所変われば

品変わる 

北海道から鹿児島県に移住して、一番に感じたことは
「食」の違いかな。

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帰宅したら、ポストに入っていました。
今在住の市の広報誌。
その表紙が、北海道出身の私にはなじみのある魚でした。
鹿児島県の人は、漁業関係者など厄介者として扱われている

「エイ」

エイは尾の付け根に 毒針を持っています。

けれど、地域が変われば美味しい食材として
好まれている魚です。
私も、おふくろの味って言っていいほど
食卓に並んでましたし、好んで頂いていました。

北海道では「かすべ」と名前でお店にならんでいました。
煮つけにしたり、から揚げにするのが
家庭料理だった気がします。

丸ごと お店には並んだりはしないので
北海道在住のかたでも「かすべ」が「エイ」だったとは
知らない人もいることを、テレビで特集してましたね。
私も、実は知りませんでしたし。

この厄介者のエイを食卓に!って活動を始めた姶良市。
エイを姶良市の特産品にしようと頑張っているようです。

「エイ活」
市内の6店舗で 食べられるそうです。
食べに行きたい!!

それよりも、スーパーで購入できて、自分で調理ができるようになれば
好きな時に頂ける。
ただ、エイは鮮度が本当に大事な食材です。
スーパーに並ぶには、それなりの消費がなければ
無理ですよね。

エイはコラーゲンがたっぷり で肌がつるつるになります。
私の肌がきれいって褒められるのは
子供のころに 本当によく食べていたこのエイのおかげって言っても
いいかもしれません。

錦江湾のアサリがこのエイによって食され、毎年大きなダメージを受けているそうで、このエイをどうにかできないかって始まったプロジェクト。
身体に肌にいいエイをみなさん 頂きましょう。

でもね、子供のころは 口の周りがかゆくなって苦手だったのも本当のはなしなんですけれど。
きっと、上手に食べられれば 口にあたらずにかゆさはないんだと思います。

まずは、エイの煮つけを食べに行ってみます。

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