前より足元に並ぶペダルも増えたりとか?

ミサト:ビッグマフを買いました。それほど頻繁に切り替えたりとかはしてないですけど(笑)。

小松:そんなに器用なタイプじゃないから、必要最小限で雰囲気が出るように。演奏に支障をきたさない程度で(笑)。

---エフェクターを増やす以外に、ミサトさんに挑戦していって欲しいことはありますか?

小松:今後もし可能なら、ちょっとフリーで何か弾いてみてもらいたい。

---インプロビゼーションってことですか?

小松:そこまでじゃなくてもいいけど、ここちょっとフリーで弾いてね、みたいなことかな。

---24小節くらい任せて自由に弾いてもらう感じで?

小松:まあ、それはちょっと長いかな……もうちょい短くてもいいけど(笑)。ついこないだも「これ、最後ぐしゃぐしゃっとなって終わろうか」って言った時、彼女にはわかんないんですよ。不思議じゃないですか? バンドで3枚出して、ソロも出して、普通にライヴやってきて。なのに、そういうことを言われても、なんとなくはわかるけど、あんまりしたがらない。「やったことないことをやるのはヤだ」って。前に、レスザンTVの谷口さんから「ラップやって」とか無茶ぶりされた時はやったのにね。

ミサト:自分が押さえたことのない音はどういうのが鳴るかわかってないから、自由にやってって言われても、自分で前もってこうだと決めてないとできない。あのラップは、前もって言われて考えてきてるからできるわけで。いきなりその場でやってと言われたら無理。

小松:でも、いろいろライヴ観てきたり、経験値とかで、やったことはなくても、なんとなくこんな感じかな?というのはわかるでしょ?

ミサト:それをやるには、まず先に音を探しておかないと。

小松:でも別に「そこ音程が違うよ」ってことにはならないじゃない。適当にバーッとやっても。

ミサト:いや、でも変な音は鳴らしたくない。

小松:例えば、フリーって言っても、本当にフリーな場合もあるけど、自分の手クセを幾つか入れるような感じでもいいんだし。

ミサト:うーん………。

小松:ある部分、すごく真面目なんですよ。ここはちょっと適当にやっちゃえ、みたいなのがあまりない。まあ、決まってないと怖いっていう気持ちもわからなくはないけど。

---ある種の潔癖症という感じなんですかね。それにしても、こういう押し問答みたいなことが、これまで様々な場面であったのかなと想像したりします。メールのやりとりがすごく多いという話も聞いてますし。

ミサト:けっこう水と油みたいな感じかもしれないですね(笑)。

---(笑)そういうところも楽しめているということなのではないでしょうか。

ミサト:どうなんですかねー(笑)。

---ここまでバンドが続いてきたわけですから、間違いなくいい組み合わせだったんですよ。

小松:そうですよね、ホントですよ。気づいたら10年。

ミサト:なんだかんだで。

---その間、もうやめちゃおう、とはならなかったわけですから。

小松:いやー、わかんないですけどねー(笑)。

ミサト:あはは。小松さんは音楽に対して真剣・真面目だから、基本的にやったことは全部続けてるので。

小松:ま、とはいえ歳だからね。ちょっとずつ終活していかないと。

ミサト:なんで、そういうこと言うかなー。

小松:それは冗談だけど(笑)とにかく、このアルバムは、あんまりライヴでできないことをーー要するに、重ねるの嫌だとか、エフェクター増やしたくないとか、そういうーー

ミサト:ちょっとこだわりみたいなものがあったのを、だんだんーー

小松:もっと録音でしかできない面白さを、ふんだんにやったほうがいいなと。君島さんの力もあって、そういうことをやれた作品だと思う。

---小松さんが入って以来、少しずつ変わってきたことが、今作でついにトータルな形で出たというわけですね。

小松:僕はいつも、かくら美慧ソロとの違いは、僕がいる/いないの違いだと思っているし、自分のニュアンスもたっぷり入れられた作品ですね。

---それと同時にミサトさんも、ただ小松さんに寄せただけじゃなく、ソロでの経験とかをちゃんと生かして、新しい自分らしさを出せてますよね。音楽面だけじゃなくて、アートワークに使われた写真とかにも表れていると思うんです。これらは全部ミサトさんが撮ったものですよね?

