GT-Rと心中した男はりぼ~

GT-Rを愛し、GT-Rと共に生きた男。自分が歩んだRライフに基づくチューニングアドバ…

GT-Rと心中した男はりぼ~

GT-Rを愛し、GT-Rと共に生きた男。自分が歩んだRライフに基づくチューニングアドバイスや思いを綴ります。マガジンの方に時系列に並べてあります。

マガジン

  • 自分にとってGT-Rとは何だったのか…

    2018年4月、Ver17,18,23を追加投稿しました。 愛車GT-Rについて綴りました。 主に実体験から思ったこと、見たことを書いていきます。 タイトルバックの画像は実際に乗っていた愛車BNR32です。

  • 時代遅れのオンボロ…ハチロク(AE86)とは何だったのか?

    イニシャルDで、その名を知られるようになったハチロク=AE86というクルマとは何だったのか。パワーがあるわけでもない、最新の機能が盛り込まれていたわけでもない。そんな当たり前のスポーティカーが、なぜ爆発的人気を博し、今なお語り継がれているのか。イニシャルDよりも遙か昔に2台のハチロクを乗り継いできた、はりぼ~が実体験をもとにハチロクを紐解いていきます。ヘッダー写真は、まさにイニシャルDの台詞「解体屋寸前のポンコツが…」という風体の元愛車AE86。

最近の記事

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Ver12.7  最高速アタッカーが亡くなる前夜に掛けてきた電話

GT-Rで最高速アタックをするというのは、あまりにもリスクが大きく、さらに費用もかかるチューニングになるので、限られた人間の遊びということになる。また、何キロを出したからといって公式記録が残るわけでもなく、ただ自分の記憶に残るだけ、言ってみれば自己満足の世界だ。 さらには、走ることが出来るシチュエーションも限られてくる。一般的には深夜の首都高湾岸線ないしアクアラインを走ることが出来るエリアに住んでることも条件になってくる。 300キロ、ないし200マイルなどの高速を出し切

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    • 盗まれないGT-Rの作り方ーその2

      やる気があるところを見せる その1ではGT-Rを見えないように隠せと書きました。 今度は見せていく方法方法です。 結論から言いますと、防犯意識があることを見せていきます。 カーセキュリティのLED点滅も、それをアピールするためのアイテムです。最近では純正でもLEDが点滅するようになって来ましたね。メーカーの装備はリモコンを使わずに解錠するとホーンが鳴る、キーにイモビライザーが組み込まれている。そんな程度の盗難対策ですが、無いよりはましです。 ハンドルロックやホイールロック

      • 盗まれないGT-Rの作り方ーその1

        盗まれたくなければ見られない事 ※この記事は最後まで無料で読めます。 GT-Rを所有している場合、遅かれ早かれ盗まれます。 盗まれるないしは、盗まれそうになるか。 永久に盗難と縁が無い生活を続けるのは無理であると考えて下さい。ブローカーにとっては、それくらい盗みたい品物であり、簡単にお金になる宝石みたいなものが家の前にむき出しで転がってる(駐車されている)と思って下さい。 ここではターゲットにされにくい保管方法を紹介します。 何もセキュリティアイテムを使わない段階で、これ

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        • GT-Rの盗まれ方

          今も昔もGT-Rは盗まれ続けています。 よくもまあ、これだけ盗まれても日本からGT-Rって無くならないモノなんだなと驚きます(笑。 ここまで来ると、盗まれ方にもトレンドや歴史というものが生まれてきます。ここのところ、少し変化があったのでこのノートを書いてみようと思った次第。 最近の盗みの手口が、やや荒っぽい力技になってきているのです。これは初期の手口に回帰した感がありますね。ハンドルロックやホイールロックなどを破壊して、牽引して運ぶ。エンジンは掛けずに牽引ないしローダーで

