おはこんばんちは、お年玉をあげる側になりました針鼠雲です。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年も書いていきますVTuber、Vsingerエトセトラ、バーチャルさんの歌動画の個人的おすすめ。今月は15＋5、20曲書かせて頂きます。盛りだくさん過ぎたんで。

それでは皆様、お付き合いくださいな～。

①Sweet Number / pomme

REALITYで活動されている『pomme』さんがボーカルを務めるこちらの楽曲のMVは作詞作曲：烏屋茶房さん、映像：ノノルさんと、最高の3乗というべき甘かわダンスナンバー。MVの中でコロコロと衣装がチェンジするので、色々なpommeさんを楽しめるのもこのMVの魅力の1つ。先日行われた「Virtual Music Award 2021」でもオープニングアクトを務められ、会場を沸かせた1曲でもあります。

② 青空のナミダ（歌ってみた） / nene

バーチャルパフォーマー『nene』さんが今回coverした曲は高橋瞳さんの青空のナミダ。スタンドマイクに向かうシンガーはそれだけで絵になるほどかっこいい。歌声だけでなく全身からも駆け抜けるようなパワフルさを感じさせます。とっても活き活きとしていてこちらの気持ちも自然と晴れていくような気すらします。オリ曲作成も決定とのことで、今後の活躍も楽しみなパフォーマーさんです。

③ 小悪魔だってかまわない！（歌ってみた）/ 小瀬戸らむ（GEMS COMPANNY）

GEMS COMPANNYの新メンバー、大物悪ガキ『小瀬戸らむ』さんの初歌ってみた。め～っちゃかわいい。感情の浮き沈みをしっかり声に乗せて歌われてる印象。特に楽しそうに歌う部分は口角の上がり具合まで伝わってきて、こちらもウキウキしてきちゃいます。これにMVが付いてるもんですから、もう最高ですよ。小瀬戸さんの普段の自由奔放なイメージが相まって、「小悪魔にぞっこんな小悪魔」な雰囲気が出ています。

④ ガッチマンV / ガッチマンV

ゲーム実況者ガッチマンさんのVTuber体『ガッチマンV』さんのオリジナル曲。新3Dお披露目配信の諸々含めて、羨ましいくらいに男の子の夢が詰まってます。特に特撮好きには堪らないです。子供でも覚えやすいキャッチ―な歌詞と耳に残りやすい熱血なメロディ、正に昭和～平成初期頃の特撮主題歌テイスト。「インターネットファイター」という歌詞はガッチマンさんのこれまでと今の姿があるからこそ輝いて聞こえる言葉だなと思います。

⑤ 侍ダンス（リスナーからもらったリプで曲を作ってみた）/ 真瀬みうし

『真瀬みうし』さんが歌うこちらの曲はリスナーにリプで募ったもの。互換性が全くないながらもどこか耳に残るワードが散りばめられており、リスナー達の言葉選びのセンスが光ってます。そしてそんな歌詞を一見普通の曲と思わせてしまうほどの真瀬さんの歌唱力ももう強い。全てが揃って深夜5分アニメのエンディングで流れてそうな1曲に仕上がってます。

⑥ 勿忘（cover） / NICO、メタモエ

『NICO』さんと『メタモエ』さん、2人のVsingerがコラボレーションしたこちらのcover動画。ぱっと見異色な組み合わせでありながら、歌声の相性はバッチリ。繊細な歌いだしから次第に力強さを帯びていくNICOさんの歌声にサビでメタモエさんの美しい声が重なった瞬間の感動が凄まじく、色の表現も相まってグッと来ました。

⑦ 夜来香／よしなに堂（渚乃奏、YOSHI、日辻シラム）

『渚乃奏』さん、『YOSHI』さん、『日辻シラム』さんの3人によるバーチャルユニット『よしなに堂』が生み出した新曲。音楽と映像、全てで作り上げられたダークな世界観。三者三葉の「影」と「覚悟」が、心に溜まった泥の部分に問いかけてくるような気がします。3人が一緒に歌うでは無くて、それぞれがそれぞれの場所で歌ってるという点が個人的にはとてもクールで好きです。