ミサト:アーティスト写真と、トレイのところにある写真以外は、私がお正月に帰省した時、父親の一眼レフで撮ったものです。

---作品の音と関連した世界観が、きちっと出ていますね。

ミサト:ありがとうございます。地元で撮ったということで、ずっと見てきた風景ですね。

---なんて暗いところだ、という気もしなくはないですが(笑)。

小松:(笑)僕が、こういう暗い感じがいいって言ったんですよ。

ミサト:ロフトのイベントで、小松さんが自分のことを「根が暗いからな」って言ってたのが意外で。うっそーって(笑)。

小松:明るい人でも、暗い部分を持ってると思う。僕はドラムも暗いドラムが好きだし。どっちかというと、暗い音楽を聴くのが好きで。それは性格が暗いのと違う?(笑)

ミサト:確かに、小松さんがオススメしてくる音楽は、どれも暗いというか、ドローンとしたものが多い。

---PILの『フラワーズ・オブ・ロマンス』を聴かせたら、怖いって言われたという話には爆笑してしまいました。

小松:美慧ソロが、特に明るい音楽だというわけではないけど、それとは違うものにしたいなと思ったんだよね。あと、意外とミサトちゃんが「これ凄く良い」って言ってくるのって、明るいやつばっかりだよね。

---小松さんから紹介された音楽の中で、特に気に入ったものはなんですか?

ミサト:えーっと……?

---思い出せないみたいですよ(笑)。

小松:『フラワーズ・オブ・ロマンス』もずっと聴いてなかったもんね。さんざん言ってから、やっと聴いて。

---怖いから聴くのやめちゃったんだ(笑)。

ミサト:基本的に好みはかなり違うから、お互いがお互いの持ってくるものを、これいいね!ってなったことはほとんどないと思う。

---もともと特定の曲を、自分がやる音楽の参考にすることがないのでしょうか? 好きで聴いていて、こういうのを自分もやりたいな、とか。

ミサト:あんまり、こういうのを作りたいなとかいう気持ちになることはなくて。コピーとかもほとんどちゃんとしたことないですね。

---普通、一般的なミュージシャンは、何かを好きになってコピーから始めることが多いと思うので、それもなかなか凄い話ですね。

ミサト:いちばん最初に「何か曲を作ろう」ってなった時、好きなものに似せるような技術とかもないから、結局まったくかけ離れたものを作って、それを良しとしてずっとやってきたので。

---特殊なタイプというか、ある意味で天才肌ですよね。

ミサト:いやいや、やれることをやってきただけです。

---最後に、今後の活動ヴィジョンについて聞かせてもらえますか。

ミサト:個人的には、また秋というか今年の後半には、さらに何か録音したいなっていう気持ちはあります。5年も空いたし、先にやるって決めないと動かないので。やっぱりバンド内でも、ずっとアルバムを出さずにライヴだけやっていくというのは、テンションがだんだん落ちていくよねっていう話はずっとしていて。で、曲ができたらやろうっていうのはいつまでもやらないというのもわかったので、先にスケジュール決めちゃわないと。まあ、これからどうなっていくのか、自分自身ではあまり考えていないですけど、なんとなく楽しみで、これからもっと面白いことができていくんじゃないかっていう期待もありますね。

小松:どういうことをやりたい?

ミサト:シンセをもうちょっとやってみたいなとか。

小松:それは今回もやってるしね。エレクトーンを習っていたというんで、「じゃあ鍵盤できんじゃん。ちょっと弾いてみてよ」って言ったんだけど、「いやできない」と最初は全然やんなかったんですよ。

ミサト:だって、決まった楽譜の通りに弾くのと、自分で考えてやるっていうのは全然違うから。

小松:楽譜通りにやる方が難しいよね?

ミサト:いやいやいや、そんなことはないでしょ。スラスラ弾けるとかじゃなかったんですよ全然。

小松:まったく弾けない人よりは弾けるでしょ。

ミサト:そりゃあ、まったく弾けない人よりは弾けるよ。でも、いきなりバッとやるっていうのは、それは……

小松:でも今回のアルバムでシンセやったじゃん。

ミサト:あれは単音じゃん。

小松:単音でいいじゃん!

---(笑)とにかく、もっとやりたいという意欲が出てきていることは間違いないわけですね。

小松:ギター・ソロとかさ。

ミサト:(笑)またもうー!


SOSITE「郷」


他では読めないような、音楽の記事を目指します。