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          思い出の味 大勝軒

          所要で池袋。 最近、ちょいちょい池袋に出没しております。 池袋もグルメの街。最近は本格派の中華街が形成されてるとか。 そっちも試したいのですが…。 自分のお気に入りは、もっぱら青葉という中華そば。 醤油ラーメンの王道という感じで、もちもちの麺も美味しい。 とはいえ、昼時は確実に並ぶので時間に余裕がないと厳しい。 ってんで、少し足を伸ばして、滝野川大勝軒へ。 以前、池袋勤務だった頃は、山岸さんが現役でいらっしゃって、 大勝軒にはちょくちょく並んでいたんですよ。 その味に最

          思い出の味 大勝軒

          リムが固いタイヤを3分で簡単にハメる方法 RiBMo S リブモPT グラベルキング 

          自転車のタイヤ交換を自分でやる…というのはヘビーユーザーでは当たり前かも知れません。 毎日通勤などで乗るとタイヤはそこそこ減っていきますし、パンクというトラブルもある程度の頻度で起こってしまいます。そこでタイヤやチューブを交換するたびに自転車屋さんのお世話になっていると費用も馬鹿になりませんし、毎日使うのであればお店の営業時間外や定休日などに当たると乗れなくなってしまいます。 前置きはこの辺にしておきましてw タイヤレバーを使ってタイヤを交換する際に、唯一難しい、ネックになっ

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          リムが固いタイヤを3分で簡単にハメる方法 RiBMo S リブ…

          その3 飛び込んでみた峠には「ルール」があった。

          ハチロクの後ろ姿を追い掛けて、走り出した自分。 免許取りたての自分にとって、クルマでの追いかけっこというのは、スリリングどころの話ではなく。血が沸騰するくらいの緊張と興奮を与えてくれた。 何しろリスクが高い。学生の自分にとってクルマの維持費だけでギリギリなので、クラッシュ=経済破綻を意味する。修理代なんてとんでもない、廃車費用を捻出するのだって親に頭を下げるしかなかっただろう。そんな経済的なリスクはまだいい。エアバッグなんてない時代だ、五体満足で済まない可能性だって大きい

          その3 飛び込んでみた峠には「ルール」があった。

          今からGT-Rに乗り始める君へ

          もはやクラシックカーとなってしまった第2世代GT-R。これから乗り始めるのであれば、乗り越えなければならない困難は確実に訪れるでしょう。それでも所有する歓びや、走らせることで得られる高揚感はそれを上回ってくれることと思います。 そして、レストアしながらもチューンアップしたいくことでしょう。これまでもチューニングの最短ルートは示してきましたが、決して立ち寄ってはいけない脇道だけは、しっかりと伝えておきたいと思います。 点火系は気のせいレベル。イグニッションコイルやプラグコー

          今からGT-Rに乗り始める君へ

          その6 ちょいちょい起こる「クラッシュ」

          公道レースをしていたら、そりゃクラッシュもある。  毎晩走っている常連同志でのバトルでは滅多にクラッシュはない。イキって道場破りに来た新参者が、コースを把握していないのに無理をして突っ込むパターンが多い。あとは初心者が、ハイペースに付いてこられなくて、クラッシュしてしまうケース。すぐにハザードを焚いて「降参」したらいいのに、それが出来なくて充分減速せずにコーナーに侵入して…ドカーン!みたいな。 クラッシュが発生したら、全員集合(笑)。警察が来て問題になる前に、跡形もなく綺

          その6 ちょいちょい起こる「クラッシュ」

          その5 走り屋は鼻が利くようになる

          お金もないもので、ポンコツのクルマのまま走り続けていた自分。反復練習が利いて、さすがにテクニックは向上し、クルマをコントロール出来るようにはなってきていた。 同じ条件での反復を繰り返したので、わずかな違いにも気づくように。例えば自分のクルマからラジエター液のニオイがしてきたら、どこかから漏れてるな?と疑うように。ブレーキパッドは短時間でバトルを繰り返していると高温になり焦げたニオイを発する。これはそろそろヤバいなと心する。この焦げを超えたら、次は摩擦が発生しない領域に入って

          その5 走り屋は鼻が利くようになる

          その4 峠を走り込むとどうなるのか?