⑧ 夜更けの旋律 / 椎名なのは（椎名菜羽）

吸血姫『椎名なのは（新名：椎名菜羽）』さんが奏でる最初のオリジナル曲。彼女を象徴するピアノの繊細なメロディが印象的。菜羽さんの幼げながらも言葉を丁寧に紡ぐような優しい歌声に癒されます。寂しげな始まりから次第に温かい雰囲気で満たされていく過程は、1.5世紀以上を生きる彼女のこれまでを表しているようで、聴いていて胸が熱くなりました。

⑨ Snow flakes / 月雪まう

『月雪まう』さんが投稿したのは雪が作り上げる幻想的な世界とその温かみをそのまま曲にしたかのような2nd single。月雪さんの音域や声質って聴いていてとても落ち着きますよよね。穏やかな曲だとより一層そう思います。作詞を『竜乃エナジー』さんがされているのですが、人が歩くことで道が出来ていく冬の景色を描いたサビの歌詞がとーっても素敵でお気に入りです。

⑩ Snow halation（cover） / 響歌シノ、瀬戸乃とと、水瀬なな

「REALITY Star Light」の感動をもう1度。この季節の定番曲Snow halationを『響歌シノ』さん、『瀬戸乃とと』さん、『水瀬なな』がカバーしてくれました。もう歌唱力に隙がない。やや大人っぽい満足感の高いカバーになっています。
追加でですが、瀬戸乃ととさんは新曲「interstellar」を投稿されています。ブイアワ2021を盛り上げた1曲です。
響歌シノさんも3rd single「WEEKEND」を投稿されています。シノさんらしい、カラッと元気が出る曲です。
水瀬ななさんも「KING」のカバーを投稿されています。普段の可愛らしい雰囲気からは想像もつかないかっこよさ。狂気が垣間見える笑い声すこ。

全部聞いてください！

⑪ メリ！クリ！スシ！ / sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司

クリスマスと言えばお寿司！なんて風潮、人生で一度たりとも聞いたことがないはずなのに『sumeshiii』さんが歌えば最初からそういう組み合わせがあったかのうように感じれてしまう不思議。寧ろ色的にもぴったりじゃないかクリスマスとお寿司。クリスマスソングにドス黒い感情を抱きがちな針鼠雲もつい幸せな気持ちになってしまいました。

⑫ 刀ピークリスマスのテーマソング2021 / ピーナッツくん

刀ピー（ピー刀）の行方を見守るのが毎年の一大イベントとなっていますよね。刀ピークリスマス2021、笑いあり感動ありで今年も最高に胸キュンなクリスマスでした。そんな今年のテーマソングも、前年の期待を軽々と更新する名曲です。様々な小ネタを含ませつつキャッチ―で耳障りの良い歌詞運びに、「もう一泊 もう一泊」と無意識に口ずさんでしまった人も多いはず。まさに才能と愛がなせる業。ラスサビで声を力ませるところ、思わずグッと来てしまいました。来年も楽しみです。

⑬ ポインセチア / ことは

元ハナヒゲウツボの『ことは』さんが送るこちらのクリスマスソング、最後まで見て欲しい名曲です。ハロウィン曲の時にも思いましたが、ことはさんは期待をいい意味で裏切ってくれる。歌っている歌詞は王道なクリスマスソングそのもの。所々不穏な気がするのは気のせいです。クリスマスに夜更かしをしていた良い子たちもきっとトラウマになったことでしょう 素敵な思い出になったことでしょう。

⑭ ボカロメドレー⑧ / シアーミュージックV（音羽ララ、春歌みこと、三拍ユッコ）

12月に「ウタゴエ放送部」を卒業し『シアーミュージックV』となった『音羽ララ』さん、『春歌みこと』さん『三拍ユッコ』さんのお三方によるボカロメロディーです。白い部屋にスタンドマイク、画面と右上のボイストレーナーのコメントと正にシアーミュージックな画面に乗せて計10曲のボカロ曲を一気に楽しめる仕様。個人的にはユッコ姫のコールボーイがめっちゃがなりが効いてて驚きました。

⑮ 夢地図（cover） / 帝斗（ぶいせん）

ぶいせん冬組一期生Vsinger『帝斗』がお誕生日を機にカバーしたのは「40mP」さんの「夢地図」。海沿いを走り抜けるかのような爽やかさと、感情の籠った力強さが心を震わせます。お誕生日配信でもお歌を歌われていたのですが、特に「アトラクトライト」はめちゃくちゃ良かったので合わせておすすめです。声の伸びが凄いんじゃ…。

