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仕事と介護の両立支援セミナーのご報告【県内同志:R4年6月開催編】

こんにちは😊産業ケアマネSatsukiです。
今回は先月開催した「仕事と介護の両立支援セミナー」の参加者様のからコメントが届いたのもあり、ご報告としてnoteにまとめました。

実際に使った自己紹介のスライド。

組織向けセミナーでしたが、コメントから個人が特定されるのを避けるため、日時や組織規模、参加者についての詳細は省きます🙏


今回のセミナーは「仕事と介護の両立」 ができる職場醸成に関心のある同志が集まり開催となりました。

きっかけとなったのは、介護業界に携わる私Satsuki、フリー介護講師中松光が「介護を理由に離職した経験談や想い」「介護離職後の困りごとを意見交換し考える場創り」を目的に活動をスタートした「カイゴしながら働くを考える」Facebookライブへ波上さんをゲストに迎える事になった日を含め、今から遡ること約半年前。

  • 「今までの働き方を変えないといけないような事情(家族介護等)があっても、働く人の力を最大限発揮できるような職場環境が必要」

  • 「組織の在り方が転換期。労働力が減っているなか、様々な人材を確保し、それぞれが強みを発揮できるような職場が求められる」

を共通課題として、活動をスタート😊

私Satsukiと中松さんが運営する「カイゴしながら働くを考える」Facebookライブ。


1.セミナー役割、講師紹介

■波上こずみ

働いている人、一人ひとりが最大限に能力を発揮しチームで連携、組織の成果の最大化をサポートする「コズミックコンサルティング」代表。
介護離職経験者でもある。
想い:クライアントで、離職した社員の理由の一つに「親の介護」や、休職中の管理者の理由が「介護」もある。みんなが働きやすくなるためにはどうしたら良いか。
今回のセミナーではファシリテーター担当。


■中松光

離島を含め、沖縄県内の介護業界で知らない人がいないくらい(Satsuki調べ)大人気なフリー介護講師。
介護にかかわる全ての人の自分らしい生活を実現する「となりのカイゴ屋さんココカラハピネス」代表。
今回のセミナーでは「認知症について」講義担当。


■大城五月

主事業となる居宅介護支援事業の視点から「関わる人の明日と笑顔を共創する」を理念に、沖縄県初病院付添サービス、仕事と介護の両立サポートを展開「合同会社hareruya」代表。
今回のセミナーでは「家族介護について」2025年問題、家族介護の備え、介護保険制度、仕事と介護の両立についてお話しました。
私だけホームページに顔写真がでない悲しさ(´;ω;`)


2.セミナー構成

セミナーは二部構成😊
第一部:「家族介護について」
第二部:「認知症について」
質疑応答で約90分、平日18時~zoomで開催しました。

第一部「家族介護について」困っていない今だからできること。備えは全部で5つです。
4.いざという時のために情報収集する。5.本人含め、家族で話をしておく。


第二部「認知症について」クイズ方式で認知症について学びを深め、その上で、認知症の方との向き合い方について講義をうけました。中松さんのお話の中で「丁寧に」「多角的に」というフレーズが何度も出ていたのが印象的でした。


3.感想コメント(参加者アンケートより)

■介護未経験者

  • 介護保険や現状の理解ができた。これまであまりに知識がなさすぎたので、介護について想像もつかなかったのだと思った。

  • 災害対応と同じで、介護の必要がない時にこそ家族で話し合って備えることが大切だと感じた。

  •  これからの行動においてとても参考になる内容だった。社内で横の連携というか、声を掛け合うことも大事だなと思った。

  • ①本日の内容を家族に共有する ②「介護する側になったら」という前提で話を聞いていたが、「介護される側になったら」という認識も必要  ③正しい知識をどれだけ持つ事ができるか、が大切だと感じた。

  • あまり考えづらいことだけど、早めにみんなで考えることで選択肢を増やしたり、みんなで介護する「メリット」として考える事ができて良い機会となった。

  • 介護保険の仕組みの話、身近な仲間の話はやはり自分にも起こることなんだと実感した。

■現在、家族介護中(または、経験済み)

  • 現在介護中ですが、頭の整理ができ良かった。

  • 基本的な内容であったが、初回や、「これから介護」の方も対象に含めた内容としては適切だったと思う。個人的には、それぞれの経験や状況を聞いたり、自分の話を聞いて、受け止めていただけたことがとても救われた気持ちだった。

  • 忙しく時間もないうえ、情けない、みじめ、悲しい、深刻な話や悩みなので人に話すことができなかった。私自身の経験も、ほかのこれからの職員の参考になれるかもしれない。

  • 祖父母の老老介護を週に数回見守りしている。実際に祖父祖母どちらかに何か発生した際はどうするべきか、自分の親と本気になって考える必要があると感じた。1人で問題を解決しようとせず、多くの方の力を借りていくことは、どの場面でも共通することかと思うので、焦らず、悩まず、自身ができることと相手ができることを考えていければと思う。


その他の意見で要望のありました、

  • 認知症の具体的な事例

  • 介護に直面するときの気持ちやそのメンタルの管理方法

  • お金周りの生じるトラブルと備え(カード紛失、暗証番号忘れる、成年後見人、家族信託、相続等)関連すること

についても、今後内容に追加していきたいです。

4.今後の展開

今回、セミナーという場を通じ

  1. 家族介護が始まる前に備えとして必要な知識・情報を得ることで、

  2. 普段なら考えたくないことを「考える」きっかけとなり、

  3. 更に、参加者同士での意見交換で仕事と介護の両立について身近に感じ「自分事」となる。

という一連の流れがみえました。
また、組織単位で開催するメリット、組織に関係なく参加者を募ってそれぞれの環境について意見交換するメリットも感じています。
よって、引き続きこのメンバーで「仕事と介護の両立セミナー」開催予定です😊

★セミナーを受講したい組織(企業)さま、ご連絡お待ちしております。

  • 今回と同じく二部構成、質疑応答、意見交換を含め90分。

  • 開催日時はご希望に添えるようにいたしますが、各々仕事があるため、18時以降か土曜日の開催予定。

  • 今のところ無料(皆さまの反応をみながら創り上げていく段階のため)

気になる方、ご希望の方はお問合せよりお待ちしております😊

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、良い未来を共につくっていきたいです。
引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。
Satsuki
😊