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Ledger Nano Sが故障?液晶が暗くて見えない場合どうしたらいい?


Ledger Nano Sの液晶は劣化します

Ledger Nano Sの液晶は有機LEDと言うものを使っており、湿気で劣化してしまいます。液晶が薄くなったりドットがかけてしまって暗くなり、文字が読めない、見えなくなるともう回復する事はありません。

液晶を取り替えると言うこともできるのですが、Ledger Nano Sの裏の部分から蓋を開けて液晶部分の取り替えをしなくてはいけなこと。
蓋を開けるのが困難なため、あまりオススメはできません

実際に液晶を取り替えたこともありますが、蓋を開ける際に失敗してしまうと、USBの接続口を傷つけてしまったり、変形させてしまうこともあるため、誰でもできることではありません。

Ledger Nano Sの液晶が見えなくなった場合は他のウォレットで復元しましょう

この液晶が点灯しなくなり、資産残高が確認できないと言う場合は、新しいLedger Nano S PlusやXといった後継種、もしくはTREZORをご購入いただき、復元と言う作業をすれば資産残高を再度表示させることができます。

TREZORに関しては対応通貨が違うため、保管している通貨によって復元可能なものと単純な復元だけでなくHDパスの設定などが必要なものがあります。

Ledger Nano Sの24単語でLedger Nano S PlusやX、TREZORで復元が可能

根本的に暗号通貨は、ブロックチェーンにある取引データそのものであるため、資産そのものがLedger Nano SやLedger Liveにあるわけではありません。Ledger Nano Sに入っているのは初期設定時にメモした。24単語のみです。

資産はブロックチェーン上にあるLedger Liveは残高を表示させているだけ

この24単語を元にLedger Nano Sにインストールしたアプリケーションを使って送受信するためのアドレスを作ります。

そして、残高のあるアドレスに署名をしてトランザクションを作成し、Ledger Liveを通してブロックチェーンにデータを送信しています。

実際に資産があるのはブロックチェーンでブロックチェーンにある残高をLedger Nano の24単語と紐づいたデータとしてLedger Liveが表示させているだけです。

そのため大事なのはLedger Nano 本体そのものよりも24単語です。

Ledger Nano Sの初期設定時に書き取った24単語が大切

弊社はLedger Nanoを発送する際に必ず注意事項として24単語を大切に保管するようにお手紙と日本語説明書に書いておりました。

そのため、弊社でご購入した方が24単語を保管していないと言う事はほぼ無いのですが、他社さんで購入された方やあまりウォレットの知識がないままLedger Nanoを他人から購入した方や、アマゾンの出品者、転売業者から購入した方は、そういう情報を知らずに初期設定をしているため、24単語がお手元にないこともあります。

その場合は液晶が映らなくなった時点で資産にアクセスできなくなってしまいます。

Ledger Blueも使用不可

Ledger Blueも販売終了、サポートも終了している

同じ理由で、Ledger Blueという商品もバッテリーが劣化したり、電源が入らなくなってしまうと使用できません。

24単語を持っていれば、後継種で復元することで、再度資産にアクセスできるようになります。

全ては24単語を保管しているか?どうかにかかっている

弊社でサポートができるのは24単語をお持ちの場合の復元作業や、液晶がまだうつっている段階でのファームウェアのアップデートと作業です。

24単語をちゃんと保管していればほったらかしでもOKですが…

Ledger Nano Sを購入した際やご友人に紹介されて買った方、このウォレットにビットコインを10年間保管しておけば、何も触らなくても大丈夫だよと言われた方も結構いらっしゃると思います。

初期設定時の24単語をきちんとメモしていない、紛失してしまった。
と言う方はかなりいらっしゃいます。そういった場合は液晶が劣化したり、故障したら取り出すことができませんので放置している方がいたら、ご確認ください。

なお弊社では現在Ledger Nano の販売はしておりません。現在はウォレットでのトラブルの有料サポートを行っております。https://forms.gle/SL53SJWBHLqjJLuf6

弊社で購入したことがあるお客様はLINEでのお問い合わせください。電話での問い合わせは受け付けておりません。

他社でご購入の方は有料サポートのみ対面とZOOMで受け付けています。なお、シリアル番号は弊社では発行していません。旧earthship社、千葉県のハードウェアウォレットジャパンという会社とは一切関係がありません。

サポートをご希望の方は、画面YouTubeの概要欄をご確認ください。よろしくお願いいたします。

これとはウォレットはちゃんとした知識を持って操作しなければ意味がありません。よくわからないのであればまだ取引所に置いておいた方が安全です。

液晶がちゃんと点灯するかどうか24単語をちゃんと手元に持っているかどうかはご自身で確認してください。

ハードウェアウォレットはアップデートが必須

Ledger Nano Sに限らず、ウォレットというのはネットワークにつながってで資産を管理するものであるため、セキュリティーのアップデートというものが必ず必要になってきます。

ファームウェアのアップデートは2021年11月30日リリースのものが最後(2024年4月時点)

Ledger Nano Sの場合、ファームウェアのアップデートを1度もしていなかったり、時期によっては、ファームウェアの初期化というのがされてしまうことがあるためそのまま使えなくなってしまうことがあります。

24単語の控えがなく、ファームウェアのアップデートもしておらず、液晶も点灯しないと言う場合はどうすることもできません。このLedger Nano Sを良いと思って友達に紹介していたら、必ず状況を確認してあげてください。

すでにビットコインを始めとする仮想通貨で取り出せなくなっているものは数多くあり、特にビットコインに関しては秘密鍵をなくしたためにアクセスできないビットコインというのが800万BTC以上あると言われています。その数は今後も増えると思われます。

弊社がサポートしていて、ホットウォレットでビットコインを管理していたと言う形でスマホをなくしたために、その資産にアクセスできなくなってしまった。

秘密鍵をメモしていないと言う方はかなりいらっしゃいます。そういった場合はもう取り出せません。

ウォレットはちゃんとした知識を持って操作しなければ意味がありません。よくわからないで使うのであれば、まだ取引所に置いておいた方が安全です。

液晶がちゃんと点灯するかどうか24単語をちゃんと手元に持っているかどうかはご自身で確認してください。

なお弊社では現在ウォレットの販売はしておりません。既存のお客様もしくは有料でのサポートを行っております。既存のお客様はLINEでのお問い合わせをしてください。


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