③生検結果と、検査

最初の胃カメラをやった胃腸内科へ


最初の胃カメラから2週間後の12月初め。
胃腸内科に検査結果を聞きにいくと、生検の結果もやはりがんでした。
大きさは2センチ程度でそれほど大きくないらしいですが、深さはわかりませんと言われました……リンパ節転移とか詳しく調べないとわからないそうです。
(わからないんかい! とは思った)

そしてピロリ菌もいたので、ピロリ菌除菌薬をもらう。胃を切っちゃうのに除菌するのか〜と思った。

やはり手術が必要ですと言われ、2週間の間に決めたA病院への紹介状を書いてもらい、予約もとってもらいました。

予約はこの日の翌日。意外と早く受診出来るんだなぁと思った。
朝食抜きで行き、検査をするらしい。


手術する予定のA病院(がん専門病院)


翌日、A病院へ。建物からしてすげえでかい。(小並感)
患者がいっぱいいるとは口コミで読んでいたが、本当にいっぱいいる。ここにいる人ほぼ全てががん患者とその付き添いなのか……と不思議な気持ちになった。

10枚綴りの問診票を書かされ、たくさんの色々な同意書にサインし、外科受診。
意外にも予約時間からほとんど待たされなかった。

きのう行った近所の胃腸内科の紹介状からの情報しかまだないため、新しいことはほぼわからなかった。
胃がんのステージは深さと転移によって決まる。でもたぶんステージⅣではないでしょう、とのこと。

この状態だと手術をすることになり、私は胃の下の方にがんがあるため、胃の下側を3分の2切除になるようです。

詳しく見ないとわからないので、検査を受けて、2週間後にお会いしましょうと言われ終了。

その後、別室で看護師からこの後の予定などを説明される。
薬剤師との面談、入院説明……そして検査へ。

・血液検査→ちょっと多いですが〜と言われ、8本取られた
・尿検査
・心電図
・心肺機能検査
・レントゲン

今日の予定の紙を持って、スタンプラリーみたいに病院を回る……スムーズにいくのがすごいと思った。
とにかくシステマチックに、効率よく患者が裁かれている。

この日は半日がかりで終了。更にもう1日検査日が必要で、早い時間なら明日にも予約が取れるというので、次の日も病院へ……!


A病院2回目


翌日。この日も朝食抜き。

・負荷心電図
・CT、造影CT
・内視鏡(胃カメラ)

人生初CTでした。今まで大きな病気もしたことないし。人生初を更新していくなぁ……と思っていた。

普通のCTを撮って、造影CTも撮る。
胃を膨らますために発泡剤を飲まされるんだけど、げっぷをしちゃいけないのが苦しい。
そして、腕の静脈から造影剤を注入される。
「入れると体が熱くなりますが、それは正常な反応です」と何度も言われたのですが、本当に一瞬で体がかあっと熱くなるのね。血液が全身を駆け巡っていくのを感じた。


胃カメラは2週間ぶり2度目。
胃カメラは待合室が結構混んでいて、ここにいる人みんな胃がんなんだ……!! という驚きと、ある種の仲間意識を覚えた。
がん専門病院だから患者は全員がんなんだけど。胃カメラやるってことはほぼ胃がんだからね。
(追記:胃がん以外でも内視鏡をやることがあることを後に知りました…!大腸カメラは別フロアだったけど、口から入れるものでも胃がん以外にも膵臓がんなども内視鏡をやることがあるらしいです_φ(・_・

前回の胃カメラが鎮静剤使ってもらってめちゃくちゃ楽だったので、こちらの病院でも「鎮静剤使ってください!」ってお願いしたのですが、私が言わなくても使っただろうなという感じ。
何しろ時間が長くて、40分以上は管を突っ込まれて胃を見られていたらしい。
その上、途中で目が覚めてしまった。胃カメラの苦しさってこんな感じなのかと知る。


看護師との面談、手術説明、内科受診もした。
きのうの入院説明もそうだけど何も決まってないのに手術説明するのか???って思ったけど、外来で病院に行く日数を減らすためにこうやって予定詰めるのかなと思った。
なるべくまとめて予約を取ってくれるみたいなので、半日がかりにはなるけど、日数減った方がありがたいので良かった。

内科は糖尿病の値が高かったため、もっと下げないと手術出来ないよと言われてしまう……薬処方されました……

という訳で、次も2週間後!
そこで検査の結果を知らせてくれるはずです。

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