⑯ 遥かに春めけ、はるひらり / 遥ノ音ハル

何から語ればいいのか分からなくなるほどの名作。概要欄に「私の詩を歌います」とあるように、今の『遥ノ音ハル』さんのありったけが詰まった集大成とも言える作品です。がむしゃらな人間が放つ美しさよ…。素人の私ですら気が遠くなるほどの作り込みで、どこで止めても絵になります。そのクオリティに圧倒されている最中に放たれる「狂った私が常識だ」という歌詞の説得力は尋常ではないですよね。

⑰ IRO-TORIDORI / 竜乃エナジー

ご自身と制作陣の安否が気になるほどのペースでオリ曲投稿しているドラゴンVsinger『竜乃エナジー』さんが誕生日記念に投稿したこちらの曲。竜乃さんの明るく元気な歌声とっても良きです。「僕の声だけじゃ出せない 僕のイロも もっとたくさんの想いで にじを架けるよ空へと」から始まるCメロを経てからのお友達の皆さんがコーラスで入ってくる流れ、初見の時のみならず何度聞いてもハッピーな気分になれます。

⑱ 君と歌いたい歌がある / Palette Project

12月30日に初のワンマンライブを開催した『Palette Project』の3rd オリジナル曲。前身のAlt!!の時もそうですけど、ワンマン前に心情ピッタリの曲を出して刺しにくるのほんとズルい、今回も作詞作曲40ｍｐさんですし。特に「会いたくて会えなかった時間を取り戻すくらい 高らかに歌おうよ」という歌詞、今を生きるアーティストとファンの心情を正に表しててグッと刺さりました。この曲をみんなで本当に声に出して歌える日が1日でも早く来ますように。
パレプロは全体曲だけでなくグループ内ユニットでも曲が投稿されています。Altimate!!の「夢堕ち」、Sputripの『Citylight Fantasy』。まだの方は是非ご覧ください。

⑲ 画面の中の君が好き / AZKi（ホロライブ）

あなたも私も含めて、正に「みんなのうた」です。多かれ少なかれ、バーチャルな人を応援してきた人なら共感できる部分はあるはず。共感できる歌詞を『AZKi』さんが感情豊かに歌うからこそ、さらに自分の言葉でもあるように感じて揺さぶられるのかもしれません。今目の前にいる画面のあなたが幸せだったら嬉しいなと思っています。そして、もう画面の中からいなくなってしまったあなたたちも、どこか別の場所で幸せだったら嬉しいなと思っています。その幸せの糧に塵一つ分でも自分がなれていたのなら僕は幸せです。

⑳ 来年になったら / レオン・ゼロミヤ

作詞・作曲『レオン・ゼロミヤ』さん、ギター演奏・MIX『ニノムシ』さんで送るこちらの応援ソング。ゆるっと素朴な味わいを醸しつつ、歌詞がとっても良い。新年明けると謎に意気込んでしまいがちですが、人間は1年ではそう変わりません。自分のペースは忘れたくないものです。それでも頑張り過ぎちゃう皆さんは絶対にいるので、この曲を聴いて少しだけ肩の力を落としてから今日も頑張ってください。

あとがきてきなもの

以上、20曲書かせて頂きました。12月は観測した投稿数もかなり多くて、20曲書いても書き足りなさが半端ないですが、書けなかった分は他の人や別の機会に任せます。

さて、2021年が終わっちゃいましたね。2022年はどんな年になるでしょうか。針鼠雲としては、早く現地で騒げる社会になってほしいなという気持ちです。

話は変わりますが、このシリーズも次回で20回目です。2021年は仕事も始まり、動画視聴に割ける時間が激減してしまったので年内で辞めようかな～とも考えていたのですが、まあやりたい気持ちはあるので、気持ちや時間が許す限りはやっぱり続けようと思います。

浅くてふわっとしてるけど、何となく楽しいから音楽を追ってる人が書くふわっとした自己満足noteです。それでもいいよと言う心優しい方々は、2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは今回はこの辺で。
それでは～ノシ🦔☁