          走り屋が集まる秘密の場所(コース)で、よなよな公道レースを繰り返していた自分。 コースは何万回も繰り返し走り込み、もう「目を閉じたままでも走れる」というくらい反復していた。だから、このコースを速く走るには、クルマをどうコントロールしたらいいかという事を突き詰めていき、クルマの限界を引き出さざるを得なかった。 高回転を維持する、ギリギリまでブレーキを我慢したい、速くアクセルを開けたい、速度を落とさずにコーナーを抜けたい、そんな教科書に書かれているような事が、実践で必要だと感

          その4 峠を走り込むとどうなるのか?

          その2 ヨンエージーとは?

          その峠には超絶速いヤツがいて、それが何に乗っているかというとハチロクなわけで。 自分が走り始めた時でも、ハチロクは既に「時代遅れのポンコツ」であり、1.6リッターでカタログ数値で130馬力。実際には100馬力も出てれば御の字という低スペックなクルマだった。 なのに速いってのは、なぜなんだ? どうやらヨンエージーってのが凄いらしい。何だそのヨンエージーってのは? それは4AGという型式のエンジンの事だった。ハチロクが搭載する1.6リッターエンジンは、同じトヨタのMR2や

          その2 ヨンエージーとは?

          その1 ハチロクが駆け抜けた時代

          AE86という型式のカローラレビン、スプリンタートレノは通称ハチロクと呼ばれ、昭和58年から61年まで販売された4代目カローラーシリーズの1グレードのことである。 自分がハチロクに出会ったのは、既に平成に入って数年経ってから。初期型が10年落ちとなり、当時の毎年車検に引っかかろうかという老体だった。 (当時は製造から10年以上経った車両は2年置きの車検が毎年義務となり、買い換えを促すシステムとなっていた。そのため10年落ちのクルマは敬遠されていた。しかし’95年に法改正に

          その1 ハチロクが駆け抜けた時代

          Ver18 GT-Rの軽量化は宗教か

           軽量化というのは補強とは違ってメリットしかない。安全に関する部品を削る…というのは論外として、大概の軽量化は加速、ブレーキング、コーナーリング、燃費と全てにメリットとして働く。唯一コストだけがネックかな。  ではどんなことが出来るのか。まずは要らないモノを外すこと。これはほとんどコストがかからない。例えば予備タイヤ、リアシートや内装、不便になってもOKという許容範囲次第だけれど、オーディオとスピーカー、ウォッシャータンクとノズルなんかも簡単に取外し可能。決め手はエアコンで

          Ver18 GT-Rの軽量化は宗教か

          Ver17 ボディ補強とは宗教ないし宗派だ

          GT-Rをチューニングして、高速領域に入るようになると、自然とロールケージの必要性を感じるでしょう。クラッシュして横転したら天井なんて一発で潰れてしまうからである。 そのロールケージも、ボディ補強のひとつ。この他にも補強方法は沢山ある。ドアやトランクなどの開口部のスポット溶接を追加するスポット増し。フレーム内にウレタンを充填して硬化させる内部補強型。フロアのトンネルを繋いだり、タワーバーで左右のサスペンションの根元を繋ぐ棒追加型。ロールケージも室内のみで施工すると6点に斜行

          Ver17 ボディ補強とは宗教ないし宗派だ

          Ver23 第二世代GT-Rとは何だったのか。俺たちを熱くさせた至高の相棒。

           RB26を搭載しているGT-R、いわゆる第二世代が発売を終えて、もう16年が経とうとしている。アラフォーの自分としては、最新(笑)のBNR34でも18年落ちと聞くと、なんだかピンと来ないくらい。なにせ自分が買ったBNR32が10年落ちで「すげぇボロいなあ…」と感じていたのだから。今思えば「たった10年落ち」だったんだなと。GT-Rを降りてから買った普通の4ドアセダンには今も乗っているのだが、それが19年落ち(笑)。  今回のタイトルに関してネタあかしをしてしまうと、なぜ第

          Ver23 第二世代GT-Rとは何だったのか。俺たちを熱くさせた至高の相棒。