見出し画像

東京の最西の村、檜原村

皆さんは東京と聞くと、高層ビル群や満員電車、オシャレな街並み、人がたくさん住んでいる、そんなイメージを思い浮かべる人も多いことでしょう。

「東京に村がある」ってみなさんご存じでしたか?
東京都で島を除く唯一の村、檜原村。東京都なのに駅のない、檜原村。
そんな檜原村をご紹介します。

ものれーる

東京なのに、駅がない?

檜原村には駅がありません。最終地点はお隣のあきる野市にあるJR武蔵五日市駅。そこからバスで30分くらい、または車では高速八王子ICから50分、日の出ICから30分で村に到着します。東京駅からおよそ1時間半~2時間ほどで村に来ることができます。

※写真は檜原村にある山岳モノレールです

滝と神戸岩

東京なのに、日本の滝百選の滝がある

東京に滝があるなんて、見るまでは誰も想像できないほどの、見事な「払沢の滝」があります。「ほっさわのたき」と読む、この滝は日本の滝百選に選ばれている、東京では唯一の滝です。

滝は4段で高さ60m。一番下の段からの高さ26mからの水しぶきは、夏にはマイナスイオン効果が心地よい場所。寒さが厳しい冬にはその水が結氷し、大自然が織りなす美しいアートそのもの。
滝つぼまで行くことができるので、その水の綺麗さに東京であることを忘れてしまいそうになることも。

(※払沢の滝の水は飲料用水として使われているので、滝の川には入らないでくださいね)

自然が生み出した大岩壁、神戸岩

「払沢の滝」と並ぶ人気の景勝地は「神戸岩」。「かのといわ」と呼ばれるその大きな岩の壁。反り立つ岩壁は、近づくにつれ見上げるほど大きく、「神戸岩」という名称そのもの。その岩質は火打ち石で出来た層。この神戸岩は東京都天然記念物に指定されています。

さてこの神戸岩、だだ眺めるだけじゃない!本当の人気の理由は・・・

その岩の中は鎖場になっていて、歩くことができるようになっているのです。
冷や冷やするけど、神秘的な場所

この鎖場はつるっとすべったら危険。足元注意の場所ですが、たくさんの人を魅了してやまない神秘的な風景がそこにはあるのです。

小林家

天空の古民・山岳モノレールで行く小林家住宅

茅葺屋根の古民家がある場所は見晴らしの良い山の上。
急坂を歩いても15分、山岳モノレールで行っても15分。
とにかく一見の価値ありの天空の古民家は、じつは国の重要文化財に指定されています。
東京にいることを忘れさせてくれる場所。
4月はつつじが見頃です。

【公式】重要文化財小林家住宅のホームページ
https://kobayashike.tokyo/

もみじ山

人里と書いてヘンボリと読みます

檜原村の南に位置する人里地区。
枝垂れ桜のバス停があります。
秋には人里地区にある「もみじ山」一帯の紅葉をライトアップし、幻想的な景色が楽しめる場所です。
もみじ山は地元地域の団体、人里もみじの里が木を植え山を守る活動をしています。

人里もみじの里
https://www.facebook.com/momijinosato

他にもまだまだ檜原村には魅力がたくさん!
景色はもちろん、食べ物、そしてそこに生きる檜原村の人々。
これからたくさんの魅力をお伝えします。

※現在は新型ウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言の中です。不用意な外出は自粛を求められております。
どうぞ、ご自宅にて村のHPより「払沢の滝」のライブカメラで、檜原村をお楽しみください。

檜原村公式ホームページ
http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/0000000452.html

これから実店舗を作るために使わせていただきます♪